こんにちは、セントです。
今回は、「損切り」についてまとめていきたいと思います。
どんなに投資の経験があっても、損切りは辛いものですね。
中には、「絶対に損切りをしない」などといって、含み損と一緒に、毎日我慢してる人もいます。
そんな、みんなにとって辛い「損切り」について今日は話していこうと思います。
それでは今日も、一緒に学んでいきましょう。
投資初心者の行動
投資初心者さんは、いつも儲かる時のことばかり考えてしまいます。
- どの銘柄を買えばいいのか?
- いつ買えばいいのか?
- どんなテクニカル指標を使おうか?
- どのセクターが儲かるのか?
そんなことばかり考えがちです。
でも、どんな優秀な投資家であっても全戦全勝はあり得ません。負けるときは必ずあるんです。
だから、どうやって勝つかではなくて、どうやってうまく逃げるか、負けるかというのが投資において本質の部分になってきます。
どう負けるか?
「負け方」を覚えるのは、今後あなたが投資をしていく上で、1番重要な項目になります。
本当に難しいことです。
どのようにして、うまく負けるか?が、勝ち組投資家になるために必要なスキルです。
うまく負けるためには、投資初心者さんによく見られる、気持ちの変化や、壁がどんなものか学んでおく必要があります。
自信がないから自分を信じれない
最近では、短期的な株式売買をする人がすごく増えています。
そこで短期的な株の値上がりを狙って、有名アナリストがお勧めしていた株買ったとします。
1000円の銘柄を1000株購入したとしましょう。金額にして100万円です。
数日間が経ち、当初損切りをしようと考えていた950円まで値段が下がってきてしまったとします。
勝ち組投資家は、この時点で自分のルール通りに必ず損切りをします。
しかし、負け続けている投資家の行動は、そんなはずはないとか、これだけニュースでも取り上げられてるんだからとか、証券会社の格付けも、数日前には買い推奨にアップグレードされたとか。。。
などの理由から、謎の自信を持って保有を続けてしまいます。
さらに数日後、900円近くまで値下がりしてきているのに、損切りをするかどうかはすでに頭にはなく、保有する理由をニュース等から探そうとします。
そして、好決算のニュースが流れて、やっぱり間違ってなかったんだと胸を撫で下ろします。
しかし、株価はと言うと、900円を割ってきました。
この時、負け組投資家の行動は、なぜ下げたのかと考え出します。。。
そして、塩漬け状態に陥っていくんです。
どんなにいい決算でも、売り上げが良くても、株価は下げるときには、下げてしまいます。
だから、思惑とは逆に動いてしまっているときには、必ず損切りが必要になります。
むしろ、投資に対して、真面目に勉強して、ニュースもちゃんと読んでいる人がこのような状態に陥ってしまいがちなんです。
アナリストの行動
あんなに、この株を進めていたアナリストたちは、どのように言い訳するでしょうか?
答えはワンパターンしかありません。
この銘柄は、すでに好決算を株価に織り込んでいた。です。
そうなんです。
アナリストや、ニュース、雑誌等は、結果に合わせて言い訳ができる。すなわち、後出しジャンケンができるのです。
だから、あのタイミングで買った自分が悪いんだと、投資初心者さんは自分のせいにしてしまうんです。
そして、神様に祈るしかなくなります。
投資初心者さんが悪いわけではなくて、株価は、話題になりニュースや新聞などに取り上げられ始めたときには、天井圏になりやすいです。
そんなことがわかっていないと、なかなか株で利益を出すのは難しいものに感じてしまうかもしれませんね。
短期投資から長期投資へ
このように塩漬け株を作ってしまった、負け組投資家は、雑誌に騙されたとか、有名アナリストは嘘つきだとネットに書き込みを始めまる人までいます。
中には、Twitterなどで、嘘の情報流す人まで出てくる始末です。
そして、その銘柄は、配当もあるし、株主優待券もついてるし、持っていても大丈夫と損切りをしない理由を正当化しようとします。
Cent流
私は、基本的に大きめな会社しか売買しません。日経225+ αです。
そして、雑誌などで取り上げられている銘柄などは、取引する気が失せてしまいます。
話題になっている時は、買うタイミングでは無いからです
そして、十分に下がったところで、買いを入れようかどうか決めるんです。
もうその時には、誰も話題にしないくらいになってしまっていますが、そんな時こそ買い時だと思っています。
もちろん、調子の良い会社が株価を上げ続けることもありますが、10回に1回くらいですかね。
私も、株を始めたばかりの時は、なんで買わなかったんだと悔しく思っていましたが、ここも慣れてきます。
「おめでとう」くらいに軽く考えて、無感情で次の銘柄を探すようにしています。
なぜなら、その株よりもこれから伸びている銘柄が、株式市場にはたくさん転がっているからです。
話題になってきたら、買い時じゃなくて売り時です
反省の大切さ
もしも、損切りになってしまったときには、必ずどこが悪かったのか反省していかなければいけません。
売買をしたタイミング、自分の考え方、態度に至るまで反省点はなかったのか考える必要があります。
損切りをした経験を最大限に生かせるかどうかは、あなたの損切り後の行動に関わっています。
もちろん、いつも正解であれば1番いいんですが、損切りをしないで我慢をしていたら、大きな損失を出してしまう可能性が大きくなってしまいます。
我慢をしていたら利益につながったことも何度もありますが、その利益よりも大きな損失を出さない事が全てです。
何回も連続で、損切りになってしまうこともありますが、それでも必ず損切りはしていきましょう。
投資の心構え
投資を長期で継続していきたいなら、「全部の投資を利益にしていく必要はないんだ」ということを頭に入れておきましょう。
利益と、損益を繰り返しながら結果的に資産を増やしていくのが、投資の王道です。
投資で勝っていく投資家というのは、1つ1つの取引に責任を持っています。
言い訳は一切せずに、失敗を受け入れて、常に改善していく気持ちで相場に臨んでいきましょう。
投資で、うまくいかない人は、常に人のせいにしたり、言い訳が多いイメージです。
相場に対して謙虚に、素直に受け入れる
まとめ
今回は、「損切り」について話をしてきました。
投資において、「損切り」はマイナスのことではなくて、「おはよう」とか「こんにちは」レベルの軽いものです。
毎回、当たり前のようにやってきます。
そして、損切りになったときには、必ず反省しましょう。
私も、今でも毎日反省しますww
そして、誰かに当たったり、相場のせいにしたりするのは、無意味だし、気持ちもどんどん下がって、運気も下がってしまう気がします。
投資は、楽しくて、損をするのは辛いけどそれも相場の醍醐味なので、「損切り」も受け入れて慣れていきましょうね。
あなたも、損切りができるようになれば、投資でどんどんプラスに変わっていきますよ☺️
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。