こんにちは、セントです。
今日は、経済ニュースの読み方について話していこうと思います。
ずっと長い時間、株式投資初心者は何を必要としているか?どんな失敗をしているか?と考えていました。考え過ぎて寝落ちしたことは内緒。。。
自分自身も失敗したことを思い出す良い機会ですね。
さて、今回は「ニュースの見方」について独自の考え方をまとめていきたいと思います。
これを読めば今までとは少し違った目線からニュースを見ることになるので、天邪鬼(あまのじゃく)が増えることを期待してますww
きっとまた少し投資に関しての経験値が上がるでしょう!
おめでとうございますww
投資あるあるの失敗例
これは沢山の人が経験し、沢山の人が損をした事例だと思います。
ニュースを見て株を買い、大損する!
私も何度か苦い経験をしました。今ではもうそんな事にはなりませんが、実際にあった話をしましょう。
2016年、任天堂のポケモンGOが話題になった時がありました。
ゲームの配信は基本的には日本でゲームがヒットしてから海外に進出していくのが普通の流れです。
しかし、ポケモンGOは違いました。
アメリカで先に配信され、かなり話題になっていました。
この時点で任天堂の株価は15000円ぐらいでした。
投資家たちは、5月ぐらいから株を買い始めていました。
日本では、7月からポケモンGOが配信になることもニュースで取り上げられ始め、日本の一般の人がゲームのことを知りました。
7月のゲーム配信の間際、連日ニュースでよく取り上げられるようになってくると、株価はすでに3万円を超えていました。
投資初心者はここから株を買いました。
いざ配信の日、 株価は3万3000円。
まだまだ株価が上がるぞというニュースも連日たくさん見ました。
ががが、、
結果は配信後の数日間、株価は暴落し続けました。
そして、あっという間に株価は25000円になりました。
基本的には任天堂の株は100株が取引単位になりますので、最低投資金額が配信当日で330万円。
それが約1週間の間に250万円まで価値を下げたことになります。
1週間で80万の損は痛すぎる。。
当時世間では、株は怖いだの、投資はすべきじゃないだの結構聞いたもんです。
でも安心してください。ここからが、本番です!
ニュースの見方を学びましょう
毎日、たくさんのニュースがありますが、私は他人とは違った角度からニュースを見るようにしています。
簡単に言うと、種類分けをするんです。解説します。
1、事後報告。理由後付け
今日の日経平均株価は○○円の下落で、これは米中貿易戦争が激化の懸念から下げました、とかって奴です。
これは、みんなが理由を求めていて理由がないと安心できないから、こういった言い方をしないと、ニュースに興味を引かない為に、こんな言い方をする訳です。
株式投資は未来を予想しないと利益が出ないので、このニュースの価値はあまりないです。
もし日経平均が上げたら、どう言う報道になるか私にはわかります(笑)「米中貿易戦争の不安が後退したので上げました」です(笑)
この種のニュースは、いくら上げ下げしたのか?理由付けはどの話題か?だけのチェックで十分です。
2、予測、不確定のニュース
アメリカ政府、中国に対して25%の関税をかけるのをさらに90日延期か?とかの見出しです。
重要な部分は「か?」です。
このニュースは、不確定のものであり期待するのは間違いです。
こんな見出しをつければ、みんな記事を読むだろうって感じですかね。
もちろん90日延期されれば、貿易戦争が収束に向かうだろうと言うことで世界の株式市場の地合いはよくなるのでしょうが、、、
事実、ある金曜日にこの見出しのついたニュースが、ある世界的にも有名なアメリカの報道機関から発表されました。日経平均はアゲアゲで、ニューヨーク市場もいい雰囲気で終了。
そんな週末にアメリカ大統領がTwitterでツイート。金曜日から、中国に対して25%の関税をかけますよと(笑)
損をした人がいっぱいいたでしょうね。。。
もちろん、儲けが出るときもありますが「買い」を入れるタイミングではありません。
この種の報道に対してはスルーです。はいはいって感じです。
もう一度、「か?」はスルー(笑)
3、事実報告
『トヨタ、ソフトバンクが歴史的提携!』とか『ソニーが過去最高益!』とかです。
この種の報道は1日2日は大きく上げることはありますが、少し立ち止まってこのニュースに関して考えてください。
私は香港という土地柄、中国に工場を置く業界の情報が入ってくることは、ありますが、もしその人たちの言う通りに株式の売買をしたならきっと大損しているでしょう(笑)
株で食べてるってだけで、ここだけの話って感じで話してくる人はいます。
信用していない訳ではありませんが、株ってそう言うのじゃないんですよね。
事実、半年前に中国上場の電子部品企業が凄く調子が良くてこれから株価もかなり伸びますよと言われました。今現在、資金繰りが上手くいっていなかったみたいで連日のストップ安になっています。
企業名は伏せますが、こんな感じですね(笑)
教えてもらった次の日から、この暴落が怒っていたかもしれませんね(笑)
話は戻しますが、この種のニュースは自分がこのニュースを見る以前に何日も、何週間も前からこの事実を知っていた人がいると言うことです
トヨタとソフトバンクの提携も昨日決めた訳もなく、半年以上前から話し合いがあったはずです。
報道される流れは、企業間の決定→報道機関へのリーク→報道です。既に何日も遅れていると言うことを事実として受け入れましょう!
4、誰かの相場観
これは言うまでもなく、お金が関わるものには付き物で株や麻雀、競馬などのギャンブルなど、語りたがるものです。
そして、予想が数回当たれば神のように崇められ、さらに影響力を増していく。ハッキリ言って影響を受けるだけ無駄です。
証券会社のアナリスト予想も私個人としてはオススメしません。
ただ、証券会社のアナリストの方々は、凄く勉強していて知識が豊富ですし、企業にも直接訪問して情報収集してますし、個人的にも尊敬しています。
まとめ
今回は、ニュースの見方に関して書いてきましたが、ニュースは一旦自分の中に落とし込んで考えると安易な売買は減ります。
ニュースを見る精度が上がって、きっと投資ライフにプラスに働くはずです。
皆さんの笑顔が1つでも増えますように。
少しでも皆さんの肥やしになる事を願っています。
この記事がいいなと思った方、勉強になったなと言う方は、Twitterなどで拡散していただけると嬉しいです。
今日も読んでいただきありがとうございました。