こんにちは、セントです。
今回は、ビットコイン(仮想通貨)について投資初心者の人たちに、伝えておかなければならない事がいくつかあります。
仮想通貨信者には、怒られそうな内容ですが、投資という目線で、投資家としての意見を書いていきたいと思います。
投資を始めたきっかけはなんですか?
先ず、あなたが投資を始めたキッカケや目的についてもう一度確認しておきましょう。
それぞれ理由はあると思いますが、一般的にはこんなことがきっかけになりますよね?
- 「老後のため」
- 「銀行の金利が低すぎるので、投資をしようと思った」
- 「会社で持株会に入った為、株式投資に興味を持った」
- 「友達がやっているから」
最初は銀行に預けておくよりはいいかな。年に10%だけでも。。。と言う考えがあると思います。←ここ重要です!
理想と現実の違い
投資の世界は、ほとんどが儲かった時の話だけが耳に入って来るんですよね。
だから初心者さんは「あの人はあんなに稼いでいるからと、自分も稼ぐぞ」と無理な取引を繰り返して、退場します。
ほぼ、100%退場です。
安心してください。
感じるほど、みんな儲かってないですからwww
自分の目標をきっちり決める事が大事です。
カモにされる投資初心者
2017年の年末を思い出して欲しいのですが、仮想通貨ブームでビットコインは200万超えましたね。
みんなが1000万まで行くとか、ツイッター界隈ではたくさん見かけましたね。
しかし、普段投資をしていない人が投資をしようとしたところが、世間一般的に天井(値段が一番高いところ)です。
これは、今後も出てくると思います。
いわゆる初心者のジャンピングキャッチとか、高値掴み、と言われる状態です。
株価がかなり上がったところで、みんながまだまだ上がるぞと言っているので、自分も買ってしまってその後暴落していってしまう現象。(初心者はこの罠にはまりやすい)
自分の損切りラインを決める
株を株価が上がると思って買ったときに逆に値段が下がってしまった場合に、どのくらい下がったら「損を確定するか?」ということ。
損を確定することを「損切り」、その株価を「損切ライン」という。
初心者は損切りラインを決めてないので、損が出たまま握り続ける事になります。
みんな損切りのラインは違うとは思いますが、私は基本的に5%で損切りします。
肌感覚ですが日本を代表する資産230億円投資家の「cis」さんはもっと早い気がします。
自身がある時、自分なりの読みがある時は、枠を大きくすることもありますが、基本5%です。
それと取引の時間軸はスイングトレード(取引)です。
デイトレではなく、中長期でもなくスイングです。
デイトレードはその名の通り、1日のうちに株式取引を終了させる投資方法です。また、スイングトレードとは、株を保有したら数日または数週間程度保有する投資方法です。ほかには、半年から数年の投資期間の中期投資、数十年株を保有する長期投資などがあります。
もちろん買ったその日に損切りすることもありますが、稀です。
自分にあった時間軸を探すといいでしょうね。
仮想通貨の投資対象としては厳しい点
それでは、本題です。
仮想通貨の厳しいポイントを書いていきます。
原因はスプレッドです。
簡単に言えば取引所の手数料です。
例として、FX(為替取引)のドル円のBidとAskを見ていきましょう。
Bid 109.524 Ask 109.527 差額は0.003円です。
このスプレッドと言うのは、ドル円に関しては、0.003円と言うのが通常で、動きが激しくなると数字の開きが大きくなります。
基本最小取引単位は、0.1 Lot (1000通貨単位)からです。FXには証拠金と言う概念があるので、10万円よりも少ない金額で始められます。
因みに、この手数料は取引所ごとに自由に決められます。こわっww
仮想通貨はどうでしょうか???
取引所ごとのスプレッド2019.5.28現在。
1から3791までありますね。
ちょっとブラックすぎますよね。
初心者の人は、スプレッドが安いからって契約すると、売買の瞬間に逆に手数料が高くなってしまうこともあります。
まだ、法律が追いついていないんですよ。
FXは確立されているので手数料のごまかしが少ないですが、仮想通貨の取引所はかなりグレーなので、もし取引をするなら成行注文はやめて、指値注文にしましょう。成行(いくらでもいいから欲しい)指値(この値段で欲しい)
2017年に実際にあったスプレッドの開きは、、、
買値190万 売値110万って事がありましたwww
80万も取引所に手数料取られるんですよwww
ヤバくないですか?
それでもみんなが次々に買っていたので、値段は上がっていきましたとさww
このことから仮想通貨はかなり損が出やすいです。
投資初心者の人へ
投資初心者が投資を始めるなら1日に10%も動く仮想通貨や、新興株式市場ではなく、東証一部上場の聞いたことのある様な大きな会社の取引から始めることをおすすめします。
実際に株に関して言えば、私も東証一部日経400に採用で、貸借銘柄(空売りができる)ものだけの取引です。
それでも取引量の少ないものや、板が飛んでいる(自分の買いたい値段、売りたい値段で取引できない)銘柄はいじりません。
銀行よりも儲かるのが目的なのに、みんな短期間で稼ごうとしすぎて、詰んでますね。そんな無理ゲーより着実に増やしていったほうがいいと思います。
まとめ
今回は、仮想通貨の損が出やすい理由を書いてきました。
仮想通貨は市場に出回っているものはほんの一部だと言われています。
9割以上の仮想通貨は、ほんの一握りの人が保有しているという点も、投資ができない理由です。
仮想通貨信者の方には凄く不快な内容になったかもしれませんが、私は冒険よりも安定型で稼ぎたいし、初心者さんにも退場して欲しくないので、安全策を伝えていきたいと思いました。
勉強って大変ですが、頑張りましょうねー。
今日も、読んでいただきありがとうございます。