こんにちは、centです。
今回は、新高値と新安値の銘柄の扱い方に注意しようという話をしていきたいと思います。
投資初心者の人は新高値と新安値と言う言葉がわからないと思うので、先にその説明をしてから話をしていきたいと思います。
そして、投資初心者が株式取引に慣れてきたときに、はまりやすくて退場しやすいですよというのが今日のテーマです。
しっかりと注意しながら一緒に考えていきましょう。
新高値と新安値とは?
簡単に説明します。
株式投資などにおいて、その年度の1番高い値段をつけたり、反対に1番安い値段をつけたときに、新高値または新安値といいます。
1番高い値段になったんだなとか、1番安い値段になったんだなくらいで大丈夫です。
内容もイメージしやすいと思うので、無理して覚えなくても言葉通りです。
新値の逆張りは地獄への入り口
投資初心者さんによく見られる傾向があります。
しかもそれによって、財産を全て失ってしまう人までいます。
それは新高値で「新規売り」、新安値で「新規買い」をすることで、なるべく避けたい取引の1つです。
これでやられる投資家の人が後をたちません。
何故なのでしょうか?
一緒に考えてみましょう。
トレンドの考え方
株価というのは、いちど方向性が決まるとしばらくはその方向に動いていきやすいと言う性質があります。
投資の世界ではこれをトレンドと言っています。
新高値を更新したようなたくさん買われている銘柄と言うのは、しばらくトレンドを形成します。
だからこのような株は、上昇トレンドの波に乗っているため新高値を更新したところが、1番高いところに感じますが後から見てみると、そこから上昇の始まりなんてこともあります。
上昇基調の銘柄の新高値更新はそこからどんどん上がる可能性があるので、信用売りを入れる事は大変危険なことです。
売りを入れるタイミングと言うのは、しっかり下げ始めたのを確認してからでも間に合います。
詳しくはこちらの記事を参照にしてください🔽
イケイケの銘柄とダメダメな銘柄
投資ではよく、「新高値は売るな!新安値は買うな!」と言われます。
つまり、新高値を付けた銘柄や新安値をつけた銘柄の逆張りをするな!と言うことです。
簡単に言えば、株式投資において1番高い所で売りたい、1番安いところで買いたいと言う気持ちは皆持っていますが、その値段になるのは一瞬であることが多いので基本的には無理なんです。
そして、1番安い値段で買って1番高い値段で売ると言う気持ちを捨てましょうということです。
その気持ちが今までで1番高い値段で売れば、つまり新高値で売れば儲かるんじゃないかと言う気持ちにさせてしまいます。
しかし新高値を付けた銘柄は、どんどん高い値段になっていくし、逆に新安値をつけた銘柄はどんどん安い値段をつけていくのです。
プロのディーラーの手法
プロのディーラーから学んでみましょう。
金融関係のディーラーたちは、新高値の銘柄を売ったり、新安値の銘柄を底値で拾うなんてことは、ほとんどしません。
海から入るディーラーであれば新高値更新銘柄に目をつけるし、売りから入るディーラーであれば新安値更新銘柄に注目して取引をすることが多いようです。
そして逆張りをするのではなく、新高値を更新した銘柄は「高く買って、さらに高いところで売る」と言う売買をすることが多いです。
ディーラーには成績があるので、いつ下がるか分からない銘柄に売りを入れて気長に待つということができないのです。
上昇トレンドの強い銘柄に乗って、トレンドに乗る取引をした方が結果が出るのも早いし、大きな利益を上げれる可能性も高いのです。
ロスカットができないと地獄へ落ちる
最後に注意点なんですが、ここまでの話はちゃんとロスカットができることを前提に話をしています。
株価は永遠に上昇することもなければ、永遠に下げ続けることもありません。
もちろんノリノリで株価が上げ続けている銘柄だって、いつかは天井を打つわけです。
だから新高値銘柄を買えば必ず儲かると言うわけではないので、新高値銘柄を更新してノリノリの銘柄でも、ディーラーが 高値掴みしてしまうこともたくさんあります。
しかしプロの場合、高値掴みしてしまったとしても、すぐに損切り(ロスカット)ができます。
もしくは、一定金額以上に損失が膨らんでしまうと、資金の管理をしている部署から、強制的にロスカットをしろと言う命令が出されるようになっています。
その命令に従わなければ、ディーラーたちはすぐにクビになってしまうのです。
このようなディーラーの安定的な利益を追求した裏には、フットワークの軽いロスカットが1番重要なところになってくるのです。
まとめ
今回は、新高値銘柄と新安値銘柄の扱い方について話をしてきました。
新高値銘柄や新安値銘柄では逆張りする事は大変危険なことなのです。
そして、トレンドフォローでディーラーたちは利益を積み重ねています。
しかしそれは、フットワークの軽い損切りができてこそ成り立っているのです。
あなたも、新高値銘柄や、新安値銘柄を味方につけてみてはどうでしょうか?
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。