投資に必要な知識

【株初心者】Twitterや掲示板の嘘情報に騙されるな。書き込み投資家の心理を解説


こんにちは、セントです。

今回は、TwitterなどのSNSやヤフー掲示板などに書き込まれた、個人投資家の心理状態について話をしていこうと思います。

あなたは、どこから投資の情報を得ていますか?

ニュースですか?新聞ですか?それともSNSですか?情報をどこから仕入れてもいいのですが、ちゃんとそのソースを理解していないと大怪我をすることがたくさんあるのが相場です。

簡単にいうと、合法のお金の取り合いですから、偽物の情報に振り回されて売買をしてしまうと、思わぬ損をしてしまうことになります。

今日は、その辺の話を深掘りしていこうと思います。


Twitter(SNS)やネット掲示板に騙されるな

ここ最近の話では、株取引の情報をTwitterなどのSNSや、ヤフー掲示板などを参考にしている人も多いと思います。

特に個人投資家の人は、Twitterは絶対欠かせないツールになってきていますね。

しかし、Twitterやヤフー掲示板での情報を鵜呑みにし過ぎて、資産を失ってしまう人があとを絶ちません。

はっきりいうと、Twitterやヤフー掲示板の使い方がよくわかっていない人が多いのです。

結論を言うと、Twitterやヤフー掲示板などは、自分の持っている株を思い通りにしたいがために、かなりの割合で「ウソの情報」があります。

特にTwitterでは、匿名というのもあって、負け組の投資家が、違法まがいのウソの発言をすることも珍しくありません。(風説の流布)

だから、Twitterやヤフー掲示板の使い方は、個人投資家たちがおおよそ、どのような心理状態にあるのかを知るツールとして活用するのがベストだと思います。

そして、情報が入ったら必ずその情報を、別のサイトなどで必ず確認しましょう。

匿名サイトからの情報を鵜呑みにして、あせって株を買ってしまうと、たまたま成功することはあったとしても、いつかは大痛手を負ってしまうことになるでしょう。


SNSや掲示板の見方

それでは、実際にどのような傾向があるのか話していきましょう。大きく分けて3つ話していきたいと思います。「買い煽り」「売り煽り」「リターン」です。

「買い煽り」への考え方

買い煽りをしている人の心理状態は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、「すでに利益が出ていて、株価を少しでも釣り上げて高値で売り抜けようとする人」です。

もう1つの心理は、「含み損を抱えていて、どうしても株価をあげたくて必死な人」です。

この二種類の人種を冷静にみてみると、「株価が下がってしまっている」という事実と、上がって欲しいと願う気持ちが見えますね。

この状態の時は、「売りの圧力が強い」と言う風に考えるべきなんです。

「まだまだ安い」とか、「〇〇円まで株価は上昇する」などのツイッターをよく見ますが、ちょっと立ち止まって考えてくださいねw

安いなら、人に言わずに自分で好きなだけ買ったらいい話ですよねw

「大口が集めている」、「全力買いします」、「みんなでガチホしましょう」などの投稿が多いアカウントは、大きな含み損を抱えていたり、含み益がもうそろそろ無くなってしまうような心理状態です。

そのようなTwitterアカウントは、人気がありますが信じ込むのでは無くて、もう少し高いところから冷静に見てみましょう。

大口なんて根拠もないし、みんなで売らないようにしようなんて、全く理解できず馬鹿げているとしか思えません。

株式投資というのは、そういうものではないですww

『買い煽り』→『売り圧力が強い状態』

と覚えておきましょうね。

「売り煽り」への考え方

 これも同じようですが、いくつかパターンが考えられます。

「全力で空売りします」などの発言を見かけたら、今からいう「どのパターンなのか」考えてみましょうw

1つ目は、単純に狙っている株を安く買いたいので、もっと株価を下げさせたいという心理です。

2つ目は、空売りしている銘柄が株価の上昇によって、不安になって少しでも下がって欲しいと考える心理です。

もう1つが、損切りした人の復讐のような心理ですw

他人を不安にさせて、少しでも自分の気持ちのモヤモヤを晴らしたいような人種の人たちですね。。

もしも、自分が保有している株が、このような書き込みをされたとしても、全く問題ありません。

逆に、かわいそうだなぁくらいで流しましょうww

自分が不安になっても1ミリも得はありませんよ。

『売り煽り』→『どんな心理か考えて無視』

ネット投稿と投資リターンの研究

私が色々な投資の記事や本などを読み進めていく中で、面白い記事を見つけたので、あなたに紹介しようと思います。

「人工知能学金融情報学研究会(SIG-FIN)」というサイトで、「インターネット株式掲示板の投稿内容と株式市場の関連性」の分析レポートが発表されています。

名前からして、マニアックな匂いww

この研究では、日本国内の「インターネット株式掲示板」のメッセージと「株式指標の関係」について分析を行ったものです。

掲示板の投稿から、得られる掲示板指標(投稿数や投稿内容)と株式指標(リターン、出来高、ボラティリティ)の関係性を明らかにすることを目的としています。

難しそうな話ですが、難しくないですよw

ヤフー掲示板の投稿数が多い東証一部50社をピックアップして、研究をした結果、、、

先行指標として、将来の株価リターンに関する情報を得ることは極めて難しいことがわかりました。

簡単にいうと、情報は無意味で、むしろ資産を失ってしまいますよという話です。

マニアックなあなたに(SIG-FIN)のURLを載せときますねw

https://sigfin.org


またこの会社では、アメリカのダウジョーンズ工業株指数(NYダウ)とyahoo、Raging Bullに投稿された45種類の銘柄について、検証した結果もありますが、掲示板は株価のリターンを予測しないという結果が出ています。

風説の流布にご注意

Twitterでは、匿名であることを利用して、完全に風説の流布になるデタラメな情報を流しているアカウントがいくつかあります。

アカウント名は伏せますが、レオパレスや、LIXIL、DMPなどの会社の情報が、場中(株価が動いている時間)に拡散され、騙されて買った人たちによって大きく値が動いたこともあります。

Twitterには、このような悪質な風説の流布(違法)を繰り返している人がいます。そして、アカウントが凍結されてもまた名前を変えて、同じようなことをk繰り返しています。

日本の警察は動いているかは、定かではありませんが、海外なら即逮捕の案件で、罰金は数十億などという前例もいくつかあります。

早く日本でもしっかりと取り締まって欲しいものです。

どこの誰だかわからない人が、呟いている速報は本当かどうか確認しないと、ずっと相場の世界の養分にされてしまいますよ!

まとめ

今回は、TwitterなどのSNSやヤフー掲示板などに書き込まれた、個人投資家の心理状態について話をしてきました。

さらに、悪質な風説流布を繰り返している人もいます。私が、この人は大丈夫、この人は嘘をついているなどと一人一人教えることはできないので、十分気をつけてTwitterなどの情報は扱ってくださいね。

どんなにフォロワーがー多くても、どんなに立派な肩書きでも、お金の集まるところには、悪い人が集まってくるので、騙されずにあなた自身でも、ちゃんと確認してくださいね。

今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。