こんにちは、Centです。
今回は、プロの話は信頼できるのか?について話をしていきます。
最初にはっきりとお伝えしますが、これから出てくる証券マンやアナリストなどをバカにしたり、否定しているわけではありません。
私が伝えたいのは、プロと呼ばれる人でも株価を予想するのはすごく難しいということを伝えたいんです。
2019年の年末に、「2020年の年末の日経平均の予想」を、金融のプロと言われるたくさんの「証券アナリスト」たちが予想を出していました。
しかし、コロナショックで日経平均が17000円台になるなんて、誰ひとり予想をしていた人はいませんでした。
相場というものは、テクニカル分析では、、、ファンダメンタル分析では、、、なんて言っても、予想はできないんです。
そんな予想を鵜呑みにして、投資初心者さんは投資をするので、儲かっている時はいいですが、損をし始めたら損切りが出来なくなるのです。
プロの話は、信用できるのか?そんな話を今日はしていきますね。
それでは今日もお付き合い下さい。
プロの定義
今日お話しするプロの定義ですが、プロとは将来の株価を予想することでお給料もらっている人たちのことを指します。
株式評論家とか、証券アナリストとか、証券会社の営業マンなどがこれに当てはまります。
投資の経験がない人にとって、証券会社等の証券マンに話を聞くというのはよくあることですよね?
または、ネットなどで証券会社の予想などをみて、投資を決めている人もいると思います。
そんな、やり取りをみていきます。
証券会社でのやりとり
いらっしゃいませ。
今日はよろしくお願いします。投資のことが何も分からないので教えてください。
今日は、初めてでしょうか?
はい、初めてきました。株式投資を始めたいんですが、何の株に投資すれば儲かりそうですか??
それが、わからないので、証券マンをやっています。。。(泣)
…???。
この会話から
投資初心者さんは、経済に詳しい人に聞けば「株は、必ず儲かるもの」と考えています。
しかし、証券会社で長く勤めている人で、株でひと財産築いた人は、残念ながらほとんどいません。
金融系の会社員は、株の売買が禁止されていることもありますが、短期売買が禁止されていることが多く、3ヶ月以上持つなら、株を買ってもいいですよというところが多いようですね。(現物のみ)
もしも、プロの運用方法が知りたいなら、本屋さんに行って、世界的に有名な投資家の本を買うようにしましょう。
・ウォーレン・バフェット
・ピーター・リンチ
など
しかし、どんな有名な大投資家でも、破産をする人もいるので「参考にする」というスタンスで、本を読むことをオススメします。
オススメしない本
オススメできない本の話もしておきましょうね。
どんな本かは、すぐにわかります。
タイトルが「過激なもの」ですねこのようなタイトルのものです。
・1年で三億円稼いだ方法
・大学生が5000万円稼いだ方法 など
何故ならば、偶然に儲けた可能性が高いからですね。
例え話をすると、「宝くじで一億円当てる方法」なんていうのをみても、「そんなの運だろ!」って思いますよね?
しかし、「20年間連続!毎年宝くじで、500万円を稼ぐ方法」だとしたら、どうですか?
宝くじで、勝ち続けることなんて難しいでしょうけど、20年も勝ち続けていたら、多分やり方があるんでしょう。
まぁ、あくまでも例なので、そんなことはできないんですけどねw
金融アナリストの使い方
証券会社や、投資顧問からの予想は、テクニカル、ファンダメンタルの面から見ても、とても丁寧に分析されています。
それを、当たるかどうかは別として、企業レポートなどはとても参考になるものが多いです。
レポートによっては、有料のものもたくさんありますが、それは情報を得るために、お金を払って分析しているからです。
有料のものを読めば儲かると言うわけではありませんが、分析する角度や、ビジネスの細かい説明なども知ることができます。
そして、1つの企業でも、いくつかの事業に分かれている会社も多いので、複雑なビジネスを分かりやすく噛み砕いているものが多いので、参考にするにはもってこいだと思います。
先程も言いましたが、分析を見て「これはいける」と思うのではなくて、その分析を参考にして自分自身の投資へのヒントにすると言うイメージです。
株価が、上がるか下がるかは誰にもわかりません。
だって、精鋭達が集まった日銀でさえも、今は含み損を抱えているんですから。
蛇足:ありえない投資顧問
今も存在している投資顧問会社ですが、数年前にありえないことがおきました。
もちろん、名前は伏せさせていただきます。
ここの投資顧問会社の代表は、ほぼ毎日のように分析レポートを出していました。
そして、お勧めの銘柄の「買い」「売り」なども発表していました。
2017年のことでしたが、シートベルトの会社のタカタと言う企業がありました。
結論から言うと、この企業は経営破綻をしてしまい上場廃止になったんですが、エアバックの欠陥が見つかり、世界中でリコールになった事件がありました。
その時、タカタの株価は連日のストップ安となりました。
投資初心者の人もいるので、付け加えておくとストップ安になると空売りを入れたくても注文が通りません。
さらには、空売り禁止措置が取られるので、空売りをすることができません。
しかし、この問題の投資顧問会社は、タカタ「売り」を発表し、さも予想が当たったかのように装って、投資成績を良くしようとしました。
そうなんです。
この投資顧問会社の代表は、有名大学を出て金融機関に勤めた経歴があり(それも嘘かもしれませんが)金融庁から投資助言の許可も得ている人でした。
しかし、トレードのルールがわからなかったんですね。
その投資顧問会社には、もちろん顧客を抱えているだろうし、毎月のようにお金を払ってその投資顧問会社が出すおすすめ株を買ったり売ったりしている人もいたはずです。
しかし、金融のプロと言われる人も、実際に自分で株式売買をした経験が少ない人が多すぎるので、投資初心者さんが勉強して、自分で売買をしたほうがレベルが高くなります。
分析力などは、負けるかもしれませんが、株式投資の目的は、利益を出すことですよね?
だから、投資初心者さんは、投資で不安なことがたくさんあるかもしれませんが、自分で全てができるようになりましょう。
まとめ
投資は、毎日不安なことが多いです。
さらには、友達は儲かっているのに自分は儲かっていないなど他の人と比較しがちです。
もしそのように思ったなら、株についての勉強の量を増やしましょう。
間違っても、裏技を使って、楽な方法で稼ごうとしないで下さい。
それは、ほとんどが間違った方向に行って、あなたの資産を減らすことになるでしょう。
今回は、投資のプロの人の話は信用できるか?と言う問題について話をしてきました。
この記事を読んで、あなたはどう思うか分かりませんが、投資に対して安心よりも、お金や、資産を増やしたい人は、気をつけなければいけない問題でした。
それでは、またお会いしましょう。