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【投資初心者】投資チャンスを増やす、攻めの損切りの考え方

こんにちは、Centです。

今回は、投資チャンスを増やす、攻めの損切りについて話していこうと思います。

そもそも損切りとは、利益が出ると思って株を買ったけれども、自分の思惑とは逆に株価が動いてしまった状況になってしまった。

そして、含み損を抱えてしまったときに、損をしているけれどもそれでも損益を確定することです。

投資を始めたばかりの人にとって、損切りというのは「できそうでできない」とても苦しいものです。

今日はそんな損切りが、なぜ重要なのか?を話していこうと思います。

それでは今日もお付き合い下さい。



投資を長く続けられる人は損切りがうまい

相場で生き残る人と生き残れない人を分ける大きな要因の1つが、損切り(ロスカット)です。

具体的な話をすると、含み損が出てしまった銘柄を、いつ、どのタイミングで切るか?という判断力が必要になります。

投資で資産を大きく膨らませるためには、投資を長く続けられることが何においても1番重要になってきます。

そして、損切りができないと投資を長く続けることができません。

これから損切りが重要な理由を2つ挙げたいと思います。



資産全体を大きく目減りさせない

投資をしていく上で1番怖い事は、資産全体が大きく目減りしてしまうことです。

もしも、株を購入するタイミングを間違えたとしても、損切りが上手くて、マイナスが小さく収まっていれば、資産全体として受ける影響はとても小さなものになります。

投資で成功するためには、投資資金を守ることが絶対条件になります。

損切りのうまさが、投資家としての寿命を延ばすことにつながっていくわけですね。



別銘柄で利益を得るチャンスをつかめる

投資の理想を言えば、ダラダラと下がってしまうような銘柄に投資しているくらいなら、今流がある銘柄に投資をしていったほうが効率が上がります

そして、損切りができない人はいつまでもダラダラ下がってしまうような微妙な銘柄に投資をし続けることになります。

その間もずっと資金が拘束されますしね。

しかし、損切りが上手な投資家は間違ったと思ったら、損切りをして別の銘柄に乗ることができるので、結果として資産が増えていきやすいです。

もしも損切りをして5%の損失が確定したとしても、別の銘柄で10%の利益をとればいいわけですから、結果として資産は増えます。

暴落などで損切りができない人は、資産が半分になってしまうこともよくあります。


機会損失

今説明してきたような損切りができない人は、別の銘柄で利益を上げることができなくなってしまいます。

このようなチャンスを逃してしまうことを、経済学では機会損失と呼んでいます。

損切りはその取引に限って言えば金額的に損となりますが、反対に損切りできたことでチャンスを逃さないという点では得になる可能性が出てくるということです。



判断が難しい

投資家にとって、損切りをする事は最も難しい判断の1つとされています。

人の心は心理的にいえば、「損を避けたい」と考えてしまうためついつい含み損を損切りするよりも、我慢して考え込んでしまう方を選んでしまうことが多いです。

この状態の株を、塩漬け株と呼んでいます。

もちろん株価が戻って損せずに売却できるケースもあります。

この場合には、機会損失にはなりますが実際の損失は無いということになります。

しかし、株価がさらに下がる可能性もありますよね。

そうなってしまうと実際に損失が膨らんでしまって、機会損失も解消できませんし、含み損を抱え続ける精神的なストレスも決して小さくないでしょう。

このようなことから、塩漬けにするメリットはほぼありません

うまく損切りするスキルを身に付けることが投資で稼いでいくための絶対条件となります。



損切りは損ではなく必要経費と考えよう

どのようにすれば損切りのスキルを磨けるのでしょうか?

人間は心理的に「損を避けたい」と考えるので、ポイントは心理的な負担を軽くすることにあると言えるでしょう。

そのためのオススメの方法として、損切りを必要経費の1つと考えておくことが大事です。

損切りをすることで他の銘柄の利益が得られると考えれば、損切りは必要な出費になります。

さらに、相場がどのように動くか完璧に読める人がいないので、百戦錬磨の投資家であっても日常的に損切りをしていることを理解しましょう。

損切りによる損失は、投資家として生きていく上では必ず発生するということを肝に銘じておいてください。

損をしていると考えてしまうと、避けたいと言う思考が働いてしまうので、コストと考えるようにして、「仕方がない、なるべく小さく抑えよう」と別の見方で考えるようにしましょう。

一般の企業が経費削減をするように、投資では損切りが重要ということです。

さらには、株を買う段階でどれくらい下がったら損切りをするか決めていくことも有効な方法です。

この損切りをする値段のことを、損切りラインと呼んでいて、売買をするタイミングで先にルールとして決めておくべきです。

「もしかしたら戻るかも」と言」いう期待感に振り回されることも少なくなってくるでしょう。

投資において損をしない方法はありません。

損を小さく抑えることで利益が出やすい投資が確立されていくでしょう。



まとめ

今回は、投資チャンスを増やす、攻めの損切りの考え方ということで話をしてきました。

実際に投資を始めると、損切りをする事は日常的にあります。

この損切りをできるようにならないと、投資で勝ち続ける事はほぼ不可能と言っていいでしょう。

株を始めたばかりの人は、損を確定するのがとても辛いことだと思います。

しかし、慣れてくれば当たり前のように損切りができるようになってきます。

あなたの投資生活に少しでもプラスになりますように。

今日も読んでいただいてありがとうございました。