こんにちは、Centです。
パンデミック、パンデミックって知ったかぶってるけど、どいうことなの?今さら聞けないよ〜。って話をしていきます。
コロナウィルスの拡大によって、WHOから新型ウイルス感染拡大は「パンデミック」だとの発表がありました。
パンデミックだって!やばいやばい。。。
って、パンデミックって何だか知っている人少ないんじゃない?
一体パンデミックって何なの?
(実は知らないww)
そんな、みんなの悩みを解決するべく、知識を深めていこうじゃないか!という企画。
順を追って説明していきますね!
今日も、お付き合いくださいね。
パンデミックは、危険値最高レベル
まず最初に、パンデミックは危険値最高レベルということを認識してください。
危険値のレベルには、エンデミック、エピデミック、パンデミックの3段階あります。
- endemic エンデミック(地域流行)
- epidemic エピデミック(流行)
- pandemic パンデミック(世界大流行)
3段階の説明をするので、何となくイメージで覚えてくださいね。
小さな地域から少しずつ広がっていくイメージですね。
特定の人々や地域において、「regularly (ある程度の割合、ポツポツと)」見られる状態。
地域的に狭い範囲に限定され、患者数も比較的少なく、拡大のスピードも比較的遅い状態。「流行」以前の段階。風土病もエンデミックの一種にあたる。
特定のコミュニティ内で、特定の一時期、感染症が広がること[11]。特に突発的に規模が拡大し集団で発生することをアウトブレイクと呼ぶ。
(さらに流行の規模が大きくなり)国中や世界中で、感染症が流行すること。世界流行、世界的流行とも。
このように、感染症の度合いには、3段階あります。
今回、WHOから感染レベルが、最高レベルですよと認定されたわけですね。
次のパートでは、感染症の定義についてもおさらいしておきましょう。
感染症とは?
「感染症」とは、微生物が体内に侵入し、繁殖したためにおこる病気のこと。
ウイルス、細菌、原虫などの病原体がからだの中へ侵入して増えて、その結果、咳、発熱、下痢などの症状がでることを言う。
ヒトからヒトへの感染を起こすようなウィルスの場合、感染力が高ければ高いほど、感染を防げないままに、2次感染、3次感染と感染が広がっていきます。
1人の人から3名、4名、5名などと多人数の人に感染するような感染症では、「ヒト-ヒト 感染」が繰り返されるうちに、「爆発的」に広がってゆくことになりますね。。。
WHOによる分類
WHOは、感染症の感染力や流行の、その時々の状況に応じて、(パンデミックに至る)6つのフェーズ(phase、「段階)(≒警戒区分)に分類しています。
この警戒区分は、対象となる感染症の原因となる病原体の病原性の強さや、流行の程度を考慮して総合的にWHOが判断して警戒や対策の実行を呼びかけるものです。
ここではインフルエンザを例に、みていきましょう。
WHOにおけるインフルエンザ・パンデミック・フェーズ
第1段階 | ヒトから新しい亜型のインフルエンザは検出されていないが、ヒトへ感染する可能性を持つ型のウイルスを動物に検出 |
第2段階 | ヒトから新しい亜型のインフルエンザは検出されていないが、動物からヒトへ感染するリスクが高いウイルスが検出 |
第3段階 | ヒトへの新しい亜型のインフルエンザ感染が確認されているが、ヒトからヒトへの感染は基本的に無い |
第4段階 | ヒトからヒトへの新しい亜型のインフルエンザ感染が確認されているが、感染集団は小さく限られている |
第5段階 | ヒトからヒトへの新しい亜型のインフルエンザ感染が確認され、パンデミック発生のリスクが大きな、より大きな集団発生がみられる |
第6段階 | パンデミックが発生し、一般社会で急速に感染が拡大している |
解説
第1段階では、ウイルスを発見してから、それが人間に感染するかどうか?が重要になってきます。
第2段階では、動物から人間に感染するかどうか?が、判断の分かれ目です。
第3段階で初めて、人間への感染が確認されて、次は人間から人間に感染するか?どうかの判断になってきます。
第4、5、6段階では、人から人への感染が確認されたので、今度は感染力が重要な要素になってきます。
ここまでは、序章に過ぎません。
パンデミックから、その先の解説をして、最終的にはどのくらいのタイミングで投資をしていけば良いのか?、考えてみましょう。
パンデミックのその先
ここでも、コロナのいく先がまだわかっていないので、インフルエンザのパンデミックのその先を考えていきますね。
経過 | 解説 |
---|---|
ウイルスの確認 | 亜型ウイルスの存在が確認されている(例。鳥インフルエンザなど) ヒト感染のリスクは低い、またはヒト感染は報告されていない。 |
ヒトへの感染の確認 | 亜型ウイルスの存在が確認されている(例。動物のインフルエンザウイルス) ヒトへの感染が報告されている パンデミックの潜在的脅威 |
ヒト-ヒト感染の確認 | ヒトからヒトへの感染はきわめて限定されている(家族や身近な接触者等) |
小規模の流行 | ヒトからヒトへの小規模感染(単独国家内での感染)を認めるだけの証拠が存在する パンデミックとなる可能性は中~高程度 |
大規模の流行 | ヒトからヒトへの相当数の感染(単一のWHO管区内における複数の国家での感染)を認めるだけの証拠が存在する。 パンデミックへと発展する可能性が高く、早急に大流行への計画的な対策を講じる必要性がある |
世界的な大規模流行 | グローバルパンデミック(世界流行)の状態。 上記の状態に加え、当初集団発生したWHO管区とは異なる管区で集団発生が確認される。 |
流行の消退 | 流行のピークは過ぎたものの、流行再燃の懸念が残る状態。 |
流行後 | パンデミックを起こしたウイルスが通常のインフルエンザウイルスと同等の状況となった状態。しかしパンデミックに対する警戒と備えは維持する必要がある。 |
小規模の流行というのが、1月末の中国の状態です。
そして、大規模の流行→世界的な大規模な流行に進んだわけです。
そして、どこでピークとなるのか?というのが、投資のタイミングになってきます。
投資のタイミングを考える
2003年のSARSの時は、中国での感染者数のピークは、2月の頭でした。
そして、感染者が急激に減ったのは3月の半ばでした。
そして、相場が反転したのは、、、
5月でした。
今回のコロナウイルスの場合、中国では感染のピークを過ぎたものの、欧米などではまだ拡大をしています。
投資のタイミングは、ゴールデンウィーク明けにしておいた方が確実性があるでしょう。
インフォデミック
最後に、パンデミックならぬインフォデミックについて、話しておきましょう。
感染病の流行で「情報」が急速で大量に広がって社会に混乱をもたらす状況を「インフォデミック」と呼びます。
2020年2月2日に、WHOは新型コロナウイルスについて、正確な情報と間違ったものが混在している状況となっていることから「大量情報伝染 (massive infodemic)」を宣言した。
間違った情報が拡散されやすい、世界全体がパニック状態に陥っているということですね。。。
まとめ
パンデミックだとWHOが発表したので、注目すべきは世界的な感染のピークです。
そして、ピークから明らかに落ち着き始めてから、1ヶ月半後というのが、私の考える投資のタイミングです。
・原油絡みでの、サウジアラビア、UAEとロシアの関係が悪くなる懸念。
・日本のオリンピックは、果たして開催されるのか?
マイナスに動くようなら、そこも投資には考えておかなければならないことですね。
投資初心者さんは、ゴールデンウィーク明けまで、とりあえず相場に参加するのは、我慢しておきましょう。
(個人的な意見ですよw)
あくまで、投資は自己投資でお願いします。