こんにちは、セントです。
今回は、日本に忍び寄る、危機!老後の資金をどうつくるか?というテーマで話していきたいと思います。
これを考える鍵は、日本の公的年金のポートフォリオを参考にしていくのが鍵になるのでは?という目線で考えていきます。
金融商品の詳細な組み合わせをポートフォリオと言います。
資金の何パーセントを何に投資しているか?などをまとめたものです。
株を買っている人も、リスク回避を目的として金や原油などに投資をしたりします。
リスクを回避しながら、できるだけ良い成績を残そうというのがポートフォリオです。
老後のために投資をしたいけど「何から始めていいかわからない」という人も多いと思います。
さらには株や、FXで破産している人がいるって聞くしどうすれば良いの?という人はかなり多いですね。
投資するお金がないよという人には、この世で最高のコスパを実現できることを話しますね。
それは、本を読むこと(勉強しない人が多すぎるから、大人になってから勉強する人は、かなり勝ち組に近づきます)
投資だけではなくて、興味のある本をどんどん読んでみましょう。
人生がどんどんプラスの方向へ進んでいきますよ。
では本題に戻って、老後資金をどう作っていくか?について話していきたいと思います。
まずは現状の日本について話していきたいと思います。
それでは今日も、お付き合いください。
アベノミクスは成功か?
まずは、安倍首相長い間お疲れ様でした。
2012年12月から始まった、アベノミクスでしたが、日銀や公的年金の大量の資金で株を買い漁ったために、株高と円安になりました。
株がどんどん上がって、株で稼ぐ人もたくさんいました。
投資に興味があった人には大きな利益がもたらされたので成功と考える人も多くいます。
しかし、投資に興味がない人には全く恩恵はなかったかもしれません。
しかし、この波に乗れなかった人も問題ありません。
むしろここからが、チャンスです。
このブログを読んでいるということは、少なくとも投資に興味があって、自分の資産をどうにかしたいと思っている人が多いと思います。
学ぼうという気持ちがあれば人生は変えていけます。
日本の危機
今の日本は危機的状況なんて言われることが多くなりました。
なぜかというと、「株高」と「円安」になったのにも関わらず、国民の実質の所得は、年々マイナスになっていることがあげられますね。
このように所得が年々下がっている国は、世界の先進国をみてもなかなか見つかりません。
別の言葉でいえば、日本の会社の価値がどんどん上がっているのに、国民はどんどん貧困になっているということですね。
さらに消費税が10%になり、ますます国民の生活は圧迫されている状態になっています。
だから直ぐにでもお金の勉強する必要があって、今まで投資をしてきた人も、してこなかった人も正しく知識を身につけるべきなんです。
次は収めた年金はどこにいくのか?について話していきます。
納めた年金の行き先
日本国民が納めている公的年金は、ただ預かったお金を高齢者に渡しているわけではありません。
その公的年金の資金を利用して投資で運用しているのです。
日本政府が公的年金の投資に失敗をしたら、みんなが貰える年金はゼロになる可能性もありますね。
だから、みんなの年金は安全第一で運用されています。
株式投資は、勉強して投資をすれば大きなお金が儲かることもありますが、リスク面ではリスクが高いと言われています。
このことから、株式投資だけで投資をしているのは実はリスクが高い資産運用になってしまうんです。
利益率をとるか?、安全をとるか?
