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【香港デモ激化】マスク禁止!中国政府が推し進める監視社会とは?

こんにちは、セントです。

今回は、中国政府が目指す監視社会についてまとめていきたいと思います。

香港で2019年10月5日から、「マスクをしてはいけない」という日本人からすればナゾの法律ができました。

もし日本で同じ法律ができたら、ほとんどの人が捕まってしましますよね?

なぜこのような、法律ができたのか?中国政府が何を目標としているのか?考えていきたいと思います。

まずは、新しくできた法律の内容から話していきます。

マスク禁止規則

外務省海外安全ホームページからの引用です。

10月4日,キャリー・ラム行政長官は,緊急状況規制条例に基づき,違法な集会,許可されていない集会,公衆集会又はデモ行進の活動において,身分識別を相当程度妨げるマスクを使用することを禁止する「マスク禁止規則」を制定し,10月5日0時(現地時間)から同規則を施行することを発表しました。同規則に違反した場合,1年以下の禁錮及び2万5千香港ドル以下の罰金を科される可能性があります。 

とりあえず、緊急状況規制条例ということで、制定された条例のようですが、基本的に人口密度が高い香港において、違法な集会,許可されていない集会,公衆集会又はデモ行進の活動は、判断しづらいものがあります。

そして、人混みでマスクをつけることが多い日本人にとって、気をつけなければいけないところだと思います。

外人だから捕まらないというのは、甘い考えで海外メディアの人をはじめ、デモを撮影していた人まで、捕まったりもしています。

もしも、香港に来る機会がある人は、マスクをしないことをお勧めします。

そして、身分識別を相当程度妨げるマスクを使用することを禁止というのが理由でしたが、なぜ禁止になったのか少し深掘りします。

スマート街灯導入

香港政府から発表されたスマート街灯についての説明を簡単にしたいと思います。

2019年6月から導入されているスマート街灯は、WiFiネットワークを提供するほか、監視カメラや大気汚染をチェックするセンサーを搭載している。香港政府は、こうした街灯には顔認識技術は備わっていないとしている。

香港政府の発表では、スマート街灯の機能は、Wi-Fiの提供、監視カメラ、大気汚染チェックセンサーということで、顔認識技術は備わっていない今日の発表でしたが、実際のところそうでもないようです。

実際に、2019年6月以降、香港のデモ参加者は週末の抗議活動の際に、街中に設置された「スマート街灯」を攻撃しています。

これらの街灯が、デモ参加者をスパイするために使われていると懸念しているからです。

ゴミの不法投棄や、車のナンバープレートを含む交通データを監視するセンサーや監視カメラも搭載しているとされています。

50本が設置済みのスマート街灯は当初、最終的に400本まで増やす計画でしたが、街灯の部品を提供する「TickTack Technology Limited」は、従業員が脅迫を受けたとして、香港政府への協力を止めると発表しています。

結果として今回の、マスク禁止条例ができたということは、顔認証システムが備わっている可能性を、ますます感じさせるものになってしまいました。

中国本土の顔認識技術

ネットなどで、見たことがあるかもしれませんが中国本土の顔認識技術の発展は凄まじいものがあります。

どのぐらい凄いかといえば、街を歩いている人から、車を運転しているドライバーの顔まで、全てを認識し、性別、名前、住所、身分証の番号、銀行口座の残高、犯罪履歴まですべてをリアルタイムで監視しています。

街を歩いている人が、何人いても全ての人判別できます。

そして人工知能が、犯罪を犯す前兆の人間の行動パターンから、事前に犯罪がわかるとも言われています。

そして、スマートフォンの技術の進歩により、指紋認証、顔認証、音声認識によって、より精度が上がっているそうです。

実際にあった例をあげてみましょう。

ジャッキー・チュン(張学友)のコンサート

2018年9月、香港の歌手で俳優のジャッキー・チュン(張学友)のコンサートで、3人の逃亡犯が逮捕された。3人は器物損壊や違法薬物売買の疑いがもたれていた。

ジャッキー・チュン(張学友)
香港四天王の1人で、その高い歌唱力から「歌神」の愛称でも知られる

逮捕の経緯については、コンサート会場に設置された監視カメラの顔認証システムから判明したものとみられている。

ジャッキー・チュンのコンサートでは、これまでにも逃亡犯がたびたび逮捕されていて、2018年4月7日の江西省南昌市コンサートを始め、5月以降も嘉興市や金華市、洛陽市などで次々と逃亡犯が逮捕されました。

どのくらい、進んでいるかわかりますよねぇ。。。

上海で犯罪を犯した容疑で日本人逮捕


売春の疑いで日本人が逮捕されました。

犯罪の容疑としては、双方の合意で関係を持ったにも関わらず、お金を払わずに逃げたそうです。

基本的には、このような犯罪は表に出てきません。(売春行為自体が禁止行為のため)しかし、この時は違いました。

さらに、監視社会の凄さを感じ取る事件でした。

なんと、逃げた日本人は、香港のお隣「深セン」で逮捕されたのです。しかも、次の日に。。。

何も身分の分かるものはなかった

この日本人は、もともと売春をして、逃げるつもりでいたため身分が分かるようなものは、一切持っておらず、携帯すら持っていませんでした。

そして、逃げた後、すぐに飛行機で深センに戻り、仕事にかかりましたが、翌日、警察が彼のオフィスにきて御用となりました。

ん?んんん? ざわざわ、、という感じですねw

この時、顔認証システムの恐ろしさを実感しました。

もし、犯罪を犯してもいない人が逮捕される社会に生きていたら、国家が気に食わない人間を、1日も経たずに逮捕できるということですね。

一切犯罪がない社会(全て言うことを聞く国民)が、理想ということでしょうか?

芝麻信用(セサミ・クレジット)

中国の大企業、アリババの傘下の芝麻信用について聞いたことがありますか?

人間を、信用できる人間かどうかを、すべて点数化して管理をする会社です。

詳しい話は省きますが、もちろん顔認証システムを含めた、個人情報の管理をしています。

さらに、個人情報を提供すればするほど、点数が高くなるシステムになっていて、点数が高いといろいろな特典があります。

そして、点数が低い人が、飛行機や、電車などの交通公共機関などの利用が、制限されていくそうです。

簡単に言えば、個人情報を提供していかないと、中国では生活ができなくなっていくということです。

まとめ

今回は、香港でマスクの着用が禁止された条例の背景について、話をしてきました。

香港人は、このような中国での管理システムによって、プライベートを侵害され、犯罪者引き渡し条例によって、犯罪を犯していない人を不当に逮捕することを恐れています。

政府批判などの、「言論の自由」は香港にはあるのか?

政府批判の本を置いていた、本屋の店主が強制的に中国警察に拉致されるような事件は、2度繰り返されるのか?

香港に自由はあるのか?

今後も、注目していきたいところです。

今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。




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