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【株式投資初心者】間違った「長期投資」の考え方と投資法!本当の意味を考えていこう

セント

こんにちは、Centです。

今回は、長期投資について考えていきたいんですが、そもそも長期投資の意味を履き違えている人が多いのでそこから話していきたいと思います。

そして、長期投資の考え方についても話していこうと思います。

先日、このようなツイートをしました。

長期投資の間違い

長期投資は、あくまでも「長期の目線」であって長期に株などを長期保有すると言う意味ではない。 だから負ける人は、長期目線だからと言う理由で「含み損」に耐えてるし、勝つ人は長期目線だけど雲行きが変われば速攻で「損切り」する。たとえ一週間しか保有していなくても。。。

Twitterでつぶやいた通りなんですが、長期投資とは、「株式投資を長期的な視点」で行うという意味です。

これから話す投資法では、1つの買いから売りまでの期間を、半年くらいで想定しています。

しかし、期間に関しては、短い場合は1ヵ月ぐらいになることもありますし、長い場合には数年というものもあります。

だから、1つの買いから売りまでの期間は短期とも言えないし、超長期でもないので、「中長期」といった感じですね。

そして1番重要な事は、投資のスタンスを「長期投資」と考えることです。

だから、明確な言葉にしてお伝えしようと思い、長期投資の原則を考えてみました。



長期投資大原則


長期間、株式投資を継続して、 福利の力を発揮させること

繰り返しになりますが、長期投資と言うのは売買の期間が長期であるということを意味するわけではありません。

株式の実際の保有の期間は1、2ヶ月でもいいし数年でも構いません。

長期投資というのは長期間、株式投資を継続して、複利の力を発揮させる投資行動を意味しています。

複利の力を発揮させるためには、運用資金は1度投入したら基本的には引き出しをしない

これは生活費からではなく、余剰資金から必ず投資をするということも意味している。

そして1番大事な事は、株式投資を長い間「継続」することです。

株式投資を継続することでしか、大きな成果は得られません。

そして、株式投資を長期間継続することでインフレ対策としても有効に作用していきます。

株式投資というのは、インフレに対抗力のある資産なのです。



運用利回りは配当所得を含める

運用の利回りには、配当所得も含めて考えます。

だから投資をする時は、配当利回りもしっかりと調べましょう。

「年率10%の運用利回り」を目指す場合はキャピタルゲインの利回りが7%から8%インカムゲインの利回りが2%から3%で、合わせて10%位になると言うのが、1つの目安です。




運用利回りには含み損益も含める

運用成績で、利益確定をした分だけ計算する人がいると思いますが、株式と言うのは、即現金化できることが魅力の1つです。

だから、今年の利益は200万円でしたと報告している投資家の含み損が、400万円あったら全く意味ないですよね。

実現した売買損益はもちろん大事ですが、保有中の株式の含み損益も「自分の財産」においては合算した数字になります。

そのため、年末に保有株式の時価評価を行って、実現した売買損益、含み損益、配当所得等を含めて、その年の運用利回りを意識してください。




運用利回りを単年度で評価せず、長期の平均の向上を目指す

運用利回りを単年度で評価しないと言う事は、長期間投資をしていく上ではかなり重要なことです。

年率の運用利回り自体はもちろん単年度ベースで算出することになりますが、1年や2年、運用利回りが冴えない結果であってもあまり気にする必要はありません。

短くても5年間基本的には10年間の利回りの平均値で、自分の運用実績の良し悪しを評価するべきだと思います。

単年度ベースの運用利回りが数%いいかとか、マイナスになってしまうと私があっても、30%とか40%といった高い運用利回りが出るような好調な年もあれば、平均で10%達成できます。




大切なのは継続すると言う事

長期投資大原則まとめ

1、長期間株式投資を継続して、福利の力を発揮させる

2、運用利回りには配当所得も含める

3、運用利回りには含み損益も含める

4、運用利回りは単年度で評価せずに、長期の平均値の向上を目指していく

肝心なのは1番目の「継続と複利の力」です。

長い間株式投資による運用を続けることこそが長期投資の大原則なんです。

継続は力なりと言う言葉がありますが、その力に福利の力を合わせることで凄まじい威力を発揮できるようになるのです。

継続的な福利の力による資産形成の威力については、こちらの記事をご覧ください。

2番目から4番目と言うのは、運用利回りについての考え方です。

長期的にじっくりと構えて投資に臨むときの心構えと言う事ですね。




まとめ

今回は、長期投資における、考え方について話をしてきました。

長期投資は、長期間株を保有すること」ではないと言うことがわかったと思います。

そして、何度も言うようですが、退場しないように株式投資を継続していくことで、複利の力を利用することができます。

だから、銘柄の選別などについてもなるべく安全な方法をとっていきたいものです。

また別の機会に、その銘柄の選別の方法などを解説していきたいと思います。

今日は、この辺で終わりたいと思います。

ありがとうございました。