こんにちは、セントです。
今回は「SQ」(エスキュー)について解説していこうと思います。
「SQ」って言葉は聞いたことはありますか?
「SQ」は株価に影響を及ぼす存在です。
「SQ」を知らないと、投資に不利に働くことがあっても、有利に働くことはないと断言します。
さらに、「もうすぐSQだから」って言っている人でも実は分かってない人も何人か見かけたので(笑)
これを見て、「SQ」のことを知っておきましょう。
そして、先物取引とオプション取引の知識もないと説明できないので、そこも解説しますね!
SQとは?
そもそも、「SQ」って何者?って人に解説していきます。
言葉の意味は、「Special Quotation」日本語にすると、「特別清算指数」と言います。
また、SQの日を「SQ日」、決済の価格を「SQ値」と言います。
先物*やオプション*(*意味は後から解説)は、いつ決済するか「決済期日」が決まっています。SQ値で強制的に決済されます。(SQ日より前に、清算もOK)
ちょっと意味がわかりにくいので、こんな話をしましょう。
オリーブ搾り機が起源?
SQはいつなの?
難しい言葉になりますが、こんな説明です。
各限月(げんげつ)の取引最終日は取引限月の第2木曜日になるので、SQ日は、先物とオプションの取引限月の取引最終日の翌日、つまり、毎月第2金曜日となります。
ンンンーーーー
わかりずらっ!!!(笑)
どんな本にも、こうやって書いてあるからわかりにくいですよね。
初心者に説明するなら、こんな感じでしょうか。
毎月、第二金曜日にSQ値が決まるから、その週くらいから一気に取引量が増えたり、流れが変わったりするから気をつけましょうね。と言うこと。
MSQ(メジャーSQ)とマイナーSQ
先物のSQ日
先物取引のSQ日は、3月、6月、9月、12月の第2金曜日となります。
先物取引のSQ日は「3の倍数の月」であると覚えておきましょう。
(先物miniは毎月清算になります。)
オプションのSQ日
オプション取引のSQ日は、毎月の第2金曜日となります。
オプション取引は先物取引と違って、SQ日が毎月あると覚えておきましょう。
メジャーSQとマイナーSQ
先物とオプションのSQ日が重なる日を、「メジャーSQ」といって、よりインパクトのある日になります。
「3の倍数の月がMSQ」だと覚えましょう。
対して、重ならない月のSQを「マイナーSQ」なんて呼んだりします。
SQ週に気をつけること
SQだけが売買される要因になるという訳ではありませんが、取引量がかなり大きくなることが多いんですね。
そして、SQ値が決まる第二金曜日の寄り付き前は、普段ではありえない気配になることが多いです。
大型株が、ストップ安の気配になっていたりするので、びっくりする必要はありません。
特に12月のSQは一年でも取引量が多くなるといわれていますので、十分に気を付けましょうね。
しかし、取引時間が始まれば、いつも通りの取引になります。
まとめ
今回はSQについて簡単に説明してきましたが、空気感や流れが変わりやすいタイミングなので、覚えておいて損はないと思います。
- 先物とオプションの清算日で取引量が多くなる。
- 大きく流れが変わりやすい。
- 寄り付いて取引が始まれば、普段通りの値動きになる。
皆さんの投資ライフが少しでも豊かになりますように!