こんにちは、セントです。
今回は、「過去」を振り返って、これからの人生に活かしていこうというテーマで話をしていこうと思います。
人それぞれに、楽しかった思い出も、辛かった思い出もあると思います。
そんな話を深掘りしていきたいと思います。
「今」を作っているのは、「過去」の自分
当たり前のことですが、今の年齢分、わたしたちは生きているんですよね。
30歳なら、30年分。
だいたい、1万日くらいを生きてきたことになります。
これは、1万日の「過去」があって、「今」の自分がありますよね。そこで、もしも「今」の自分に不満があるとしたら、その原因が「過去」にあるということになりますよね。
「過去」は過ぎたことだから忘れて、未来を見ていこうって、言われることが多いですが、「過去」を思い出すという作業もやってみましょう。今している仕事だって、今誰かと一緒に暮らしているのも、「過去」に何かの出来事がきっかけになっているものですよね。
しかし、何日も何日も過ごしてきた中で、忘れてしまった大切なことがたくさんあるはずです。そして、「過去」をゆっくりと考えることで、忘れている大切なことをもう一度確認して欲しいと思うのです。
「過去」は変えれるのか?
この人は、なにを言ってるの?もうすでに、過ぎてしまった過去を変えることなんて、できるわけないじゃないか!そして、「過去」をゆっくり考えたって意味がないし、時間の無駄だ。
なんて言われてしまいそうですが、果たしてそうでしょうか?
過去を変える方法
もちろん、起きてしまった出来事を変えることはできません。しかし、その出来事に対する考え方を変えることで、自分にとっての意味を変えることができます。
例えば、学生時代に運動部だった人が、毎日のツラい練習に耐えて、過ごしていた経験があったとします。その後、大人になってから社会に出ていろいろなツラい経験をしたとしましょう。
「学生時代に、あんなにツラい練習だって頑張ってこれだんだから、こんな問題、乗り越えられないわけがない」
学生時代に、ツラい思いをした「過去」の部活の経験は、時を越えて自分自身を支える「自信」になっている例です。
どう捉えるかで、過去が変わる
学生のころのツラい経験を、大人になってから思い出したときに、あのときはツラかったなぁ。というふうに考えて終わるのか、あれだけツラいことを乗り越えたんだから、何が起きても大丈夫だ。と考えるのか。
この2つの考え方の差は、かなり大きいものがあります。
同じ経験でも、「過去」の考え方や、ものの見方も変えることで、「過去」に起きた経験の意味を変えることができるんです。
両親が厳しかった、といって両親を嫌うのではなくて、厳しかったからこそ、ちゃんと成長できたと感謝できるわけですよね。
だから、「過去を変える」というできそうにもないことが、実際にできてしまうんです^^
「過去」を振り返って、「過去」を変えてみると、人生が明るくなりますよ。
『スティーブ・ジョブス』伝説のスピーチ
iPhoneを生み出した『スティーブ・ジョブス』氏の伝説のスピーチを見たことはありますか?スタンフォード大学での卒業式のスピーチが有名になりました。
大学を、半年で辞めてしまったのにも関わらず、スティーブ・ジョブズは、大学時代に興味を持っていた「カリグラフィー」という、文字を美しく見せる書体などに興味を持ち、授業に潜り込んでいました。
それから10年後、世の中に「フォント」という概念が生まれたのです。パソコンの画面の文字が、人間の視覚にどれほど大切かということを考えて、画期的なパソコンを生み出していくのです。
「カリグラフィー」と、「パソコンの開発」という「過去」と「現在」が、つながったのです。スティーブ・ジョブズは、このことを「コネクティングドット(点と点をつなぐ)」と表現しています。
過去に学んだことや、起きた出来事が、後の人生でどのように生きてくるのかわかりません。
あなたも「過去」の出来事を振り返り、点と点を繋いで、豊かな人生を進んでいきましょう。
まとめ
今回は、過去を制するものは、人生を制す。という話をしてきました。
過去のツラかった思い出も、苦しかった思い出も、たくさん経験してきたことを思い出して、捉え方を変えて、楽しいアイデアを考えてみてください。
そうすれば、もう過ぎ去った過去もプラスに変わって、人生を明るく、楽しい人生に変換できるでしょう。
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。