こんにちは、Centです。
今回は、信用取引が本当に危険なのかどうか?を話をしていきたいと思います。
投資初心者さんの中には、信用取引って何?と言う人もいると思うので、まずは「信用取引とは何か?」を話してから、危険なのかどうか?考えていきたいと思います。
投資の入門書などを見ていると、信用取引は危険だから、なるべくやめましょうと書いてある本もあります。
または、「信用取引のは、損失が無限大になるから初心者はやめましょう」とまで書いてある本も見かけます。
本当に信用取引は危険なのでしょうか?
深掘りしていきますね。
信用取引とは?
信用取引とは簡単に言えば、「あなたが持っている資金量よりも多い金額の取引」をすることです。
100万円の資金を持っていた場合、今の日本の証券会社の場合、330万円程度の取引が可能になります。
人によっては、この持っている資金よりも大きなお金を動かすことが危ないと言う人もいます。
また、信用取引でできる特徴の1つが、空売りというものです。
簡単に言えば、株価が下がったときにも利益が出せる取引ができるということです。
下がる方に賭けると言ったほうがわかりやすいかもしれません。
そして、信用取引によって株主優待をお得に手に入れることもできます。
これは、クロス取引と言われているんですが、今回は、この信用取引が危険かどうかについて話していきますので、ここでは説明を省かせていただきます。
おさらいをすると、信用取引でできる事は、この3点になります。
・自分の資金以上の取引ができる
・下がった時にも利益が出せる
・株主優待をお得に手に入れることができる
信用取引を怖がる人たち
株式投資の本を読んでいると、「買い」は株価が0になったときに買った金額分しか損をしません。
しかし「信用売り」は、株価がどんどん上昇すると青天井に上がるので損失も無限大になる。
だから、信用取引は危険だと書かれています。
そして、信用買いはいいけど、信用売りはダメと決めつける人もいるくらいです。
私の考えでは、リスクの取り方が問題であって、信用取引自体に危険な事はありません。
ただし、リスク管理の仕方については、ちゃんと勉強しなければいけません。
そこが初心者には危ないと言われる理由かもしれません。
株価の動き方
株式投資を経験した人なら分かるかもしれませんが、株価の値動きは、ずっと上がっていく株、ずっと下がっていく株というのはありません。
上がっては下がり、下がっては上がりを繰り返して、結果として上がっていくということが、ほぼ100%と言っていいでしょう。
「百聞は一見にしかず」なので実際に株価の値動きを見てみましょう。
富士通の株価チャートです。
赤は上昇、青は下落です。
見ての通り、結果として上昇している株価でも、赤と青が半分半分くらいになっているのがわかりますよね。
さっきのパートで話した、信用売りを怖がる人たちは、株式の相場の中で半分は下がる方に動くため、チャンスの半分をつぶしていると言う考え方もできますよね。
信用売りをすることによって、利益を上げるチャンスを作ることができます。
最初から信用売りを否定すると言うのは、利益を上げるチャンスを半分まるまる放棄しているのと同じことですね。
それと、信用売りが損失が無限大に膨らむと言う話も大げさな話で、リスクの管理をしっかりおこなえばいいのです。
自分の思ってる方向とは逆に動いてしまった場合には、早めに損切りをして次の取引をするでいいんです。
「信用売り」は保険にもなる
もう一つの信用売りの利点を話していきましょう。
それは、投資家がいつも恐れている、大暴落に対する保険です。
大暴落のときには、ほとんどすべての株が大幅に下落します。
すべてのポジションを「買い」にしていた場合、この暴落をもろにくらいます。
下手すると資産の何十パーセントを失うことになるかもしれません。
しかし、「信用売り」をすることによって、この大幅な暴落を利益に変えていけるのです。
そして、この利益は「買い」ポジションのマイナス分と相殺されて、暴落が無力化します。
だから、信用売りをしている人は暴落もあまり怖くありません。
まとめ
今回は、信用取引は危険なのかについて話をしてきました。
私の結論を言うと、信用取引は危なくありません。
投資を始めたばかりで、資金量が少ない人にとっては信用取引ができると言うのはすごくありがたいことだと思います。
投資には失敗と、試行錯誤と、勉強が必ず必要です。
勉強をしないで、楽して儲かるような仕組みではありません。
運が左右することもありますが、長期間にわたって投資で成功していきたいなら、失敗と、試行錯誤と、勉強これが1番重要です。
しっかりと勉強して学べば投資結果は良くなっていきます。
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。