こんにちは、Centです。
今回は、ビットコインについて話をしていこうと思います。
私個人は、ビットコイン否定派ですが、そもそもビットコインとはどのようなものなのか?話していきたいと思います。
なるべく、フラットな目線でビットコインについて解説していきたいと思います。
最近では、テレビでもビットコインを取り上げられたりするようになって、ネットの世界で使える仮想通貨をどう考えるかは、お金とは何か?という目線で考えていかなければいけません。
今日はその辺について深掘りしていきたいと思います。
それでは今日もお付き合い下さい。
世界共通の通貨
ビットコインは、たくさん種類がある仮想通貨の中の1つです。
仮想通貨というのは、インターネット上にしか存在しないお金のことです。
電子化された現実のお金である、電子マネーとは全く別物になります。
インターネットで取引をするのに、仮想の通貨で支払いができるようになると、世界共通の通貨として為替手数料もかからず便利になるという考えが仮想通貨にはあります。
このように考えた人たちが、ビットコインを作って、大体2009年くらいから普及し始めたと言われています。
それが「現実のお店でも使えるお店が出てきた」という事ですね。
何が画期的だったの?
ビットコインが、今までの仮想通貨とは違う扱いになったのは、全体の発行枚数が決まっているという所でした。
決められた枚数に達すると、ビットコインは勝手に発行できない仕組みになっています。
これは、ゴールドととてもよく似た考えです。
ゴールドは、地球上に限られた量しか存在していませんよね。
量が限られているものというのは、とても貴重なものとして価値が上がっていくわけです。
ビットコインも、同じように限られているとされているので、価値が上がってきたと言うことです。
知っておかなければならない、仮想通貨の事件
マウントゴックス事件
2014年に、ビットコインの取引所が倒産する事件がありました。
インターネット上の仮想通貨ビットコインの取引所「マウントゴックス」を運営するMTGOX(東京・渋谷)が28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日受理されたと発表した。債務が資産を上回る債務超過に陥っていた。顧客が保有する75万ビットコインのほか、購入用の預かり金も最大28億円程度消失していたことが判明した。
日本経済新聞 2014/2/28付
これが一般的に言う、マウントゴックス事件です。
報道では、コンピュータシステムの不具合(バグ)によって、顧客から預かった現金と、ビットコインが消失したという事件です。
バグを悪用して、ビットコインや現金が盗まれたという内容でした。
この時には、まだまだコンピューターのセキュリティーが脆弱だったため盗まれたと考えられていました。
コインチェック事件
2018年1月26日、仮想通貨取引所コインチェックから、仮想通貨が流出する事件がありました。
仮想通貨の1つである、NEMが外部に流出しました。
仮想通貨の取引所と言うのは、簡単に言えば私たちが海外へ旅行するときに日本円を両替するための両替所のようなものです。
コインチェックを利用していた顧客が、仮想通貨をやり取りするために預けていた現金や仮想通貨がハッキングによって消されてしまい大騒ぎになりました。
お金として認める人がいる限り仮想通貨は成立する
私たちが普段使っている紙幣は、それがお金だと考えられているからこそお金は流通していて、成立しています。
ビットコインも同じことです。
ビットコインは通貨だと信じている人たちは、通貨としてやりとりをしています。
だから、ビットコインがお金として成立している部分もあります。
しかし、ビットコインが信用できないという人は、使おうとは思わないでしょう。
日本円は、日本国がバックグラウンドにあって、信用されているから、日本円が怪しいから使わないなんて人はかなり少ないと思います。
しかし、日本が破綻するようなことがあって、日本は今にも潰れそうだとなったとしたら、日本円は世界中で使われなくなってしまいます。
このように考えると、ビットコインは今後もなくならないと考えるのが一般的でしょう。
まとめ
今回は、ビットコインについて話をしてきました。
仮想通貨の事件が起きても、ビットコインはいまだに流通をしています。
日本では、ビットコイン否定派の人もたくさんいますが、それは自国で使っている日本円がとても信用ができる通貨だからかもしれません。
発展途上国などの不安定な通貨を使用して生活をしている人たちにとっては、むしろビットコインの方が信頼ができる通貨なのかもしれません。
ビットコインが世界中に流通した場合、世界中で何かの危機が起きたとしても、中央銀行などが行う金融緩和は一切できないことになります。
いま日本が、金融緩和として円安方向に操作していることもできなくなるということです。
そうなると、ビットコインは国の政策とは敵対するような関係になってしまうので、私はビットコインはあまり触らないようにしています。
あなたがビットコインに対してどのような考えを持っているかわかりませんが、ビットコインのお金として認めている人がいる限りは、お金として成立します。
今日も、読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。