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【株式投資初心者】リスクを減らす資産運用のコツを知ろう!

セント

こんにちは、Centです。

今回は、リスクを減らす資産運用のコツについて話していこうと思います。

リスクを減らすといっても、どのように減らしたらいいかわからない人たくさんいますよね?

そして、リスクを取らないと、投資でお金を稼いでいけないという話も聞きますよね?

そんな話が混ざってしまうので、ちゃんとリスク管理ができている人は、少ないものです。

今日は、そんなリスク管理のコツについて深掘りしていきたいと思います。



資産運用の基本

資産運用は、なるべく安全に利益を出し続け、それを長い間継続できるかどうかというのが、重要になってきます。

そして、最初は本当に少ない利益から始まるかもしれませんが、あせらず継続することによって、複利を仲間にすることができます。

これが投資における基本であり、投資の全てです。

とはいえ、実際にどのように安全に、そして長期的に利益を出し続けていけるのか話していきたいと思います。



分散投資の考え方が重要

安全に、そして長期的に利益を出していくためには、分散投資の考え方が重要になってきます。

投資の本によっては、「分散投資をしすぎると大きく稼げない」なんてことが書いてあることもあります。

しかし、大きく稼ぐという事は、資産が大きく減る、という事と隣り合わせだとまずは理解してください。

「月に10万円稼ぎたい」と考えている人は、「月に10万円損をするリスクを取る」ということです。

分散投資のデメリット

分散投資のデメリットから話していきますが、投資の本を見ていると、大きく稼げないと書いてあります。

いやいや。。。

分散投資でも、大きく稼げる事はたくさんありますよ。

だから、集中投資が大きく稼ぐために必要だという話は忘れてください。

集中投資のデメリット

今度は、集中投資のデメリットについて話をしていきましょう。

1番のデメリットは、投資している銘柄が暴落したときに、一気にお金がなくなることです。

こうなると、資産運用とは呼べなくなってしまいます。

一気にお金がなくなるような投資をするなら、海外旅行にでも行って、楽しい思い出を作ったほうがいいと思いますw

投資初心者さんの中には、一気にお金持ちになって、贅沢をしたいという人もたくさんいるでしょう。

しかし、その考えこそが夢の実現を邪魔しているものだと教えてあげたいです。

投資の世界では、投資資金がなくなったらその場で終了になってしまいます。

資産を増やすことも大事ですが、資産を減らさないことの方が重要なんです。



分散投資のメリット

それではいよいよ、分散投資のメリットについて話をしていきたいと思います。

もしもあなたが、分散投資は稼げないと考えているならその考えは捨ててください。

分散投資こそが、最強の投資方法だと考えてください。

私も、分散投資によって何度も救われてきました。

1つの銘柄が、大きくマイナスになったとしても、利益が出ている銘柄と一緒に売ることで、その大きなマイナスをカバーできるからです。

そして、暴落が起きてもリスクが分散されているので、集中投資よりも資産を守ることができるのです。

それでは、分散投資の考え方についてポイントを3つ話していきたいと思います。

https://cent-hk.com/2019/07/17/%e3%80%90%e6%a0%aa%e6%8a%95%e8%b3%87%e5%88%9d%e5%bf%83%e8%80%85%e5%90%91%e3%81%91%e3%80%91%e6%9a%b4%e8%90%bd%e3%81%a7%e3%82%82%e5%88%a9%e7%9b%8a%e3%82%92%e7%a9%8d%e3%81%bf%e9%87%8d%e3%81%ad%e3%82%8b/

