こんにちは、セントです。
今回は、株価は本当に予想できるのか?という難題に切り込んでいこうと思います。
もしも、株価の予想が出来るなら、一生お金に困らない事になりますね。
そして、世界中の投資家が予想をしようと、何十年も何百年も研究しているんですよね。
これを読んでいるあなたが、少しでも投資にプラスになるように考えていきたいと思います。
それでは、一緒に勉強していきましょう!
テクニカル分析とファンダメンタル分析
株式や、仮想通貨、FXなどには色々な角度から分析しようという方法があります。
大きく分けると、2つに分類できます。
それは、テクニカル分析とファンダメンタル分析と呼ばれています。
わざわざ難しい言葉で、表記されていますが簡単に解説していきましょう。
テクニカル分析
テクニカル分析というのは、過去の株価の値動きから未来の株価の動きを予想しようという分析方法です。
世界中の頭脳明晰な人が、相場の攻略法を見つけようとしても未だに見つからず、今でも研究が進められています。
しかし、株式投資初心者の方は、テクニカル分析の本や、チャート(過去の株価の動きが一目でわかるグラフ)の見方など勉強しているにも関わらず、損を出しています。
そして、本当に有効なものか?と言われれば、「有効です!」とは言い難いものです。
もちろん利益を出している人もいますが、なかなかうまくは行きません。
なぜなのか?その辺りを深掘りして解説します。
テクニカル分析の種類
詳しくは解説しませんが、移動平均、MACD、DMI、ボリンジャーバンド、モメンタム、ストキャスティクス、RSI、移動平均乖離など、無数にあります。
一般的に株の勉強をするとなると、この辺を勉強していくわけですが、もちろん私もたくさん勉強しました。
しかし、いまこのタイミングでどの指標を使えばいいか?どれが当てはまるのか?、はっきり言って誰にもわかりません。
出版社には怒られそうですが、テクニカルの分析の本がたくさん店頭に並び、「株で1億円を稼ぐ」的な本がたくさんありますね。
これは、大げさな表現で、大きな間違いを引き起こす原因です。
こんな見出しの本は、本の売り上げしか考えておらず、私はあまりオススメできないと考えてしまいます。
じゃあどうすればいいのか?について解決策を伝授しましょう。
その前に、ファンダメンタル分析について話していきますね。
ファンダメンタル分析
テクニカル分析に相対するものとして、ファンダメンタル分析というのがあります。
これは企業の現在の売り上げ、利益などを計算し、未来の売り上げ増加の予想、利益率から企業の価値を数値化して、この会社の適正な価値が今の株価と比べて、妥当かどうか分析する方法です。
少し難しい言葉になりましたが、この企業はこれだけの価値があるのに、まだまだ株価が安すぎるから、買い!みたいなことです。
業績がいい会社は確かに株価が上がりやすいですが、そんな会社はすでに株価が上がっているのが普通です。
そのときの世界の相場感が上向いているのか、下向いているのかが短期的な目線で見れば業績よりも大切な要素になります。
証券会社や投資ファンドなどの格付け(レーティング)をみて投資している人へ
アドバンテストの日足チャートですが、4月26日欧州系大手証券が、アドバンテストのレーティングを強気(BUY)に据え置き、目標株価は4500円に設定しました。
4月26日は一番株価が上がっている日です(笑)
この大手証券が悪い訳ではありません。
証券会社独自に分析をして、4500円の価値があると考えて発表した結果がこうなったと言うだけです。
適当に言っている訳ではなく、真剣に分析した結果なのです。
では、ファンダメンタル分析は有効か?「有効です」とは言い切れないですね(笑)
じゃぁどうすればいいのか?
話していきましょう!
本当に勉強してほしいこと!
まず、テクニカル分析とファンダメンタル分析を勉強することは無駄ではありません。
ただ、それを100%信用し、無理な取引をするべきではないのです。
私の持論ですが、『分析』に対するイメージは、天気予報のようなものだと考えています。
過去の天気から分析し、明日は晴れるか、雨が降るか、予想するわけですよね。
しかし、急な雨が降ることもあるし、雨予報なのに晴天になることもあります。
そうなんです!
『分析』をパーセンテージで表すと、明日上がる確率は60%、下がる確率は40%みたいなイメージです。
そこに、投資金額全額はかけられませんよね。
取引の対策法とは?
推奨するのは投資は必ず保険をかけて取引をすることです
秒速で利益を出したいのはわかりますが、100万円を倍にする為の取引は、100万円をゼロにする取引に等しいことを肝に命じてください。
さらに、心理学的に言って利益は伸ばしにくく、損切りは我慢する傾向にありますので、損をする方にウエイトが大きいという研究結果も出ています。
勉強すべきは、守備力強化です。
別の言葉で言い換えれば、リスク管理です。
詳しい話は別の機会にまた教えます。
大まかなイメージとして、1日の利益目標は資金の1%だと考えましょう。そこに保険をかけますから0.5%程度が妥当でしょう。
資金が100万円の人は1日5000円程度を積み重ねるんです。
信用取引で、買いと売りを組み合わせて、200万円分取引しても問題ありません。
合計で1万円、2万円の利益が出たらクローズしてOKです。
どちらも抱き合わせで、クローズです。
そしてノーポジ(株を持っていない状態)になったら、達成感と清々しい気持ちで一杯になります。
自分の目標金額を決めて、そこまでいったらそれで良いんです。
よく利益を伸ばせなんて言われますが、それは売買に慣れて、利益が出るようになってからです!
株を手放した後の値動きなんて、考える必要はありません。
初心者あるあるで、この株良いなと思ったら直ぐに株を買ってしまうのですが、同時に弱くなりそうな銘柄を見つけるまでは取引しません。
良さそうな銘柄の買いとダメそうな銘柄の空売りをセットで、同じくらいの量を取引しましょう。
私が思うこの取引が上手なのは、ringさんですね。
彼の場合、自分の相場観を入れて、売りの量と、買いの量のバランスが絶妙だなと思ってます。
まとめ
分析で当たることもあれば、外れることもある。
大企業がすごいお金をかけて分析しても間違うんだから、ずっと当てることなんて無理なんです。
そろそろ、幻のカリスマ投資家で勝率90%なんて人を崇拝するのをやめて、自分で利益を出せるようになりましょう。
買い専、現物のみで利益を出せたら苦労しません。
正攻法でいきましょう!
今回は、同じくらいの量と言う簡単な言葉で終わりますが、実際には銘柄によって値動きの幅が違うのでATR(アベレージ トゥルー レンジ)と言う考え方がある事だけはお伝えしておきます。
ATRが気になる方はこちらの記事をみてくださいね。
みなさんが、着実に利益を重ねられるように私も気合いを入れて更新していきます。
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございます。