こんにちは、セントです。
今回は、専業投資家は何で儲けているの?ということと、プロに教えてもらえば儲かるのか?ついて話をしていこうと思います。
最近では、SNSやネットなどで、投資顧問会社の広告や、「投資手法を教えます」などの詐欺のようなものをよく見かけます。
まず、考えて欲しいのはその投資会社が、世界一稼いでいて、有名ならば有力な情報かと思いますが、99.99%そんなはずはありません。
また、ネットなどでの口コミを調べると、やはり「儲かる銘柄」などを聞いても投資結果が散々なものになっているのが現状です。
結論から言うと、人から情報をもらっても儲かるということは基本的にはありません。
どんなに優秀な投資のプロでも、相場の世界では破産してしまう人がいるくらいです。
それは、何故なのか?
その辺の話を深掘りしていきます。
自分のやり方じゃないと勝てない
株式投資において、何よりも大事なのは自分で「利益の出やすい方法」を追求していくことです。
逆にいうと、他人から教えてもらった情報は、「慣れない手法」なので、それを続けても勝つことはできません。
株式投資の、手法や分析方法は人によって違うものです。
全く同じ手法を使ってトレードしたとしても、投資結果に差が出てくるのは、そのためです。
昔ながらの、チャート分析で利益を上げている人もいれば、企業の分析をして、小さい会社に投資をすることが得意な人もいます。
自分にはどんな方法があっているのか、実際にトレードをして探していくしかないでしょう。
投資顧問の現状
投資初心者の中には、投資顧問ってどんなんだろう?儲かるの?と気になっている人もいると思います。
私は以前、月に何万円も払って投資顧問っていうのはどんなものなんだろうと、実際に入会したことがあります。
その投資顧問は、結構ちゃんと細かく支持を出してくれるところでしたが、面白い光景を何度も見ました。
全く同じ情報を共有しているにも関わらず、儲かってありがとうと言っている人もいれば、一方で損をたくさん出して、文句ばかり言っている人もいました。
いくらで買ってください、いくらで売ってくださいと言われても、投資結果がボロボロの人がいるのって面白いですよね。
結果、人から情報を聞いても儲からない人は、儲からないんです。
だから、投資顧問に大金を払うくらいなら、本も何百冊も読めるし、有益なブログなども無料で読める時代だし、投資顧問はコスパも悪すぎなんじゃないかと思います。
1つのやり方で儲かったら、1つを極める
勉強熱心な投資家であれば、ありとあらゆる投資手法を知っています。
しかし、実際の取引となると、たくさん知っていることと、実戦で儲かるのとでは、また違う話です。
たくさんの手法を知っているだけでは、トレードにおいて、いい結果が出ることは極めて少ないものです。
むしろトレードで大きな利益を上げている、個人投資家の人と会って話す機会があっても、驚くほど知識量が少ないものです。
どういうことか?
結果が出る投資家は、自分に合った手法を1つか2つ知っていて、そればかり繰り返しているんですね。
そして、結果的にプロ以上の結果を残すのです。
プロは慣れたやり方しかしない
初心者とプロの違いは、利益の出るトレードを続けるか、色々な手法を次々と実行するかの違いだけだと私は思っています。
ちなみに、機関投資家のファンドマネージャーなども基本的には、自分の得意とするトレードを何回も実行するだけです。
毎日毎日、同じことを実行します。
年間200日以上同じことを繰り返すだけなんです。
そりゃぁプロだって、最初から利益が出るトレードを持っていたわけではなく、色々試した結果「これが自分には一番利益が出る方法だ」というのを知っているんです。
利益が出るトレードを繰り返して、どんどん精度が上がっていくものなんです。
何が自分に合うかは、自分で見つけるしかない
それでは、どうやって手法を探すか?という話になりますが、残念ながらそれは勉強して、自分のトレードを見つけていくしかありません。
人それぞれに合う手法というのは、全く違うものです。
短期売買が得意で、1日に何回もトレードするのが好きな人もいれば、何年、何十年単位での投資が向いている人もいます。
ファンドマネージャーならみんな知っていますが、投資手法は10人いたら、10人違います。
そして、初心者に多いどんなタイミングでも株を買ってしまう「ポジポジ病」は、自分にはどんな手法が合っているか全くわかっていないだけです。
気をつけないと、いけませんね。
なるべく簡単な手法がいい
毎日、何時間もかけて銘柄の分析をするのは、専業投資家以外そんなことはなかなか出来ないし、長続きしません。
だから、なるべく短い時間で終わるような、方法を探していくのが必要です。
私の場合は、毎日の銘柄チェックは、20分です。
そして、自分が良さそうだと思った銘柄を見つけたら、1時間くらい銘柄の分析をする程度です。
売買も毎日何銘柄もトレードすることはなく、1日トレードせずに終わることもたくさんあります。
専業なのにです。
自分が、得意なトレードが出来そうなタイミングが見つかるまでは、じっとしているのです。
移動平均線を使う人もいれば、一目均衡表を使う人もいるし、人それぞれにいいなと思うものは違ってくるはずです。
そして、なぜか決まってガチャガチャ線を引いたり複雑な分析をしている人に限って、全然儲かっていないのが現状です。
専業投資家になるとき
自分の手法が見つかるまでは、はっきり言ってなかなか儲からない日々が続きます。
心が折れないようにするのと、その段階で退場してしまっては意味がありません。
そこで、自分に合った手法が見つかるまでは、かなり少額でトレードをすることをオススメします。
そして、毎日勉強と実験の日々です。
そのうちに、このやり方が利益が出やすいという方法が出てきます。
そう思ったら、そのやり方を繰り返してください。(少額でです)
2回、3回くらいの成功で信じてはいけません。
10回、20回と繰り返して、確率が良かった時には、徐々に投資の資金を増やしていってください。
今、専業投資家の人たちは、ほとんどこの道を通っているはずです。
そして利益が重なって、トレードだけでイケると思って、専業投資家になるんです。
まとめ
今回は、専業投資家は何で儲けてる?誰かに教われば儲かるのか?について話をしてきました。
投資で稼いでいる人は、特別なことをしているのではなくて、ただ単純に「自分が利益が出る方法」を繰り返しているだけなのがわかったと思います。
有名なウォーレン・バフェットだって自分の得意な投資方法しか、していません。
あなたも、1日でも早く「自分が利益が出る方法」が見つかりますように。
今日も、ブログを読んでいただき、ありがとうございました。