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【株式投資初心者】株価を先取り「相場テーマ」の見つけ方のコツ4種類

こんにちは、Centです。

今回は、相場のテーマの見つけ方にフォーカスして話をいていこうかと思います。

誰も注目していないうちから投資をしておけば、もっと儲かったのに。。。と悔しい思いをしたことはありますか??

投資をしたことがない人は、ピンとこないかもしれませんが、みんなが注目する前の株は、すごく安い株価で買えることが多いんですよね。

そして、みんなに注目されることで、すごい上昇を見せるんです。

簡単にいえば、すごく儲けることが出来るってこと!

今日は、そんなテーマ株を見つけるヒントの話です。

それでは、今日もお付き合いください。

相場テーマとは?

株価を動かす材料とか、原因には本当にたくさんのものがあります。

これを「相場テーマ」と呼びます。

相場のテーマをうまく探すことができれば、これから株価が上がる銘柄を見つけることができるようになります。

原油価格

例えば一般的に、原油が値下がりすると、航空会社や輸送外車などの燃料をたくさん使う会社にプラスになると言われています。

(コロナウィルスの要因などによって、航空会社が壊滅的な影響を受けている状況で、これを書いているんですが、、、)

まぁ、一般的にです。

冷夏

夏が暑くなりきらないと、小売り業の株価は一斉に値下がりしたりします。

クーラーが売れなかったり、水やジュースなどが売れなかったりが考えられますもんね。

このように相場テーマと言うのは、株式市場の連想ゲームのようなイメージです。

連想ゲーム
  • これが流行ってるから、こうなるだろう。
  • 円安になったから、こうなるだろう。
  • 大きなイベントがあるから、こうなるだろう。

常に世の中の動きに注目して、どんな会社が恩恵を受けるか?どんな会社が損をするのか?発想力を高めて考えてみましょう。

相場テーマを見つける4つのポイント

相場のテーマを大きく分けると、次の4つに分けることができます。

・政策のテーマ

・ビックプロジェクト

・産業トレンドの変化

・産業構造の変化



政策テーマ

政策テーマと言うのは、みんなにとって一番わかりやすいものになると思います。

なぜならば、必ずニュースで取り上げられて、みんなの目に触れることが多いからです。

為替が円安になったとか、災害の復興支援だとか、少子化対策とか、訪日外国人の増加(インバウンド)とか、、、

だから、政策テーマに関しては、早めに見つけると言うよりは、トレンドに乗ると言うふうに考えた方がいいと思います。

そして、株式投資の世界には、「国策には逆らうな」と言う言葉があります。

国の方針の反対方向に投資をすると、大きく損するよ!qっていうことです。

今では、アベノミクス相場が大きな上昇トレンドを作り出したとわかりますが、当時は、空売りで何度もやられた人をよく見かけました。

国が株価を上げる方針を出したら、株価は上がると言う目線で見ていかなければいけないです。

ビックプロジェクト

ビックプロジェクトに関しては、2020年東京オリンピックとか、リニア中央新幹線だとか、マイナンバー制度の導入などがあげられますね。

どの話題を、どの分類に入れるかと言うのは、すごく微妙なところですが、そこにはあまりこだわらないようにしましょう。

何年も前から、東京オリンピックまでに東京周辺の不動産価格が上がると言われていて、海外などからは相当大きな資金が不動産に投入されています。

他にも、たくさんの関連銘柄でオリンピックを期待して買われてきた銘柄がたくさんあります。

もしも、オリンピックが延期になったら、どこの業界が儲かるのでしょうか?

そして、どこの業界が損をするのでしょうか?

