こんにちは、Centです。
今回は、自分に合った投資スタイルの探し方について話をしていきたいと思います。
世界中の投資家の永遠のテーマですが、投資スタイルの確立と言うのは株式投資においてとても重要な要素の1つになります。
投資家が100人いたら、100通りのトレードスタイルがあると言われていて、自分に合った投資のスタイルを見つけることが勝ち組投資家になるための第一歩になります。
デイトレがいいと聞いてやってみたけど利益が出ない。。。
長期投資が良いと聞くけど、何がいいのか?
投資をする目的や、投資に回せる資金の量、自分の性格などを考えて、投資家それぞれが自分に合ったやり方を見つけていくのが株式投資の醍醐味です。
昔から投資家たちは自分のスタイルを探すことに悩んで、努力をしてきました。
なぜならば、株式投資は自己責任だからです。
そこで今回は、トレードスタイルのメリットとデメリットをしっかりと考えて、自分の投資スタイルを確立する方法について話していきたいと思います。
それでは今日もお付き合い下さい。
短期投資、長期投資の特徴
株式投資を始めたばかりの人にとって、長期投資が儲かるとか、デイトレードで稼いでる人がたくさんいるとか、たくさんの情報が入ってくると思います。
しかし、いざ自分が株式投資を始めてみるとなかなかうまくいかないものです。
短期投資の目的で株を買ったけれども、含み損を抱えることになって、やっぱり長期投資に切り替えるとか、、、
株式投資で、どのぐらいの期間で投資をしていくか?というのはしっかりと決めておかなければいけません。
なぜならば、自分が有利な方向へ考えてしまいがちだからです。
そして、そのほとんどが悪い方向へ行ってしまいがちです。
損をしたからといって、長期投資に切り替えていたら多分その人が持っている株は全てマイナスになってしまっているはずです。
短期投資と、長期投資のメリットとデメリットをしっかりと理解した上で、トレードスタイルを確立しましょう。
短期投資の特徴
代表的な短期投資手法は、以下の3つです。
- スキャルピング(数秒、数分)
- デイトレード(投資期間、1日)
- スイングトレード(投資期間、数日)
投資初心者にとっての株式投資のイメージは、デイトレード、スイングトレードであることが多いでしょうね。
パソコンの画面に張り付いて、カチャカチャと売買を繰り返す、忙しいトレーダーのイメージです。
短期間の価格変動を利用して、安くなったところで買い、高くなったところで売ることを短期間に繰り返していく(またはその逆)ことで利益を得ます。
予想通りに株価が変動すれば利益になりますが、予想が外れると損をしてしまいます。
短期投資のメリット
短期投資のメリットは、いくつかあります。
資産が少ない人でも、信用取引をすることによって資金を何度も回転させることができます。
100万円持っている人は、330万円くらいまで取引ができるようになり、それを回転させることによって、さらに何倍もの資金で取引をしているのと同じ効果を得ることができます。
また、短期投資は長期投資と違って短期間で取引が終了するため、世界中がパニックになるような大暴落が起きたとしても、巻き込まれる可能性は極端に低くなります。
このメリットを十分に理解していないと、信用取引から損をしたから中長期投資に変更なんて理不尽な行動になるのです。
短期投資でやると決めたなら、損が出ているならすぐ損切りをするのが重要なんです。
短期投資のデメリット
短期投資のデメリットは、中長期投資ほど利益が大きく取れない点にあります。
特にデイトレードの利益幅は、1、2%程度で大きく取れても5%位でしょう。
まだスイングトレーで少し腰を据えて投資をしたほうが良い結果が生まれやすいです。
短期投資が難しい理由
短期投資の場合、株価の変動要因は需要と供給の関係が重要になってきます。
売りたい人よりも買いたい人が多ければ株価は上がりますし、逆であれば株価は下がります。
短期になればなるほど、上下に動くのはほぼ二分の一の確率を当てなければならないような状態になるので、トレードスキルが乏しい初心者にとってはとても難しいものになります。
だから、初心者は短期トレードよりも時間軸を長めにとっていくことをオススメします。
長期投資の特徴
長期投資の主なトレードスタイルは、次の3つになります。
- バリュー(割安)株投資
株価が割安な銘柄に投資する - グロース(成長)株投資
高成長な企業に投資する - 高配当(+優待)株投資
配当や株主優待を目的に投資する
長期投資をしていれば損をしないというのは、少し違います。
結論から言うと、長期投資でも大きくマイナスになることもあります。
しかし、長期投資のメリットというのは、世界経済の成長に合わせて、自分の資産も同じように増えていくと考えておきましょう。
どんどん大きくなっていく会社に投資しているならば、会社の価値も上がっていくわけです。
そして配当金なども入るので、徐々に資産が増えていくというイメージです。
そして業績や財務状況の調査・分析が重要なウエートをしめてきます。
なぜなら、株価は長い目でみれば、本質的に企業の価値に連動するものなので、投資した企業が利益を得て成長していけば、株価は上昇していくことになります。
つまり、赤字にならずに利益を出し続けるであろう会社に投資すれば、株価が上昇したり、配当金を得られたりすることが期待できるということです。
長期投資のデメリット
長期投資のデメリットと言うのは、世界の経済に問題があったときに、同じように自分の資産にも問題が起きると言う事態になります。
例えば、コロナショックなどによって世界の経済が落ち込んでしまったときには、自分の資産も相当なダメージを負うことになります。
だから、長期投資であっても大きく資産が落ち込んでしまうこともあるのです。
専業以外は中長期投資にするのがオススメ
普段仕事がある人は、もちろんパソコン画面に張り付いてトレードをすることなんてできませんよね?
特にデイトレードの場合、毎秒、毎分の値動きが気になって仕事が手につかなくなる人がいるくらいです。
短期投資で成功するためには、専業で取り組むか、平日の昼間に時間がある人じゃないと厳しいです。
専業投資家たちや、投資のプロと戦わなくてはならないからです。
副収入のために株式投資をやっているのに、本業がおろそかになってしまったら、本末転倒ですもんね。
一方で、中長期投資の場合には、利益の源泉は企業の業績です。
だから、日々の相場を追い続ける必要はありません。
時間があるときや、帰宅した後に株価のチェックをすれば良いだけです。
売買の注文も夜間に設定しておくことができます。
日々の株価変動を気にしなくて良いので、忙しい人のライフスタイルに合っている投資法は中長期投資なのです。
まとめ
今回は、自分に合った投資スタイルの探し方について話をしてきました。
今回の話は、私の個人的な考え方ですが、初心者の人には短期投資はあまりオススメできません。
しっかりとトレードのスキルが身についてから、時間軸を短くしていくのはありだと思います。
株式投資をしていると、目の前のチャンスを取りたいと思うものですが、ゆっくりと腰を据えて投資をしていきましょうね。
それではまた、お会いしましょう。