こんにちは、セントです。
今回は、ニュースや新聞などでオススメしている株は、買ったら儲かるのか?ということについて話をしていきます。
結論から言うと、オススメ株を買っていたら株式投資ではずっと勝てるようになりません。
そして、みんなの養分になり続けます。
なんでこれから上がるぞって株を買うと損をしてしまうのか?
ニュースや、新聞は嘘をついているのか?
そこで今回は、「それは、何故なのか?」を解説していきたいと思います。
プロのファンドマネージャーの動き
ファンドというのは、みんなからお金を集めて投資をして、「儲かったら利益の何パーセントかを貰いますよ」という会社のことです。
その中の責任者がファンドマネージャーです。
ファンドマネージャーは、どの銘柄をファンドのポートフォリオに組み入れるかに全ての力を注いでいます。
「金融商品の組み合わせ」を意味する言葉です。株式や投資信託など、具体的にどのような銘柄をもっているかという情報をすべて含んだもの。
何故ならば、銘柄選びは株式投資の年間収支に大きく関わってくるからです。
まだ、話題にならない時から、過小評価されている会社を発掘するために独自に企業に訪問して、経営陣と話をしていたりしています。
そして、ここの会社だと決めたら、株価が上がる前からコツコツと買っていき、ニュースや新聞などで株価が大きく上がったところで、売り抜けています。
だから、ニュースや、新聞で推奨されている話題株銘柄を買うということは、プロの動きとは逆の投資行動をしているということになりますよね。
だから、オススメ株を買うと損をしてしまうんですね。
日経新聞から考える
株式投資をしている人や、日本のビジネスマンが愛読する日経新聞は有料購読の数だけで約300万人に達しています。
全部の読者が株式投資をしていないにしても、多くの個人投資家などが新聞のチェックをしています。
だから、何百万人も同時に見てるので、日経新聞を見て投資をしていては、何も得がないのです。
むしろ、日経新聞などのニュースで高騰した銘柄は、売りのタイミングをはかるべきですね。
投資情報誌はどうなの?
世に出るスピードで言えば、オンラインサービスもある日経新聞などに比べると、もっと遅いですよね。
話題株を取り上げた記事も、原稿提出、締め切り、印刷、発売日まで早くても2週間くらいかかりますよね。
食べ物で言えば、日経新聞で取り上げられた銘柄は、賞味期限最終日、雑誌で取り上げられた銘柄は、もう腐ってます。
編集者などにも怒られそうですが、この感覚でシビアに投資をしていかないと、勉強しているのに全然儲からないという状況が続いてしまうわけです。
銘柄先取りなんて記事もありますが、、、んーあんまりオススメはできませんね。
無料で最新のニュースを手に入れる方法
リアルタイムの情報を手に入れる方法があれば知りたいと思いませんか?
企業などの最新の速報というのはすごく貴重なため、月額何十万円も出してブルームバーグという世界的に有名な会社と契約をする必要があります。
日本でいえば、QUICK社が有名です。
QUICK社はすごくて、AIが速報を記事にしたりもしているので最強端末です。
しかし、無料の部分もありますが、核の部分はやっぱり有料なのには変わりません。
もちろん、莫大な開発費をかけているので当然なんですが。。
無料はこれがオススメ
そこでオススメは、今日の世界株価指数 (日経平均に影響を与える海外市況の動き)などが見れるこちらのサイトです。
このサイトは、無料です。
そして、リアルタイム更新で、世界中の指数や、為替などをチェックすることがでします。
そして、右の方にニュースがあり、そこのニュースの更新頻度は、相当リアルタイムに近いです。
株探(KABUTAN)なども有名ですね。
基本的に日本株に特化したサイトですね。
個人投資家では、見ている人も多いはずですね。
まとめ
今回は、ニュースや新聞でオススメしている銘柄の株は買ってはいけない理由の解説をしてきました。
株は、株を買うまでが一番時間がかかるもので、銘柄精査にはなるべく時間をかけるのが一番いいでしょう。
報道で、銘柄に飛びつくのは論外。
ニュースを見ていいなと思ったタイミングは、プロが売ろうとしているタイミングであるとしっかりと理解してください。
あなたの、これだ!と思った銘柄を、信じて買っていくと、今よりもいい結果に繋がるのではないでしょうか。
ちなみに、ニュースと、ツイッターで話題になっている新興銘柄は初心者は絶対に触ってはいけません。
理由は、もうわかるでしょう。
何回も言いますが、プロはあなたの買いに合わせて利益確定をしているのです!
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。