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香港に銀行口座開設は難しいのか?2019年版完全解説①

こんにちは、セントです。

今回は、みんな気になるけど海外に口座を開くってどんな感じなの?香港に銀行口座を開くと何がメリットなの?どんな銀行があるの?などについて解説をしていきますね。

この記事は、その①と、その②にわかれています。

①では、香港の口座開設のメリット、扱える通貨、銀行の種類などの解説です。②では、口座開設に必要なもの、オススメの銀行、実際にあった出来事、日本の国税局の話などです。口座開設に何が必要か知りたい人は、この記事の最後に②に飛べるリンクを貼ってますのでそちらからどうぞ!

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香港に銀行口座を開設するメリットとは

世界各国の外貨で取引ができる

まず、取引出来る外貨は、

  • 米ドル
  • 日本円
  • 香港ドル
  • シンガポールドル
  • 豪ドル
  • 加ドル
  • ユーロ
  • ポンド
  • 人民元
  • スイスフラン
  • タイバーツ

といった外貨預金のラインアップが揃っている。

はっきり言って、困ることは一切ないですね。

日本では出会えない金融商品に出会える

日本国内では投資できない投資信託など、金融商品を購入することもできる。具体的には、HSBCグループ企業のHSBC Global Asset Manageを始め、13社が運用する約300のファンド、香港ドル建社債・政府債、HSBCのCD(譲渡性預金)、米国債、米ドル建債券などが購入可能です。

株式については、香港株と米国株を取り引きでき、取り引き手数料も日本のネット系証券と変わらない低い水準で取引できます。銀行口座から直接買えちゃうんです。

外国為替レートも日本の銀行と比べてかなり有利ですね。香港は世界的な金融センターの1つであり、香港ドルだけでなく米ドル、ユーロなどでも相対的に顧客優位のレートを提示しており、メリットの1つです。

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カントリーリスク(金融危機など)

日本のカントリーリスク対策とは、仮に(可能性は限りなく低いですが)日本で金融危機や、預金封鎖が起きても、海外の口座は直接影響を受けないように、海外に口座を設けておくことで、資産をそのリスクから遠ざける効果もあります。

香港の銀行は海外口座であるため、日本のカントリーリスクに対して、距離をとることができると言うことですね。

香港銀行の種類


HSBC

香港上海銀行(ホンコンシャンハイぎんこう、 The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited、香港上海滙豐銀行有限公司。略称は英語でHSBC、中国語で滙豐銀行)は、イギリスの金融グループHSBCホールディングス傘下の銀行である。香港に本店を置き、香港ドル発券銀行の一つである。

Bank of China (中国銀行香港)

中国銀行 (香港)(ちゅうごくぎんこう(ホンコン)、中国語: 中國銀行(香港)有限公司、英語: Bank of China (Hong Kong) Limited)は、総資産および預金量で香港第2の商業銀行。以前の名称は中国銀行香港分行である。中国銀行の香港法人だった12の系列子会社と2001年に合併し、現在の名称となった。略称は中銀香港、または英文行名からBOCHK。キャッチコピーは「Your Premier Bank」香港ドル発券銀行の一つである。

Standard Chartered Bank

スタンダード・チャータード銀行(スタンダード・チャータードぎんこう、英: Standard Chartered Bank、中国語名は渣打銀行、英語略称SCB、あるいはStanChart LSE: STAN)は、ロンドンに本拠を置き、世界70ヵ国に事業ネットワークを展開する世界的な銀行金融グループである。香港ドル発券銀行の一つ。ジョン・メージャーを輩出した。

スタンダード・チャータード銀行はFTSE100種総合株価指数の採用銘柄であり、筆頭株主はシンガポール政府系ファンドのテマセク・ホールディングスである。

CITI BANK

シティバンク香港は1902年に香港で事業を開始し、サービスを提供する最初の外国銀行となりました。香港のセントラル、ガーデンロードにあるオフィスタワー、シティバンクプラザには、銀行の名前が付けられています。アメリカ系の銀行。

シティバンク香港は香港でも最大のクレジットカード発行会社です。

恒生銀行(ハンセン銀行)

恒生銀行(ハンセンぎんこう、Hang Seng Bank)は、香港の大手銀行の一つ。本店は、中環(セントラル)にあります。かつては香港最大の華人資本による銀行でしたが、現在は、HSBCホールディングの子会社で、香港上海銀行グループのリテール部門としての役割を担っています。

香港において、金のゴールドバーやコインを取引できる銀行として知られ、本店・支店を合わせて4店でのみ、取引することが出来る。現在は、同行の口座がなければ取引することが出来ない。

その他の銀行

東亜銀行 、中国建設銀行アジア、集友銀行 、創興銀行香港 、中信銀行国際 、大新銀行 、DBS銀行香港、富邦銀行香港、中国工商銀行アジア、豊明銀行、南洋商業銀行、パブリック銀行香港、上海商業銀行、スタンダード銀行アジア、Tai Sang Bank Ltd.、Tai Yau Bank Ltd.、永亨銀行、永隆銀行、など

その他の銀行に含んでいる銀行は小さい銀行と言う訳ではありません。

まとめ

金融都市香港には、東京23区の2倍ほどの大きさの土地にこれだけ沢山の銀行があります。海外に口座を持つと言うことは、外貨による投資が可能になり、それだけ投資の幅が広がると言っても過言ではありません。

また、香港ドルはアメリカドルとペッグ制になっていますので、アメリカが潰れない限り、香港ドルはかなり安全な通貨と言っていいでしょう。

次は、完全開設の②として、実際に銀行口座開設に必要なこと、ものについて詳しく話していきたいと思います。

今日も、ブログを読んでいただきありがとうございます。




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