こんにちは、セントです。
今回は、株の初心者が陥りやすい考え方について話していこうと思います。
まず、あなたに聞きたいことがあります。
あなたは、どのような理由で株式投資を始めましたか?
お金持ちになりたい、生活を豊かにしたい、老後の資金を貯めたいなどいろいろありますが、そうなるまでどのぐらいかかると思いますか?
稼げるようになるには、わたしは、だいたい「最低でも5年はかかる」と思っています。
ただ、なんとなく株取引の勉強をして、なんとなく毎月負けている、負けたら、勉強して、また負ける。。。
なぜこのようなことが起こるのか?
勉強しているのに株式投資で勝てない人はなぜ勝てないのか?
今回は、この謎について深堀していきたいと思います。
プロと初心者
将棋などの世界では、有段者が格下の相手と勝負をするときには、「飛車角落ち」のような「ハンデ」をあげて戦います。
大人と子供が走って勝負をするときだって、じゃぁ、もっと前からスタートしていいよと、「ハンデ」をあげますよね。
しかし、相場の世界では『ハンデ』はありません。
しかも、一切手加減をしません。
まず、これを十分に理解してほしいんですよね。
ゴリゴリのスーパーエリートマッチョと、赤ちゃんがお金の奪い合いをしていくようなイメージなんです。
先物や、デリバティブ商品であれば、ある程度知識と経験のある投資家が参入してきますが、通常の株式市場では、初心者投資家とバリバリのプロが同じ土俵で売買することになります。
デリバティブは、大きく分けて先物取引、オプション取引、スワップ取引の3種類に分類されます。
先物は金、銀、小麦などの商品も含まれます。オプションは権利の売買。スワップは為替の金利です。
プロたちは、自分以外の市場参加者が初心者だろうがプロであろうが関係なく、自分の利益を最大限に追求して全力で取引をしてきます。
だから、投資初心者が株式市場の仕組みを知らずに参加すると、最悪の場合、プロたちによって資金の全てをとられてしまうことになるでしょう。
ちなみに、株式取引で負けた人たちが日経先物に参入する人がいますが、ほぼお金がなくなってますね。
当たり前なんですけどね。
だから、しっかりと勉強して仕組みを理解して、株式投資の経験を積んでいかないとラッキーな利益はそう長くは続かないものです。
「勝つ」の間違い
勝ちたいと思っていても、知識が追い付いていないと投資を有利に進めることができません。
だから一般投資家も、最低限の知識やノウハウを身に付けてから株式市場に参加するのがいいとおもいます。
命の次に大切なお金を使って、株式市場で成功していくには勉強してから参加しないと、すごく危険です。
そして、残念ながら株式市場には必ず勝てる方法は存在しません。
必勝法を教えますよと言う人がいたらそれは100%詐欺です。
そんな方法があったらだれでも簡単に億万長者になれますよね。
だから、株式投資をするときは勝つことを意識するのではなく、「いかに負けないか」という意識が絶対に必要です。
最初はだれでも負けます。
しかし、負けてから2種類の人間が生まれると、私は考えています。
次のパートでは、どのように考えれば株式投資に有利になるのかみていきましょう。
負けトレードの後の2種類の行動
勝ちいたい意識を高めるひと
負けると、悔しくて賭け金を増やすタイプの人です。
100万円で、ダメだったから、今度は200万円でって。。。
どこかで、気づかないとこのタイプの人は、遅かれ早かれ全財産を失うことになるでしょう。
そりゃプロと戦うことになったら、もちろんのように勝率が低いですよね。
そして、お金がなくなり退場していきます。
株式投資は短期間に資産を倍増した人が取り上げられがちですが、ゆっくり時間をかけて知識と資産を増やしていくのが株式投資の王道です。
負けないように意識を高める人
慎重派とも言われるかもしれませんが、株式投資においてこの考え方が1番何よりも重要です。
もちろん相場で損をしたときには、スゴく悔しいんですが、もっともっと用心して相場にのぞみます。
このタイプの人は、相場において退場しにくいタイプとも言えるでしょう。
そして、相場に慣れていって負けトレードが減ってくると、自然に勝率がアップしてくるのです。
これが、相場で勝つためのテクニックです。
だから、「相場で勝つためのテクニック」を、どんなに勉強しても損をして、退場する確率は上がってしまいます。
「相場で負けないテクニック」を追求することで、資産形成されていきます。
だから、本屋さんなどで「簡単に儲かる」「誰でも儲かる」という言葉が並びますが、はっきりいって悪本ばかりです。
読むべき本は、相場のリスクや、落とし穴的なマイナスのことが書かれた本です。
あなたも、少し考え方の角度を変えてみると面白いと思います。
勝ちたければ、まずは「負けない方法」から学びましょう。
プロとは?
プロといっても、特別難しいことをしているわけではないんです。
すごい機械を使って、最新の情報を入手して、、、なんてのは、全然見当違いで、あなたが入手できる情報とほとんど変わらないです。
ただ、経験の中で「負けにくい方法」を知っていて、確率が高い取引を繰り返しているイメージです。
はっきり言うと、投資初心者がプロの生活を助けていると言うのが本当のところです。
プロだって、最初は負けて、負けを検証してまた負けるを繰り返して、生き残って今に至るわけです。
偽物のプロ
あなたに知って欲しいのは、プロを語ったプロです。
どういうことかと言うと、手数料や紹介料で稼いでいる人は、投資においては絶対に信じてはダメなんですよね。
SNSなどの専門家を語っている人は、問題外として、初心者が陥りやすいのは、いわゆる、ちゃんとした職業と呼ばれるの人たちです。
銀行員、証券マン、保険屋、ファイナンシャルプランナーなど、この人たちは親身にお金の相談に乗ってくれますが、相場のプロではありません。
お客さんの資産が増えようが減ろうが、関係ありません。
金融商品を買ってもったり、手数料を稼ぐことが目的なので、資産を増やすことに関しては、あなたより経験が少ない素人か、同じレベルです。
だから自由に株式投資ができるあなたのほうが、知識と経験が上がっていきやすいのは紛れもない事実なんです。
まとめ
今回は、株の初心者が陥りやすい考え方について話してきました。
どんなに損をしても大切なのは、資金を飛ばさないことが一番重要です。
そして、投資は自分で勉強して自分で稼ぐのが一番早い方法です。
このことだけをちゃんと理解しましょう。
どんなにキッチリした洋服を着ている、証券会社、金融機関なのど「金融のプロと言われている人」はトレードは、赤ちゃんです!
自分を信じて、トレードしていきましょうね。
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。