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【株式投資初心者】ウォール街の格言「語る者は儲けず」を解説!儲けたいなら黙ってやれ

セント

こんにちは、Centです。

今回は、ウォール街の格言「語る者は設けず」について深堀して話をしていこうと思います。

私のブログで、何度も言ってきたことなのですが、自分のトレードについて語ってしまう人は株で儲けることができません

Twitterなどを見ていると、めちゃめちゃ多くないですか?

この人たちは、儲けていないか、いずれ資産を失ってしまうタイプです。

なぜそのようなことが言えるのか?深堀して話をしていきます。

あなたの投資に、少しでもプラスになるように解説していきたいと思いますね。



語る者は儲けず

自分の投資実績を嬉しがって、他人に語るタイプの人ってすごく多いですよね?

それどころか、まだ儲けが出てもいないのに、どこどこに投資したとか、なになに株を買ったとか、語り歩く人がいます。

むしろ、このようなタイプの人が大半ではないでしょうか?

私が、投資家を観察してきた中で、このタイプの人はほぼ、必ずと言っていいほどいつかは大損をするタイプです。

なぜこのようなことが言えるのか、説明していきますね。



語る者は大損する人

自分の投資を語りたがる人は、株式投資などで損をしたときには、その理由を何かのせいにしたがります。

そして、自分の精神を安定させるのです。

例えば、「Aという株を買った」と友人に話していた場合には、損が出てしまったときに、「急に戦争が始まったので株が暴落してしまった」とか、「コロナウィルスが流行ったから」とか理由をつけたがります。

反対に、このタイプの人が儲けたときにはどのようになるでしょうか?

自分の調査能力や、判断力、行動力が良かったと無意識のうちに考えてしまいます。

簡単に言えば、損をしたときには言い訳をして、儲かったときには、誰かに自慢したくて”うずうず”するわけです。

そうしているうちに、いつかは必ず大きく間違ってしまうわけですね。



語るものは縛られる

先ほどのように、語りたがりの人が「A株を買った」とたくさんの人に伝えたとします。

そして、散々周りの人に、この株はどれだけ良い株なのかということを語りまくります

そうすると、もしも考えとは反対に動いてしまったときに、自分にも語りかけるんです。

この株は、売り上げも伸びているし、これからのテーマ株になりそうなので、下落なんてありえないと。。。

いわゆる、自己暗示の世界ですよね。

こうなってくると、どんどん損失の額が大きくなっているのにもかかわらず、自分の株がすごくよく見えてしまうので、手放せない、ドツボにはまって自滅するんですね。

こんな行動パターンになってしまうので、残念ながら待っているのは、”大損”の2文字です。



儲ける者は語らず

では今度は、儲ける人の行動パターンを見ていきましょう。

ちなみに、ごく親しい友人と、保有銘柄について話したり、投資の話題になったときにその一部に言葉に出るというのは、これには当てはまりません。

TwitterなどSNS上や、あちこちに得意になって語り歩く人のことを言っています。



なぜ儲ける物は語らないのか?

株式投資などでは、風向きがよく変わるのを知っているからです。

もう少し深掘りすると、今この瞬間は買い予想だけど、1時間後には売り建てしたくなるような、流れが180度変わることがあります。

だから、人に教えたとしても、それが全くの無意味で、逆に「損をさせてしまう」ということを、投資家は知っています。

口が裂けてもあの株が上がるよなんて、言えないわけなんですよね。

半分は儲かる、半分は損をするものを、これはいいものだって他人にはなかなか進められないですよね?

それがわかっているか、わかっていないかの境目が、儲かるか儲からないかの境目にもなってくるんですね。



健全な投資家

マックス・ウェーバー著
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』では、理想の投資家の像を描いている。

彼らは、決して市場で目立つことはしない
果敢なプレイヤーであっても、自分の投資目的のためにのみ動く

市場と言うジャングルでは、迷彩色に身を包み、世間では普通のビジネススーツをまとっていて目立たない
大儲けして湯水のように使える金があっても、一生懸命働いて得たお金と同じような扱いをする。
決して湯水のように消費せず、夜にクラブで時間を過ごす事は稀にしかない。

ほとんど、明かりの下で読書三昧の時間を過ごす。

儲ける投資家とは、こういうタイプの人が多いように感じますね。



まとめ

今回は、ウォール街の格言「語る者は設けず」について話をしてきました。

投資をしている人なら、酒田五法という言葉を聞いたことはあるかと思います。

これを考案した、本間宗久の『相場三昧伝』でもこのように書かれています。

必ず他見無用のこと。秘すべし、秘すべし

「誰にも語るな、この本も誰にも見せるな」ということです。

儲けた話やそのやりとりを聞くと、投資を簡単なものだと思い込んで真似る人が出てきて、損をしてしまう。

そうすると恨まれるだけだから誰にも言うな」と言うのです。

江戸時代から、他人に投資のことを語るのは、投資で損をする人の典型的な傾向だと言われているんです。

あなたも、これで儲かっていない人を見抜けるようになりましたねww

それでは、またお会いしましょう。