ちょっとイメージしてほしいのは、銀行の定期預金はお金が増えることはあっても、お金が目減りすることは無いですよね。
しかし、株式投資というのは儲かることもあれば損することもあるということです。
みんなが納めた年金を、損することがあるリスクの高い株式市場に投資をするというのは「安全第一とは言えない」ということです。
実際に、アベノミクスが始まる前の年金のポートフォリオは、日本株式だけみると10パーセント前後でした。
しかし現在は約25パーセントが日本株です。
これは日本株が成長する流れがあるので、そこに多くの資金を投入している証拠なんです。
債券での運用
アベノミクス前は、ほとんどが債券で運用されていました。
先進国の債券は、簡単にいうと定期預金のようにかなり安全な投資先です。
その債券発行国が、潰れない限り決まった利息を払い戻してくれるのです。
いわゆる国の借金を買い取っているということですね。
安全であるかわりに、得られるお金も少ないです。
しかし、年金として預かったお金を投資に失敗して減らすわけにもいきません。
ところで、年金のポートフォリオで日本株の割合が25パーセントになったということは、日本政府が今後買っていきますよ、値段が上がりますよと言っているのとまったく同じことです。
「バイ・マイ・アベノミクス(アベノミクスは『買い』だ)」──2013年9月、安倍首相はニューヨーク証券取引所(NYSE)でこう述べています。
この流れに乗れた人は、資産を大きく増やした人が多いですね。
海外投資家からの目線
現在の日本政府がおこなっている公的年金の投資ポートフォリオを見て海外の投資家はこのようによんでいます。
超リスクテイク型ポートフォリオ
簡単に言うと、「絶対に減らしてはいけないお金を25パーセントも株式に投資するなんて超リスキーだよね」ということです。
もしここから日本株式が雪崩式に下落してしまった場合、日本政府はすごく焦るでしょうね。
ここでの問題は、日本政府(日銀や公的年金)が日本株を買いすぎて、利益確定(出口戦略)をできない状況になりつつあります。
利益確定をすると、日本株が大幅に下落してしまうからです。
もしそうなったら、円高で、日本で作られる製品は海外から見ると割高になる。
モノが売れなくなって、日本企業は赤字になり、銀行もお金を貸渋るしぶるようになる。
そして、日本政府は打つ手がなくなっていくでしょう。
海外投資家は、日本の未来の先行きには大きく投資はしにくい状況だと言われています。
日本の政策の出口が不明
金利政策の問題
すでに金利もゼロ金利(一部ではマイナス金利)になっていて、経済が不安定になっても利下げ(世の中にお金が回りやすくする)もできない状況まで来ています。
だから、自分自身で投資をして自分で稼ぐ力をつけて行かなくてはならないのです。
80歳になっても労働をしたいというなら話は別ですが、老後はやはり悠々自適に暮らしたいものですよね。
年金問題
私の計算では、現在高齢者の方々がもらっている年金支給額はあと30年で半分以下になる可能性があると思っています。
むしろ、あてにしないほうがいいかもしれません。
アベノミクスによって、約3倍になった日経平均ですが、いつかは日本国が持っている株式を売却して利益確定しなくてはいけない時がくるかもしれないですね。
公的年金の約5割の資金が、日本株と海外株式市場に投入されている状態なので、コロナウイルスの影響で暴落したときにもかなり焦っていたとの報道もあります。
年金がもらえるかどうかわかりませんが、自分で資産を増やすことは絶対に重要です。
超超超高齢社会
さらにそこに追い討ちをかけるように、少子高齢化が拍車をかけることになります。
日本の現状を説明する前に、高齢化社会について説明をします。
人口における65歳以上の割合が7パーセント超えると「高齢化社会」、14パーセントを超えると「高齢社会」、21パーセントを超えると「超高齢社会」とよばれます。
日本は今現状どうなっているか?
答えは21パーセントをすでに越えています。
しかも2007年に越えています。
超高齢社会になり、すでにかなり経っているんですね。
これはかなり危機的状況です。
予測では、2025年には30パーセント、2060年には40パーセントを超えると言われています。
7パーセント区切りで高齢化社会の言い方が変わっていくなら、40パーセント越えは多分、超スーパーミラクル高齢社会?
だから、30年後には年金が半分以下になる可能性があるのです。
これは日本の歴史上最大のピンチという専門家もいます。
まとめ
今回は、日本の危機!公的年金と高齢社会の日本の問題点について話をしてきました。
内容が日本政府の批判のような内容になってしまいましたが、私は日本政府を批判する気は一切ありません。
ただ1つ、日本国民のいまおかれている現状から、近い未来考えられる問題点をあげてみました。
年金が足りなくなることはすでにわかっているので、今の若い世代の人たちは資産運用について学ぶことは必須です。
投資を始めたいと思っている人は、私のブログの他の記事も読んでいただけたら嬉しいです。
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。