こんにちは、Centです。
今回は「業績の推移」や、「配当額」によって銘柄選別の仕方を解説していきたいと思います。
こちらの記事は、「つぶれない会社安定している会社の選び方を学んでいこう。」の第二弾として書いていきます。
自分の力で、長期的な目線で投資をする会社を選ぶ方法について書いています。
- どの会社に投資すればいいのか?
- どうやって銘柄を探せばいいのか?
などの投資初心者さんの疑問にお答えしています。
まだ読んでいない方はこちらを読んでから、今回の記事を読むことをお勧めします。
第1弾で、約60銘柄に絞れた優良企業ですが、さらに「業績の推移」や「配当額」によって、さらに絞り込みをしていきたいと思います。
株式投資とは、マネーゲームとよく言われていますが、ちゃんと勉強して、お金を運用していけば安全に、資産運用していけるようになります。
だから今回は、業績が上がっている会社、配当額が高い会社など、銘柄を選ぶ上での基準というのを勉強していきましょう。
基準がないと、配当が高いのか低いのか分からないし、業績が良いのか悪いのかもわかりません。
そんなことを今日は深掘りしていきたいと思います。
それでは一緒に勉強していきましょう。
銘柄の絞り込み
東証1部上場企業の中から、約60銘柄が「グローバルな優良企業」、「財務的に優良な企業」と言う、条件から選ばれました。
しかし、投資資金が1億円に満たない、個人投資家は、はっきりいって60銘柄も必要ありません。
ここからさらに、自分が有利な投資が出来るように20銘柄くらいに絞っていきたいところです。
毎日、60銘柄を見るのはすごく大変だと思います。
しかし20銘柄くらいなら、値動きや、新しいニュースなどを確認することができます。
基本的には、長い時間をかけて安定した運用を前提としているので、ここから絞っていくのは、「業績が伸びているかどうか」と、「配当額」が安定しているかどうか。
または、配当が増加傾向にある企業に絞り込んでいきたいと思います。
時代の移り変わりもあるので、参照にするデータは過去5年間位のもので充分だと思います。
また、今後リーマンショックなどの、大きな下落が出てくることもあると思いますが、その時にはたくさんの会社が、減益や赤字、減配になってしまうので、その辺は許容する必要がありますね。
どんな基準で絞り込んで行くのか?3ステップ
・PBRが高い銘柄は除外する
・業績推移の基準で絞り込む
・配当額の基準で絞り込む
1、PBRの値が高い銘柄を除外する
PBRは、株価と1株当たりの純資産の比率なので、1.0倍なら1株の値段に対して資産比率がほぼ同じということだし、0.5倍なら半額でかなり安くなっている、逆に2.0倍なら株価が高くなりすぎている、と言うことになります。
だから基本的には、PBRが1.0倍を割っている銘柄を投資の対象として検討するべきだと考えています。
企業の、価値に対して株価が高くなりすぎていると、株価下落のリスクを大きくしてしまうためです。
だから、ピービーアールが0.75倍くらいから投資を検討するのが良いと考えています。
この基準に関しては、あなたの経験や感覚で、上下させても良いですし、もっと銘柄を絞りたいなら、0.75倍よりも低くしてさらに条件をタイトにするといいでしょう。
株価が、高くなりすぎているものは、除外しよう!
2、業績の推移による選び方
過去5年間のEPS (1株当たり当期純利益)の推移を見てみましょう。
業績が不安定になってしまっている企業や、業績不振に陥っている企業はもちろんのように除外していきます。
この時に、直近の決算期だけが業績不振になっているものも、除外したほうがいいと思います。
調子が悪そうな会社は、除外しよう!
3、配当額(配当性向)による選び方
配当性向の低い企業は、除外していきます。
配当性向っていうのはEPSに占める配当の割合を意味しています。
そして、その平均値をとったものが平均配当性向です。
利益がたくさん出ているのに、株主に全然還元していない会社は、株主を軽視している可能性がありますよってことですね。
そういう会社は平均配当性向が低くなります。
いくらいい会社でも、利益がたくさん出ていても、株主への還元があまりよろしくなければ、投資はすべきではありません。
だから、長期投資目線で今は考えているので、配当利回りが低い企業も投資対象から除外していきます。
基本的には、年率10%以上の運用利回りを達成していきたいので、10%のうち3%程度は配当によって安定的に入るようにします。
注意点
条件を厳しくしていくと、銘柄が1つもなくなってしまったり、緩くしすぎると、銘柄数が多くなりすぎたりもします。
今回話してきた条件を少しずつ、自分のオリジナルのものに変えつつ、自分だけの銘柄を探していくことをオススメします。
そして、株式投資は正解はありません。
しかし、条件を絞っていくことで、より株式投資が有利な存在になっていくのは間違いありません。
まとめ
今回は、銘柄選別の仕方について解説をしてきました。
今回話してきた内容は、より安全に株式投資を行う上で、必要な考え方になるので、是非マスターしてほしいところです。
いつまでも、SNSで話題になっている銘柄ばかり取引していては、なかなか結果に繋がっていきません。
長期的な目線で、投資をしていきましょう。
スクリーニングで、銘柄を探すのは、一年に何回かで十分です。
あなたの投資人生がより豊かなものになりますように!