世界経済の知識

【世界経済の知識】BRICSに続く成長期待はこの国だ!経済のプロたちの予想まとめ

こんにちは、Centです。

今回は、少し趣向を変えて経済発展が著しいBRICSの次に期待されている国をまとめていきたいと思います。

BRICSブリックスとは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国で、近年経済成長が凄まじい地域をまとめた言葉です。

中国はこの10年でGDP世界第2位まで伸びてきているし、インドも2025年くらいには中国の人口を抜くとまで言われています。

だから、実際にどんどん経済発展しています。

それでは、その次に伸びてくる地域や国はどこなのか?

ちなみに、地域にもよりますが中国の深センで2000年頃に1000万円ほどでマンションを買った人たちは、今では数十億円の価値になっています。

このように、まだ発展をしていない国が大きく発展をするときには、投資をしたお金は何十倍、何百倍にも膨れ上がる事がたくさんあります。

そこで今回は、世界の経済のプロ機関が注目している国々についてまとめて、経済成長予測などまとめていきます。

それでは今日もお付き合い下さい。



ネクストイレブン

ネクストイレブンは、まさに次に来る11カ国ということで、ゴールドマン・サックスが提唱したものです。

その国々は11カ国あるので羅列してあげたいと思います。

  • イラン
  • インドネシア
  • 韓国
  • ナイジェリア
  • トルコ
  • パキスタン
  • エジプト
  • バングラディッシュ
  • ベトナム
  • フィリピン
  • メキシコ

ゴールドマン・サックスでは、この11カ国に関して、現在では先進国の10分の1にも満たないGDPであるけれども、2050年までには先進国のGDPの3分の2位までは増加すると考えられています。

ゴールドマン・サックスは大胆が予想することでも知られているので、確実に伸びるかと言われたら半分半分でしょうね。

しかし世界を見る方向としては、十分な道しるべとなり得るでしょう。



VISTAビスタ

これは、BRICs経済研究所エコノミストの門倉貴史氏が提唱したものです。

それぞれ、ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンの頭文字をとったものです。

経済成長の予測としては、今後50年で経済規模が28倍に拡大していくという予想を出しています。

しかし現在では、トルコリラが不安定であったり、アルゼンチンがデフォルトを起こしてしまうなど、問題はまだまだ山積みになっています。



VTICsブイティックス

ベトナム、タイ、インド、中国を頭文字からとった言葉で、日本経済新聞によって作られた造語です。

地理的に日本に近いこれらの国々は、日本にも大きな影響を及ぼすとして紹介されました。

実際に、ベトナムもタイもインドも中国も、世界と比べても特に成長が著しい地域です。



MEDUSAメデューサ

マレーシア、エジプト、ドバイ、サウジアラビアの頭文字をとった言葉になります。

これらの4つの国の場所でわかるように、中東の地域の主要4カ国を集めた言葉です。

これらの国では、イスラム強による金融が浸透していて、生治状況も比較的安定しています。

人口の増加や、労働力の増加も見込めて、これから大きく発展していくであろう4カ国になります。



深刻な問題もある

これから成長が見込める注目されている地域についてまとめましたが、国土の広さや人口の大きさも様々であって、経済的に発展すると期待されている理由も国によって異なります。

ただ各国とも世界平均から比べるととても高い経済成長率を示している事は共通しています。

2025年までには毎年4%以上の経済成長が可能と言われています。

先進国と比べると、経済成長率はとても急な成長で専門家たちは、これらの国をピックアップしたと考えられ、日本でも投資信託を中心にこれらの国々に注目が集まっています。

しかし、問題がある国もたくさんあります

例えば、ナイジェリアやパキスタン、イランなどにはクーデターや核開発疑惑などの軍事的な問題がついて回っています。

また、リーマンショック後の韓国のように通貨のウォンが国際的に暴落し、深刻な通貨危機を招いたという過去もあります。

さらに、インドネシアでは宗教的な対立があるので、たびたび爆弾テロ等が発生しています。

投資をして、大きく儲ける可能性もありますが、それなりのリスクもついてくるので、もしあなたが投資をするときは充分にリスクを考えて投資をしましょう。




まとめ

今回は、世界の金融機関や、投資会社が注目する国々についてまとめてきました。

投資は、儲けとリスクは常に隣り合わせだという事は肝に命じておいてください。

今後、金融機関の人や、友人などから発展途上国の投資を勧められるかもしれません。

もちろん、定期預金に比べて、とても魅力的な年利を掲げていると思います。

その時には、一度立ち止まってリスクも同じだけ大きいということを確認してください。

資産に対してあまり大きなお金ではなく、少しの金額で投資をするようにしましょう。

今日も読んでいただきありがとうございました。