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【株式投資初心者】トレードに迷った時には、どのように対処していけばいいのか?

セント

こんにちは、セントです。

株式投資をしていると、買えばいいのか?売ればいいのか?損切りして撤退するのか?ポジションをもっと増やすのか?減らすのか?

など、たくさん考えなければなりませんが、どのように対処していけばいいのか?について、今回は話していきたいと思います

投資家は迷っていては、いい判断ができなくなるものです。

失敗してもいいから、迷わずに判断をしていくことの方がすごく重要なんですよね。

その辺りを深掘りしていきましょう。


トレードに迷うことのデメリット

相場というのは、毎日、毎時間、刻一刻と値段が変化していくし、注文の状況も変化していきます。

迷っていると、時間ばかり消費してしまって売買ができなくなってしまいます。

だから「どうしようかな?」と迷っていては、どんどん行動が遅れてしまうのです。

間違っても良いから迷わずに売買をしましょう。

もしも間違いがあった場合には、その時に速やかに対処をすればいいのです。

少し伝え方が雑に感じるかもしれませんが、ゆっくり考えて迷って売買をしても、トレードには失敗や判断のミスが必ずついて回ります

しかし、判断を早めて失敗したならば、その失敗が経験となって少しずつ同じ失敗が減っていくはずです。

株式投資に限らず、債券取引、為替取引などのディーラーなども、記憶力の勝負と言われています。

何か大きなニュースや、出来事が情報として入ってきたときに、または自分の得意とするチャートパターンが出現した時などに、行動できる人が成績が良い傾向にあると言われています。

例えば、世界的に株価が暴落した時などは一時的に株式市場が売られ、株式市場の資金は別の場所に流れる傾向があります。

そこで債権のディーラーや、金の取引をしているディーラーたちはすぐに反応し、金や債権を買い漁ります。

そうすると、すぐに金や債券の価格というのが上昇していく傾向にあります。

これらの取引は、経験からお金の流れがそのような動き方をするということを知っているので、できることなんです。

このように、すぐに反応しないと他の投資家などから遅れをとってしまうことになるのです。

好成績を残すディーラーたちは、凄い記憶力をしていて、2ヶ月前の何月何日のチャートパターンと似ていたので、先物を売りました。とか、何も見ないで平気で答えます。

もうこの域にいったら、相場オタクなのかもしれないですねww

そこまで記憶しろとはもちろん言いませんが、自分自身の印象に残った時の、チャート、ニュース、売買の板などを記憶して、相場を楽しめるようになっていきましょう。


投資家

このように、投資家というのは自分のスタイルに合った方法で、迷いを無くしていかなければなりません。

そこには、経験値を積むことと、自分なりの判断基準を作って、そのルールを守っていかなければいけない、ということです。

最初のうちは、失敗することが多いとは思いますが、一度そのルールを作ってしまえば、一生相場で稼いでいけることになります。

そして時代の流れとともに、ルールを少しずつ変えていけばいいんです。

もし失敗してしまったら、損切りをしてまた考えればいいんです。


説明なんかしなくていい

投資家たちの中には、一つ一つの売買について説明を求める人がいます。

なぜそこで売買しようと思ったのか?とか、なぜその銘柄を選んでいるのか?などです。

100歩譲って、投資の初心者の人なら、そのような質問は純粋にわからないことだと思うので、しょうがないですが、何年も株式投資をしている人でもそのようなことを聞いてくることがあります。

