こんにちは、Centです。
今回は、「マカオの置かれている状況から、バク益を狙おう」という話をしていきます。
マカオのカジノセクターが、2020年プラス成長回復予報が出ていたんです。
しかし、武漢肺炎によって達成不可能ではないか?と言われ始めているのが現実なんです。
実は、この話をしようとしたのは、日本の全セクターを考えるのに必要なことなんです。
武漢肺炎によって、どのように予報が変わるのか?というのを、投資初心者のあなたに知って欲しいんです。
投資の世界では、昨日まで「この会社は今年は儲かるぞ」といわれていた会社でも、次の日には「大赤字になるぞ」という予報が180度変わってしまうモノです
それは何故かというと、今回の武漢肺炎のように、不測の事態で大きく影響が出る会社が出てきてしまうためです。
今回の武漢肺炎の蔓延によって、日本へのインバウンド系のセクターはすべて崩れます。
航空関係、ホテル業、小売系をはじめ、移動手段であるJRなども、ディフェンシブなセクターですが、下落に間違いなく巻き込まれてしまうでしょう。
今回は、そんな話をしていきたいと思います。
そして、バク益狙っちゃいましょう!
それでは、今日もお付き合いくださいね。
2019年のマカオのカジノ収入について知ろう
マカオのカジノ収入から見ていきましょう。
19年は、前年比3.4%減の2924億5500万パタカになりました。
17年、18年の2年連続の2桁増と比べて、マイナス成長に転じることになってしまったのです。
- 元安からインバウンド消費の落ち込み
- 米中摩擦を背景とした中国の景気減速懸念
- 米当局の締め付けを受けたVIPカジノの不振
- 香港の社会情勢不安
19年12月には前年同月比13.7%減と、ほぼ4年ぶりの2桁減となった。
これは、習近平国家主席のマカオ訪問に伴う渡航規制が響いたためで、ある程度事前の予想の範囲内だった。
2020年の成長見込み
20年に関しては、前年比で「小幅減」あるいは「小幅増」との予想が目立ち、プラス成長を回復するかが焦点でした。
しかしながら、年明け早々、武漢発の新型コロナウイルスの感染拡大という予想外の事態が発生。
早くも各社の予測が、大きく崩れようとしています。
マカオ政府当局は20年のカジノ収入について「前年比横ばい」を見込んでいたが、この水準の達成もかなり困難になってしまうでしょう。
2003年のSARS相場を知ってガッツリ稼ぐ
03年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が悪さをした当時は、収束に伴ってインバウンドがV字回復したことがありました。
現時点ではまだ、「一時的な悪影響にとどまる」との楽観的な考えの人もいます。
しかし、この先の感染次第では、予想以上に大きなダメージが長期化する可能性も大いにあると考えています。
ただ、その一方で、カジノセクターの中長期見通しは大手投資会社はポジティブな考えを示しています。
カジノだけでなくて、中国の政策を追い風としたエンターテイメント事業、レジャー施設の開発、MICE(会議・展示会イベント)など、非カジノ事業の発展期待が依然大きい。
こんなときには、必ずチャンスがやってくるんです!
中国の政策方針が追い風「金融センター化」がカジノ業界にも恩恵
政策面に目を向けると、中国政府がマカオの本土復帰20周年に当たって明らかにした関連政策の目玉は「マカオの金融センター化」。
カジノ業界には直接関係はしませんが、マカオ経済全体や旅行業の長期発展に有利と考えられていて、カジノ銘柄にもプラスになる見込まれています。
・中国政府が、マカオの発展に向けて積極姿勢を示したことが大きいと、マカオ経済の先行きを楽観視
中国の、一連の施策はカジノ銘柄の再評価につながる
広東省・香港・マカオの経済一体化構想
- 粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)
- 周辺交通インフラの整備
- 横琴の国際リゾート開発
これらは、カジノ銘柄の中長期の成長期待を後押しする要因になると考えています。
特に、横琴開発計画は、現地で開発プロジェクトを手掛ける銀河娯楽(00027)に特に有利になると考えられています。
カジノセクターは、22年のカジノ事業免許切れに際する免許更新の方法が明らかにされていないので、マカオ政府がどのように方針をとるか注目されています。
クレディ・スイスは、12月に就任したばかりの賀一誠・マカオ特区行政長官が、4月の施政方針演説に際して、免許更新に関する措置に言及すると予想を発表しています。
現段階では、既存6社がそのまま更新できるのか?新規参入を認めるか?といった不確実要素が株価の重しに待っています。
もしも、方針が明らかになれば、株価がかなり上昇する可能性があるということですね。
不測の事態:肺炎感染で最悪はカジノ閉鎖も
最近で、最も注目度が高いのは、新型コロナウイルスの感染拡大で旅行業全般への大きな影響ですね。
JPモルガンとジェフリーズはカジノセクターに関する直近リポートで、「ホテルの予約キャンセルが殺到しているといった状況は見られない」とレポートを出しています。
しかしながら、状況はどんどん悪くなっていて、カジノ銘柄は旧正月前の香港株式市場で、航空銘柄と並ぶ下落率上位となった。
マカオ政府は、湖北省から来た旅行客のマカオ入境を基本的に拒否する方針を通達。
そして、中国政府が海外への団体旅行を中止しており、カジノ市況への打撃はすでに避けられないところまで来ています。
このまま感染事例が増えれば、カジノ閉鎖という手段も辞さない
なお、新型肺炎の感染状況に関しては、今後の状況を確認していくことしかできないので、証券各社は、個別銘柄に対する強気見通しを変えてはいません。
クレディ・スイスは新型肺炎による短期的なリスクに触れながらも、カジノ6銘柄全てに対して強気の投資判断を付与しています。
- メルコ・インターナショナル(00200)
- サンズ・チャイナ(01928)
- 銀河娯楽(00027)
トップピック銘柄を維持しています。
UBSも影響の度合いを見極める必要があるとしながらも
- 澳門博彩控股(00880)
- 銀河娯楽(00027)
- サンズ・チャイナ(01928)
- メルコ・インターナショナル(00200)
4銘柄に対し、「買い」の投資判断を維持しています。
ここに、投資のチャンスがある
今回の、このマカオのカジノセクターのように、何か問題が起きているのに、各証券会社は強気見通しをしている銘柄を探しましょう。
そして問題が悪化するごとに、そのセクターは予想以上に株価が下落するでしょう。
株価が大きく下落したところから、しっかりとした強気の買いを入れていくのが、大きな利益につながっていきます。
その問題が大きくなればなるほど、さらに売られることもあるでしょう。
そのリスクも考えた上で、問題が収束に向かいそうになったら、強気の攻めがかなり重要です。
資産を大きく伸ばすチャンスですよ。
まとめ
今回は、武漢肺炎の影響を学び、投資に勝つ!マカオカジノからバク益を狙うぞというテーマで話をしてきました。
正直言って、日本株でこのような状況になっている株式は、すでに何銘柄も出てきています。
そして、リスクをとっていくときには、もう1段階、2段階大きな株式の下落があることを考えて投資をしてください。
1度の下落で、資産がなくなってしまうようなリスクの取り方はしないで下さいね。
このような大きな問題が起きて、ものすごく株価が下がったときに、うまく買いでポジションを取れれば、大きな利益につながるでしょう。
ポイントは、中長期で調子の良いセクターなのに、問題が起きて大きな影響が出ている銘柄です。
香港のカジノセクターを、買ってみるのもオススメですよ。
武漢肺炎のニュースはずっとチェックしましょう!
あなたの投資生活に、少しでもプラスとなる情報でありますように。
それでは、またお会いしましょう。