投資家にとっては、プラスと考えられるか、マイナスと考えられるか、そこも正直微妙なラインですね。

広告業界などでは、全てが差し替えになって、印刷業界が儲かる?警備会社等は、イベントのために人員の募集も厚めにしているだろうし、そのイベントで入る収入をあてにして動いてた部分もかなり大きいと思います。

投資家たちがそれぞれ、どのように考えるか?と言うのは、大きく分かれるところですよね。

産業トレンドの変化

産業トレンドの変化と言うのは、例えばガソリン車から、電気自動車への変換などですね。

ガラケーからスマホに変わった時も、大きな大転換がありました。

ガラケーを作ってボロ儲けをしていた、シャープ、パナソニック、ソニーなどの会社はスマホに、ほとんどのシェアを奪われてしまいました。

今では、時計をつけているだけで、心拍数が測れて、睡眠の質がわかって、警告が出るような便利なものまで出てきています。

今現在、すごく便利なものであっても、新しいものが出てきてもっと便利なものであれば、今調子が良い企業も一気に会社が傾くこともあります。

テーマ株を探す醍醐味は、この産業トレンドの変化にあると言っても過言ではありません。

会社四季報などで、どんな会社があって、どんなビジネスをしているのか?

もしも未来を先取りするような研究や、開発をしているならそういった会社の株を買ってみるのも面白いかもしれませんね。

産業構造の変化

産業構造の変化での代表的なものと言うのは、以前までは中国や東南アジアなどで生産の工場を持っていた企業が、最近では国内に回帰する動きが多く見られます。

やはり、海外でものづくりをすると言うのは、メリットで言えば人件費が安く低コストでものが作れる反面、デメリットは無数にあります。

例えば、中国の場合、インフレ率が高いので人件費が毎年のようにどんどん上がったり、政府の言うことは絶対なので思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。

さらには、世界で1番日本が清潔だと言われるように、東南アジアの地域では、まだまだ清潔とは言えないところがすごく多いです。

そのため、新型のコロナウィルスのような新しい病気が蔓延するリスクももちろんあります。

お金の面ではすごくメリットが大きかったですが、そのメリット以上にデメリットが大きく感じるように最近はなってきました。

さらには、停滞している産業などでは再編成の動きがあったり、M&Aなどが活発している業種もあります。

2020年の主要な経済イベントをチェック

時期経済イベント
春ごろ5G(第5世代移動通信システム)商用サービス開始予定
6月~7月東京都知事選
7月~8月東京2020オリンピック開催
8月~9月東京2020パラリンピック開催
9月~マイナンバー「25%ポイント還元」実施?
11月米大統領選

このような、イベント盛りだくさんの予定ですが、コロナウィルスの広がりによって、延期、中止などになれば政府の予定は大きく崩れるはずです。

最後に国土交通省が出している、2020年の目標を見てみましょう。

目標は、良いんですが、2020年の訪日外国人旅行者数はコロナの影響で、大コケしていますね。

テーマ株に投資をすることは、その希望がなくなったときには、すぐに手放さないと、いらない暴落に巻き込まれることもあるので、十分に警戒が必要になってきます。

3月20日くらいには、2月の訪日外国人の数字が出てくるので、是非チェックしたいところですね。

まとめ

今回は、テーマ株の選び方について話をしてきました。

今挙げたように、銘柄のテーマは大きく4種類に分けられます。

その中でも、国策によるテーマ株の場合はトレンドに乗る

ビックプロジェクトは、プロジェクトがなくなりそうなら、一旦乗っかるのを止める

産業トレンドや、産業構造の変化によるテーマ株は、みんなが知らないうちに仕込む銘柄になってきます。

このように、テーマを4つの種類に分けることで、相場に対して冷静な判断ができるようになってきます。

テーマ株を探しているときには、いろいろな新しいビジネスとの発見もあるので、思っているよりもかなり楽しい銘柄選びができると思います。

最後に付け加えますが、投資初心者にとって、医薬品関係のテーマ株はあまり手をつけないほうが無難だと思います。

1年で何回かは、この医薬品銘柄の暴落によって、何人も退場していくのを見るからです。

テーマ株と言うのは本来、会社の未来にかける投資ですから、大きい資金を投入してはいけません。

あくまでも、大きく成長してくれたら、ラッキーな投資です。

だから、自分自身の経済状況と相談しながら、購入するようにしていきましょう。

それでは、またお会いしましょう。