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【株初心者向け】新興市場の取引は、利益が出にくい理由を解説します。

セント

こんにちは、centです。

今回は、投資初心者さんが新興株をトレードしないほうがいい理由を話していきたいと思います。

Twitterなどを見ていても、やっぱり新興株は人気ですね。

株価が安くて買いやすい低位株であることも理由何でしょうね。

しかし、落とし穴がいくつかあるので、今日はそのことについて深掘りしていきたいと思います。

ちなみに、新興株はこれから説明する理由で、私はあまりトレードしません。

それでは今日もお付き合い下さい。

新興市場とは?

そもそも新興市場って何?て言う人もいると思います。

なので、まずは新興株とは何かを少し説明したいと思います。

新興市場

新興企業(ベンチャー企業)が多く上場している東京証券取引所の「JASDAQ」や「東証マザーズ」などの総称として使われる言葉です。

*このほか、名古屋証券取引所の「セントレックス」、札幌証券取引所の「アンビシャス」、福岡証券取引所の「Q-ボード」があります。

新興市場の特徴

各証券取引所の1部・2部などの通常の基準よりも上場基準が緩いです。

株主数や時価総額(上場時見込み)など一定の要件を満たしていれば、設立間もない企業や赤字の企業でも上場できる場合があります。

会社の価値と株価の差が大きい

ここから本題に入っていこうと思います。

会社ができて間もないとか、ネット関係の会社、ハイテクの会社などは、会社の金庫にまだそんなにお金を貯めていません

しかし、株式市場で人気や期待値だけで、株価が急騰していることがあります。

このように、これから成長するんじゃないか?と期待される会社ほど、会社本来の価値と株価の乖離がとても大きくなってしまうのです。

BPSの考え方

あまり難しい言葉は使いたくないんですが、株式投資にはBPSという考えがあります。

企業の収入とか、借金とか全部計算するといくらになるの?

そしてそれを、1株あたりで計算するといくらになるのか?という考え方です。

新興株の場合、このBPSと、実際の株価が10倍以上も差が開いてしまっている会社がたくさんあります。

それだけ期待されているということではあるんですが、ビジネスで成功する事は本当に難しく、失敗することもたくさんあります。

そして、将来の期待されていたビジネスが失敗すると、このBPSの数字に株価が戻ろうとします

例えば1000円だった株価は、100円近くまで売られてもおかしくないということです。



値動きが激し過ぎる

東証1部の銘柄に比べて、取引されている量や、金額がとても少ないです。

例えば、日本で1番売買されている、ソフトバンクの株を1億円分成り行き買い(いくらでもいいから株を購入する方法)で購入しても値動きは基本的には1円か2円です。

しかし、新興株の場合は銘柄にもよりますが、1億円分成り行き買いをしたら、ストップ高になってしまう銘柄がたくさんあります

これはどういうことかというと、「資金がある人が勝つゲームになってしまう」ということです。

そして最近では、アルゴリズムが働いているので、「AI」対「株式初心者」さんという構図になってしまいます。

だから、新興株式においては上級者という「トラ」が、初心者である「うさぎ」を食べてしまうのです。

実際の銘柄で見てみよう

Twitterでよく見る銘柄のBPS

最近は結構、テリロジーと言う言葉を見かけます。

なので、テリロジーについて少し考えていきましょう。

テリロジー

有名投資家が株主の名前に出たことで、有名になりました。

その人の、信者になっている人も多くて、大きな含み損を抱えているのに、信者同士が励まし合っています。。

私からしたら、謎な行動すぎて理解できません。

期待することはいいんですけどね、含み損はなるべく早く解消した方がいいのに。。。

今の株価は900円位で、そしてBPSは、90円です。

10倍の価値に見積もられていると言う事ですね。

この株価が、高いか安いかは個人の判断になるわけですが、高値で1100円くらいだった株価が、900円に落ちてきたところで、よし安くなったから買おうとは、安全に投資をしたい私にとっては絶対無理な行動なんです。

他の会社でも、実際いくらの価値があって、どのぐらい利益が出ているのか把握しておかないと、ビジネスに失敗したときに、10分の1の値段になってしまうかもしれないということを、理解した上で購入するようにしてください。



この銘柄なら投資できる(個人の見解)

ユニバーサル

私が紹介したい新興株の銘柄は、ユニバーサル・エンターテインメントです。

現在の株価は、2900円くらいです。

そしてBPSは?と言うと、4746円です。

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株価よりも、BPSが高いの?ってことになりますが、高いんです。

この会社は、パチンコ業界からカジノ事業へシフトチェンジしている途中なので、これからどんどん伸びていくと考えています。

カジノ事業も、全体の売り上げに対して53%と半分を超えてきていて、フィリピンのマニラにはすでに、カジノ(オカダ・マニラ)ができており、周りにもどんどんカジノが建設されている状態です。

今の株価が、高いのか安いのか?は同じように、個人の考え方ですが、もしも新興株で投資をしようとしているなら、すごく稀ですが、実際の企業価値よりも、株価が低いものをお勧めします。

まとめ

今回は、投資初心者さんが新興株式市場の株をトレードするのは、やめたほうがいいんじゃないか?と言う話をしてきました。

とはいえ、株式投資でどんな銘柄を買って、どんなタイミングで売却するかは自由です。

だから私は、注意喚起しかできません。

この話を聞いて、どう行動するかはあなた次第です。

個人的には、空売りができないものもあるので、日経400の銘柄だけで、事足りてしまうんです。。

興味を持った人は、みんかぶでBPSのランキングなどが見れますので、リンクを貼っておきますね。

あなたの投資生活に、少しでもプラスになりますように。。。

それでは、またお会いしましょう。