こんにちは、Centです。
今日は、『個人の発言が世界の相場に影響を与えるような人たち』を紹介していこうと思います。
日本の機関投資家からも発言が注目されている著名な外国人投資家が何人かいます。
著名な外国人投資家の予想がいつも当たるわけではではありませんが、一貫した意見や独自の切り口が相場を考える上で役立ちます。
欧米の投資家たちの発言は、英語のみで共有されていたりなかなか情報が入ってきにくいものです。
そんな情報の仕入れ方なども紹介します!
それでは、今日もお付き合いください。
相場に影響力が大きい人たち
第45代アメリカ合衆国大統領
ドナルド・ジョン・トランプ
シャドー・バンキング隆盛期にアメリカ合衆国で知られた実業家。シティグループから融資を受け、みずから設立したカジノ・ホテル運営会社トランプ・エンターテイメント・リゾーツを経営。
2017年1月20日、第45代アメリカ合衆国大統領に就任。不動産会社トランプ・オーガナイゼーションの会長兼社長も務めている。
世界の投資家はトランプ氏のTwitterを必ずチェックしていると言われるほど、トランプ砲には悩まされています。
良い雰囲気の1週間を過ごした週末に、突然「中国に追加関税を課す」なんてTweetされると、月曜は忙しい朝になりますね。
その発言によって株価が暴落なんて2017年以降何回もあり過ぎてもう慣れましたし、トランプ砲も含めて相場なので楽しみましょう!
トランプ氏のTweetは英語です。
Twitterには翻訳機能があるので、それで日本語に翻訳しても良いですが、日本語に訳してくれているTwitterアカウントがあるので勝手に紹介しますね。
世界最大ヘッジファンド創設者
レイ・ダリオ
運用額は1600億ドル(約17兆円)と世界最大のマクロヘッジファンド、『ブリッジ・ウォーター・アソシエイツ社』の創業者。
レイ・ダリオ氏は、米国で株価が急落して不況に突入した1937年のような危機に陥るリスクがあると指摘しています。
1937年のように、米国が経済・社会的に大きく分断されており、民主主義が脅(おど)されて、戦争も起こり得ると、トランプ大統領の政策に警鐘を鳴らしています。
新債権王
ジェフリー・ガンドラック
資産運用会社トラスト・カンパニー・オブ・ザ・ウエスト、略してTCWで24年間エースとして雇用をされてきました。そしてTCWを覇権争いによって解雇されたのをきっかけに自身の会社、ダブルラインを立ち上げました。ダブルラインは、運用資産810億ドル(約9兆円)の債権ファンドです。
2018年に10年債利回りは3%を超えることを言い当てており、更に一時的に30年債利回りが3.22%になったことをあげ、もしも3.22%を上抜ければ、30年債利回りは4%を目指すと予想している。
また、ガンドラック氏は「金価格の下落基調は終わった」と予想(2017年)
いまでは、金の価格が最高値あたりまで上昇してきていて、こちらも予想が的中している結果となっています。
元祖債権王
ビル・グロース
世界最大の債権ファンドであるピムコの創業者。
経営権争いからピムコを辞めて、ジャナス・ヘンダーソンに移り、「ビル・グロースの投資見通し:いかに儲けるか」という月次見通しを会社のWEBで掲載していたが、2019年3月1日付で資産運用会社ジャナス・ヘンダーソンを退職し、資産運用業務から退いた。
今後は個人資産や慈善財団などの運用に当たるという話ですが、今後の発言には注目していきたいところです。
ちなみに、過去20年で8億ドルを慈善事業に寄付してきました。
本当にすごい金額ですね!
超便利な情報源とは?
「Zero Hedge」というWEBサイトでは、市場に影響を与える様々なニュースに加えて、ヘッジファンド・マネジャーの見方などを知ることができます。
また、英語が苦手な方は、「フィナンシャル・ポインター」が国内外の著名投資家や、学者の見方をまとめています。
まとめ
今回は、相場に影響力のある人を何人かピックアップしましたが、まだまだ多くの投資家がいますので、今回の紹介はごく一部になります。
もちろん、バフェット氏などの有名投資家もいますが、相場に影響力があるという点で、個人的に4人選ばさせていただきました。
また、アメリカ市場をTwitterで簡単に確認できる方法として【T.Kamada】さんを紹介します。
すごくおすすめで、良くまとめてくれています。
いつも感謝しています。
今日も読んでいただいて、ありがとうございました。