株を売買するときは、複数の銘柄にしましょう

1つの銘柄に、すべての資金を投入した場合、おおよそ2分の1の確率で資産を増やすことができます。

しかし、反対に2分の1の確率で資産を減らしてしまうのです。

そして、株価が思惑とは逆に動いてしまった場合は、悲惨な結果となります。

資産が思っていたよりも、大きく減ってしまうと、株式投資をやめることも考えなくてはいけなくなってしまいます。

いわゆる、退場です。

そんな事態にならないように、複数の銘柄を組み合わせて売買をする、分散投資の考え方を取り入れてください。

株価はそれぞれの銘柄で、上がったり下がったりするので、分散投資をすることでリスクを減らす効果が期待できます。

ただ、何銘柄も売買するような投資資金がない場合には、ミニ株と言う制度もあるので、利用してみるのも良いでしょう。

ミニ株は、単元株数の10分の1で取引ができます。

1口100万円で取引ができる銘柄があった場合、10万円から取引ができるということです。

しかし、ミニ株にもデメリットがあるので、簡単に書いておきます。

ミニ株のデメリット

リアルタイムの取引ができない

ミニ株は、注文をした翌営業日の始値で約定します。

次の日の、株式市場が始まって1番最初についた値段で買うということです。

値段が跳ね上がったりした場合には、思っていた値段よりも高くなってしまうこともあるでしょう。

指値注文もできないということです。(この値段で買いたい、という注文方法)

売買できる銘柄に制限がある

ミニ株とは単元株数の10分の1単位で株式を購入できる制度なので、単元株数が1株の銘柄は対象になりません。

そして、取扱銘柄も証券各社によって異なります

そのため、購入を考えている銘柄の取り扱い状況も口座開設前に把握しておく必要がありますね。

単元株を買うよりも稼ぎにくい

投資資金が少ないということもありますが、ミニ株は通常の株式取引よりも利益が出づらいです。

理由は、証券会社が100株仕入れてきて、あなたに10株を売ることになるので、その手数料等がかかるためです。

詳しい話はここではしませんが、余計な費用がかかるということです。

ミニ株のメリット

とはいえ、投資初心者にとっては実際に株の売買をするわけですから、練習するにはもってこいだと思います。

私が株を始めたときには、このような制度がなかったので、例えば任天堂などの株は買えませんでした。

1口取引をするのに、いま現在400万円くらいかかりますからね。。。

アメリカなどは、1株ずつの売買ができるので、日本も早くそうなって欲しいものです。

それでは、分散投資の考え方についての話に戻りますね。



株以外の資産も持ったほうがいい

散々株の話をしてきましたが、資産を分散することも重要です。

保有資産を株だけにすると、大きく目減りしてしまうことがあるからです。

世界的に、株式市場の暴落が起きると、日本円や、金などの価値が上がるといわれています。

そして、債券(国債や社債)なども安定しているので、できれば取り入れたいところです。

債権を資産の中に組み込むことによって、急激に下落するリスクを減らすことができます。

債券は株に比べて、リスクが低く資産価値の変動が少ない商品です。

他にも不動産などの商品があるので、必要に応じて資産を組み合わせることが重要です。



株価をピンポイントで当てるのは難しい

資産の分散を使ってしっかり管理ができれば、あとは時間の分散です。

世界中の投資家が考える事は、誰よりも安く株を買いたいということです。

しかし、どこが安値になるのかは、後になってわかることで、そのときには知ることはできません

株を購入するベストなタイミングを当てるのは、難しいというよりは、無理なんです。

だから、購入のタイミングを考えるのも重要ですが、なるべく安い値段で買えるようにする方法を実践してみるのも良いでしょう。

その方法は、定期的に同じくらいの金額を投入して、投資をしていく方法です。

ドルコスト平均法なども、この考え方です。

ここでは、ドルコスト平均法については詳しくは解説しませんが、値動きの上下にかかわらず、平均的な値段で購入できる方法です。



まとめ

今回は、リスクを減らす資産運用のコツと言うことで、分散について話をしてきました。

このような分散という考え方は、株式投資だけではなく、すべての資産運用につながる基本になります。

投資で失敗して、やらなきゃよかったとなる前に、しっかりと分散について理解しましょう。

リスクを管理できるようになれば、株式投資もより良い結果が生まれてくるでしょう。

それでは、またお会いしましょう。