銘柄を選んでいる理由は、「自分と相性が良い銘柄」であって、なぜここで売買をしようと考えたかと言うと、「自分が儲かると思ったから」としか言いようがありません。

投資は、私が「利益を上げれる銘柄」、「相性の良い銘柄」と、あなたが「売買する銘柄」とは、 売買をするタイミングも違ければ、取引する銘柄すら違うものです。

誰かに銘柄説明する意味なんて全くの無意味だし、そういう人は教えたがりの人や、聞きたがりの人に多いと思います。

もう、やめましょうねww

そして、そういう人は、決まって株で損してしまっている人たちです。


自分の中でのルールを持つ

説明する必要なんてないんだよと言う話をしてきましたが、売買をするときには自分なりのルールを持つ事はすごく大事です。

ルールがあれば、売買の時に迷わず済むからです。

1番悪いパターンとしては、「あるときにはルールを守って、またあるときにはルールを破る」という中途半端なやり方は、オススメできません。

自分なりのルールでいいので、投資スタイルに合わせてそれを守ることが1番重要です。

特に、損切りのルールを確立しておけば大損する事はなくなります。

ルールがあやふやなうちは、「ルールを守るか、見送ろうか」考えて時間のロスばかりしてしまい、結果として自分の良い方向に考えてしまうものです。

そして、失敗してしまうことが多くなります。


ルールができるまでは小さな取引を繰り返す

株式投資で負けている人は決まって、感覚で取引をしている人が多いと思います。

実際に私自身も、ルールが確立する前と言うのは、なんとなく取引をしてなんとなく負けてしまうような、感覚で取引をする人でした。

こういうときには、こうしてみようと少しずつ自分なりのルールができていくので、その通りに取引をするだけで十分な利益を上げることができるようになります。

投資のチャート分析を勉強しても実は曖昧

投資を勉強しましょうと言って、分析方法をたくさん学んでみても、実は買うタイミングや売るタイミングというのは、すごく曖昧であることが多いです。

例えば、RSI(相対力指数)では買いサインが出ていても、一目均衡表では売りサインが出ていると言うように、サインが分かれることもたくさんあります。

どちらが正しいかと言うのは、時間が経過して過去のチャートを見てみないと、誰にも正しいかわかりません。

だから、自分の中のルールを設定しておくことを重視するならば、「RSIを優先する」とか、「2つのサインが食い違う時は売買をしない」など自分の中で決めておけば、迷う事はありません。

そういった細かいことを決めておかないと、いつも迷うし、今日は右に行くけど明日は左のような、感覚的な売買が続いてしまい、結果として損をしてしまう危険が高まってしまうのです。

買う、売る、休む

投資の格言の中に「休むも相場」というものがあります。

もしも、自分なりのルールを決めておいても相場というのは、常に不規則な動きの連続なので、どうしていいのか分からなくなる時も出てきます。

そんなときには、持っている株をすべて手放して、ポジションをゼロにすることをお勧めします。

ポジションをゼロにすると、あなたの損失が拡大することもないし、普段の生活において株価を気にすることもなくなります。

そして、気持ちをいったんリセットしてから、もう一度株式取引をすればいいのです。


両建てフラットポジション

休むも相場と言う話をしましたが、相場が好きでそばから離れたくないという人もいるでしょう。

そんなときには両建てすることをお勧めします。

両建てと言うのは、買いと売りの両方をポジションを持つと言うことです。

ハイテク株などでは、同じような動きをしている株価というのは必ずあります。

例えば、日立の株を4000円で10,000株売っていた場合、東芝の株を3500円で11,500株買いを入れて、売りを4000万円、買いを4000万円くりにポジションを合わせるようなイメージです。

いつも、資金いっぱいで売買をしている人にはできないことですが、ポジションをフラットにしておけば相場がどちらに動いても、大きな痛手になることが少なくなります。

しかし、投資と言うのはリスクとの戦いなので、最初のうちは、できれば全てのポジションを手じまってしまう方が良いと思います。

投資は、無理なく安定した気持ちで相場にのぞむようにしていきたいものです。

まとめ

今回は、トレードで迷った時には、どのような対処をしていけばいいのか?について話をしてきました。

結論は、自分独自のルールを作ってそのルール通りに売買していけば、迷うことが減りますよということでした。

それでも、迷った場合は、ポジションを全てクリアにして、いったん相場から離れましょうということです。

ポジションを持っていると、日本株式以外にも夜中のアメリカマーケットが気になって、寝不足になったり、含み損で気持ちが落ちたりすることからも解放されるからです。

これからも相場は続きます。

トレードは余裕を持ってチャンスを待ちましょう。

今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。