OPTION取引で稼ぐ

「コールの売り戦略」を実際にトレードしていくよ!

こんにちは、セントです。

今日は、コールの売り戦略の、具体的なトレードの方法について、解説していきたいとおもいます。

具体的には、限月の決定と、権利行使価格の決定という単純そうな作業になりますが、注意すべき点や、しっかり押さえておきたいところは押さえておきましょう!

それでは今日も、お付き合いください。

実践トレード手法

限月の決定

まずは、限月までの残存日数が、20日くらいから、50日くらいのもを選んでいくようにします。

これは、カレンダーの日付ではなくて、営業日数で換算していきます。

具体的な例をあげると、

  • 1月のSQまで8日
  • 2月のSQまで28日
  • 3月のSQまで48日
  • 4月のSQまで68日

とあったら、2月と3月の限月のものが20日から50日の範囲に入るので、これらを選ぶようにしていきます。

より安全にトレードするために、最初にオススメしていくのは、残存日数がより多く残っているものにした方がいいです。

理由は、タイムディケイが、緩やかなのと、急な動きにも日数が残っていた方がより安全になるためです。

だから、最初のうちは3月限を選んでいきます。

権利行使価格を決めていく

実際に取引をする上で、いくらのプレミアムのものをトレードしていくか決めていく必要があります。

結論を言うと、15円前後から20円前後程度のコールを売っていくことになります。

オプショントレードを始めたばかりなら、より安全に15円程度のものを売って行った方がいいと思います。

本当に売っていいのか精査する

ここまでで、取引する銘柄が決まったわけですが、まだ安心してはいけません。

取引すると決めたコールの権利行使価格が、日経平均株価とどのくらい乖離しているかを確認しないと、絶対に取引してはいけません。

理想を言えば、権利行使価格が日経平均よりも2000円以上離れているのが良いです。

もしも、15円程度で乖離が1800円だったら、もう一段階ファー(現在の日経平均株価よりも、より離れている)のコールを選ぶくらいの慎重さがあって良いと思います。

コールを売るための必要証拠金

前の三段階が終わったら、一枚売り建てる必要証拠金の確認をしていきます。

投資資金の管理は、どんな投資をしていくよりも大事なことです。

資金に余裕がないのに、オプション取引で売り建てをしていくのは絶対にやめてください。

「コールの売り戦略」派手なトレードとは違い、コツコツ利益を重ねていくものなので、必要証拠金が足りない場合は、「他の戦略に乗り換え」または、必要証拠金ができてから参戦しましょう。

確認方法はSPANシュミレータというものがあり、現在必要な証拠金の金額がわかります。

大まかですが、一枚、25万円程度です。

そして、個人的にですが、この証拠金の3倍以上のお金がないときは取引はしないようにしてください。

実際に30万円あれば、取引はできますが裸で戦場に立つようなことになるので、損をしそうな時の対処ができなくなってしまします。

実際にトレードをしてみよう

上の4段階をパスできたなら、いよいよ実際に取引をしていきます。

楽天証券のスマホのアプリ画面を使って、説明してみます。

まずは、画面を開くと、画面下にOP(オプション)という項目があるので押すと、次の画面に移ります。

次に画面の上で、2109年9月限を選びます。(ここではあくまでも、例として説明していきますので、残存日数は見ていません)

緑枠から、「現在値」がルールの中にあるもの(15円前後から、20円前後のもの)をチョイスします。(ここでは18円程度が妥当でしょうか)

その場所は、権利行使価格が22000円の場所にあるので、コール(左側)の22000を押します。

株式取引をしたことがある人は、板(値段が並んでいる表のようなもの、プライスボード)の見方はわかると思いますが、オプション取引の場合は、左側がコール、右がプットになります。

さらに自分の取引したい権利行使価格を選ぶと、その権利行使価格の買いと売りのプライスボードに移ります。

そして、18円で売りたい自分と、17円で買いたい人が並んでいます。

黄色い線で拮抗している状態ですね。

あとは18円で指値を入れて、買ってくれる人を待つだけです。

あとは、20円で買ってくれる人を待つだけです。

簡単にいうと、このポジションは、9月のSQまでに日経平均先物が、22000円以上にならなければ、利益になります。

あと1ヶ月くらいで、22000円は超えてこないだろうという算段です。

また、このブログを書いている日は日経平均が結構下げたので、リバウンドも入るかもしれないので、インは見送ってもOKです。

まとめ

今回は、コールの売り戦略の実際のエントリーまでを解説してきました。

次回は、いよいよ利益確定の仕方を話していきます。

トレードで一番嬉しい瞬間です。

オプション取引には、たくさんの勝率が高いトレードが存在します。

別な言葉で言えば、リスクの少ないトレードができます。

まだまだ、違う戦略も書いていきますから、このトレードを基本形として、話を広げていきたいと思います。

今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。