こんにちは、セントです。
今回は、トレードで一番興奮する利益確定について話をしていきます。
オプション取引でも、株式取引でも利益確定のルール(クロージングルール)は絶対に必須で、「コールオプションの売り戦略」のクロージングルールについて話していこうと思います。
それでは、お付き合いください。
利確は常に正しい
株式取引なら、何パーセント値上がりしたら売るとか、含み益がいくらになったら売るとか人それぞれにルールが違うと思います。
しかし利益確定ルールがない人は、ルールを作ることをオススメします。
ルールがない人は、あんなに含み益があったのに、マイナスになったとか、損小利大という言葉を信じて、持ちすぎたり、損切りしなかったりしますよね。
私が好きな言葉は、『利確は常に正しい』です。
もっと利益を取れてたのに、という悩みは、「まぁマイナスじゃないしOK」って片付けられますよね^^
しかし、プラスがマイナスになって、大きな含み損を抱えてしてしまった経験のある人もいると思いますが、これはやり切れません。
まぁ、諦めて損切りするしかないんですが。。
だから、ルールで縛るしかないんですよね。
利益確定、クロージングルール
前回のブログでエントリールールについて話をしてきました。
次は、クロージングルールについて説明をしていきます。
ルール通りにエントリーをした、コールの売り建てのプレミアムは、順調に下がりをしてきて、10円程度の利幅が取れたら利益確定をしていきます。
売り建て対して、返済買い注文ともいいます。
15円や20円程度で新規売りをしたコールのプレミアムが、5円から10円値下がりをしたら利益確定を考えていきます。
おおよその目安としては、15円のものは5円の利幅、20円程度のものは10円の利幅と考えておくといいでしょう。
コールの売り戦略は、基本的には勝率が高いのであまり無理なトレードはしなくなっていきます。
また5円や10円というのは、あくまでも目安であり7円でもいいし、10円以上の値幅をとっても構いません。
そして、この取引は基本的には1ヶ月の間に何回か繰り返すことができます。
例えば100万円の資金で、取引を始めた場合資金管理のルール通りに行けば、1枚の取引になります。
そうすると、5千円から1万円程度の利益が月に何回か積み重なっていくのです。
サラリーマンや、主婦の時間がなかなかとれにくい人も、売り建てた値段よりも、5円から10円下のところに差し入れがい注文を入れておきましょう。
そうすれば、見ていなくても勝手に利益確定をしてくれます。
なぜ早めに利益確定をするのか
株やFXなどと違い、利益確定を早めているわけではありません。
ルールに従って利益確定をしていくのですが、その5円から10円の利益で利益確定をしていく理由というのがあります。
結論を言うと、最終的にはプレミアムというのは時間的価値ですから、0円に収束していくのですが、実は20円から10円になるよりも、10円から0円になる方が、圧倒的に時間が長いのです。
どういうことかというと、SQ日に向かって0円に近づいていくのですが、0円になるのはSQの日です。
例えば10円下がった時点で、SQ日まで、30日も残ってしまうようなケースが出てくるわけです。
30日間で円の利益を狙っていくのであれば、新たなポジションを組んだほうが資金の効率がいいのです。
この30日残っている状態であれば、いちど利益を確定して、もう1回転から、2回転していくことができるということです。
何回転できるのか
この手法をやっていると、利益確定をたくさんできるような限月も出てきます。
同じ限月で、約20回利益確定をでてきてしまいます^^
まじか?って思った人もいるかもしれませんが、マジです。
1枚の取引でも、月に20万円程度。
2枚なら40万円程度利益を積み上げることができます。
多い月は、ですからねw
ずっと持つデメリット
先ほどもオハナシしたように、コールオプションの売建を、SQまでもつと15円から20円の利幅になってきますが、1枚あたりに換算すると1000倍の取引になりますので、1万5,000円から2万円程度です。
しかし何回も回転すると、先程も言った通り20万円とれてしまう月も出てくることもあるのです。
ですから、ルール通りにコールの売り建てをしたら、指値注文で利益確定ラインに並べておくのです。
ほとんどの証券会社は期限までという設定ができるので、いちど指値注文入れたら、見る必要はありません。
それが利益に変わっていくのです。
まとめ
今回は、利益確定について話をしてきました。
しかし、ここで安心してはいけません。
いいことがあれば、悪いことがあるといわれますが、利益確定があるなら損切り(損益確定)のことも勉強していかなければいけません。
そこで次回は、ロスカットルールまたは、ヘッジルールについて話していこうと思います。
株でもFXでも、オプション取引でも、全ての投資案件に対しては1番重要なのは資金管理、すなわちリスク管理になってきます。
リスク管理をするにあたって、自分の防衛策をもっていないと、真冬に裸で外に出るようなものです。
ですから次回は守備力を上げる話です。
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。