こんにちは、セントです。
今日は、オプション取引におけるコール売り戦略について詳しく解説していこうと思います。
私の、投資手法は1年間に10パーセントから20パーセント程度を基本形としています。
これは、投資をする第一条件である破産をしないこと、という考えに基づいて話をしていきたいと思います。
1年間で2倍になる手法を知りたい人は私のブログは、合わないかもしれません。
それともう一つ、勉強をしない人は稼げません。
ただ、長い人生の中で少しの間だけ、根気強く勉強すれば、人生が変わっていくことは間違いありません。
だから、今日も学んでいきましょう^^
今日、お話しするのはオプション取引のトレード手法です。
トレードルールは絶対ではない
これから「コール売り戦略」について話をしていきます。
このトレードルールは、2014年以降毎年、約95パーセントの勝率をもたらしてきました。
ここで気を付けなければいけないのは「このトレードルールを勉強したら、だれでも簡単に95パーセント勝てる」というものではありません。
なぜかと言うと、トレードルールと言うのは金融市場の変化を受けて、トレードルールも何度もマイナーチェンジしなければいけないからです。
なので、勝率の高いルールではあるけれども、不変のルールでは無いということをご理解ください。
さらにこの戦略の弱点は、暴騰相場です。
もしも、日経平均が連日のようにボートするような相場のときは、対応の仕方が重要になってきます。
この対応の仕方が、ちゃんと勉強していないと利益を積み重ねてきた分を、全て吐き出すことになるかもしれません。
もちろん、その対処法のことも話をしていきます。
トレードルールの基本は私から盗んでもらって構いませんので、そういった問題が起きたときの対処方法は自分なりにマイナーチェンジを怠らないようにしてくださいね。
もちろん対処法も教えていきます。
長くなるので、何回かに分けてお話ししていきますね^^
コール戦略
コールの売りの戦略に利益をもたらしてくれるのは、主にタイムディケイです。
Time decayとは、「時間的価値」の減少です。
私のブログを読んでいただいた方にはお話しさせていただきましたが、オプション取引には、必ず時間的価値があり、時間の経過とともに必ず価値が減っていきます。
これがタイムディケイです。
基本的にこの「時間的価値」はSQに向けてゼロに近づいていきます。
そうですよね、残り日数が少なくなるということは、時間的な価値がなくなっていくということですからね。
そしてSQの当日には時間的価値は無価値になります。
一定のプレミアムで売り建てをして、買い戻す。
これを繰り返して利益を積み重ねていくだけです。
これがコールの売り戦略です。
欲をかかず安全性を重視するのが百戦百勝に近づけるポイントです
このトレード戦略の最も重要なところは、安全性を重視するところです。
売建てたコールが、思い通りに0円に近づいていってくれればいいのですが、日経平均の急騰でプレミアムが大きく上昇してしまうと、含み損が増えていき、つらい状況になります。
そうならないようにどうするかと言うのがこの戦略の1番重要な部分です。
コールオプションのデータから
過去のコールオプションのデータから、安全性が高いとわかるコールオプションの売り戦略の条件を研究しました。
その条件に当てはまるときだけ、コールオプションを売っていればリスクはほぼないと自分なりに結論付けられ、トレードルールとしました。
1年で約100トレードし、勝率は95パーセントでした。
私の中では100パーセントを目指していたので、この5パーセントの負けも、不満でした。
安全で、毎月のように利益が積み重なっていくトレードルールを目指したのが、コールの売り戦略です。
コールの売り戦略とプットの売り戦略
先ほどお話ししたように、コールの売り戦略というのは暴騰が敵になります。
また、プットの売り戦略というのは逆になりますから暴落が敵になります。
株取引をしている人はよく知っているのですが、何日も何日も連続して株価が上げ続ける、すなわち暴騰することは、日経225においてかなり少ないです。
逆に、何日も何日も連続して株価がさげる、すなわち暴落することは、日経225において、よくミカケます。
よく見かけるといっても、年に何回かある程度ですが、トレード戦略の場合、「年に何回か」というのが、致命傷になります。
2004年からに2016年の12年間の日経225先物の価格データから、5日間で2,000円以上、暴騰または暴落した回数を調べてみたところ、
5日間で2,000円以上暴騰した回数 0回
5日間で2,000円以上暴落した回数 5回
という結果になりました。
相場でもよく言われるように、「株価が上がるよりも、下がるほうが早いとか」、「上昇五波下降三波」、など短期間で下落することえの注意と思えるような、格言が残っていたりします。
だから、プットの売り戦略はコールの売り戦略に比べて、リスクはかなり大きいといえます。
なのでプットは売りません。
この戦略を簡単に説明
コールの売り戦略というのは、そもそもコールというのは「買う権利」を売買していくので、基本的に日経平均がこんなに上がらないだろう、というところの買う権利を売っていくことになります。
具体的な数字で言うと、日経平均が21,000円の時、今現在、1ヵ月後に日経平均が23,000円以上になる確率はどのぐらいあると思いますか?
まぁ、ほとんどないでしょうね。
だから、「23,000円で買う権利」を売るわけです。
20円程度のプレミアムで、エントリーをするたびにチャリンチャリンと、1、2万円程度の利益が積み重なっていくのです。
条件を満たせば月に何度もです!
1ヶ月後に、23000で買える権利を買う人なんているのか?と思われそうですが、いるんです。
これは、その人を騙しているわけじゃなく、そういう戦略の人もいるからです。
まとめ
今回は、コール売りでの戦略について話をしてきましたが、
- 「実際のコールの売り方」
- 「トレードのインする条件」
- 「利益確定のタイミング」
- 「ロスカットとリスクヘッジの仕方」
などなど、まだ話をしなくてはいけないことが山積みです。
さらに、オプションにおいては戦略はいくつかありますので、少しずつお伝えしていけたらなと思います。
今日は、この辺にしますね^^
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。