投資初心者

【投資初心者】相場によって意見を変えろ。トレンドフォローか?逆張りか?

こんにちは、Centです。

今回は、株式投資をする上で相場によって意見を変えていきましょうという話を深掘りしていきます。

投資を始めて慣れてくると、自分が得意なトレードパターンが生まれてきます。

それは大きく分けると、トレンドフォローするか?逆張りをするか?です。

トレンドフォロー

相場が上昇基調なら買い、下落基調なら売る、相場の流れ(トレンド)にのった順張り投資のこと。

しかし、相場によってトレンドフォローすればいい時と、逆張りをすれば良い時は全く違うんですね。

マーケットの動きに合わせて、自分が変わる必要があると言うことです。

相場の動きに逆らうのではなく、どのような値動きをしていたとしても素直についていき、合わせることが重要です。

自分もそれに合わせて変化しなければいけません。


トレンドとは?

トレンド相場とは、一定の割合で上昇または下落している相場です。

株式投資では、このトレンド相場が最も勝ちやすいとされています。

簡単に言えば、上がり続けている、下がり続けているような状態です。

基本的に相場は「レンジ相場」と「上昇・下降トレンド」どちらかのパターンしかありません。

では実際に「どのように考えていけば良いのか?」話していきましょう。


トレンド相場

トレンド相場は、上がり続けるまたは、下がり続ける相場と説明しました。

トレンド相場のときには、トレンドフォローの手法を用いることが有効です。

簡単に言えば、上昇している波に乗るイメージです。

「株価が上がっているから買う」という行動になりますね。

しかし、投資初心者の多くは「株価が高すぎて買えない」「株が下がったら買おう」なんて発言をします。

私も、昔はそうだったんですけどね。

上昇のトレンドに乗っている銘柄は、あなたの買いたい水準まで株価が落ちてくる事は基本的にはありません。

もちろん、何年間という期間で見れば、その株価まで来るかもしれませんが、そんなに待てないとですよね。

だから上昇傾向にあり、勢いのある銘柄には「高いけどまだまだ上がるから買う」という目線で対応しなければいけません。

間違っても、逆張りで入ることはおすすめしません。

逆張り

投資手法(スタンス)の一種で、相場の下落局面で買い、上昇局面で売るという投資手法です。

流れとは「逆に、賭ける」といえばわかりやすいでしょうか。

株価が適正水準よりも大きく下落したときに買いを入れて、反発したところで売るというような、相場の大きな流れに逆らって動くような投資スタンスです。


レンジ(BOX)相場

レンジ相場やボックス相場とは、一定の変動幅の中で価格が上がったり、下がったりを何度も繰り返す状態です。

ボックスの幅のことをレンジとも言うので、レンジ相場とも呼ばれています。

相場の行方を決定する材料が乏しい時や、相場の先行きが不透明な時には、こうした状態になりやすいですね。

だから、レンジ相場でトレンドフォロー型の手法を使っても失敗してしまいます。

逆に言えば、トレンドができている時にRSIなどの逆張りの指標を使っても利益を上げることができないのです。

ではどのようにして相場に合わせていけばいいのか?

考えていきましょう。


Trend is your friend.

投資の格言に、「トレンド イズ ユア フレンド」と言う言葉があります。

トレンドはあなたの友達。

文字通りトレンドと敵対するのではなくて、仲の良い友達にならなければいけないと言うことです。

しかし、この格言には落とし穴があって「トレンドが終わるまで」という前提条件があります。

マーケットがトレンドを形成しているときには、それに合わせてトレンドに乗る。

そして、その波が終われば一度そこから降りて様子を見なくてはいけないと言うことです。

巨大なマーケットに逆らって勝てた人はいません。

どんなに大きな資金を投じたとしても、たちまち相場の餌食になってしまうのがオチです。

そして、「相場と敵対するのではなくて相場と仲良くなる」とは言いますが、友達ではありません。

マーケットは、あなたに合わせてくれる事はありませんし、個人の都合はお構いなしです。

相場によって意見を変えろ!
  • 最も強いものが生き残るのではない。
  • 最も賢いものが生き延びるでもない。
  • 唯一生き残るのは、変化できるもので。

あの有名な進化論を唱えたダーウィンの言葉「変化に対応する者だけが生き残る」ですね。


マーケットに合わせて自分が変わる

今ではSNSなどでつぶやく人も多くなってきているので、トレードが上手な人の言葉を目にする機会が増えてきています。

彼らは、どんどん買っていくといった次の瞬間には、大量の売りを入れることもあります

相場が変わったときに、考えを変えられない人は駆逐されてしまいます。

単純な考え方をすれば、マーケットで勝ち続けるためには、考えを変化させる事が唯一の方法です。

そして、自分の中で「変えられること」と「変えられないこと」をきちんと見極める必要があります。


投資家の行動

ポジションを取った後に、自分の考えとは逆に動いてしまったからといってナンピンをしたり、連敗してイライラしてしまい倍賭けをする人もいます。

いわゆるマーチンゲル法を使って大損をしてしまう人、いますよね。

マーチンゲール法

カジノに使われる手法です。

1万円を賭けて負けたら、次は2万円、また負けたら4万円と、勝つまで賭け金を倍にしていく手法。

理論上負けないが、10連続で負けると賭け金が1000万円を超えることになります。

これで破産する人も少なくありません

ナンピン

ナンピンも株価が下がったら、さらに買いを入れる行為です。

株価が下落している時には、どんどん損が膨らんで、あっという間に破産します。

うまくいくこともありますが、基本的に無理なナンピンは投資ではタブーとされています。

もし、あなたが勝ちたいと願うなら、イライラしてお金を倍プッシュすることは賢い選択ではありません。

むしろこれは、負けるための行動です。

それならば、相場を吟味して少しでも自分を変えることにエネルギーを向けていくべきです。

相場の世界では、強い心を持って冷静に判断ができるようにしていきましょう。


まとめ

今回は、相場によって意見を変えろ。トレンドフォローか?逆張りか?について話をしてきました。

SNSなどを見ていると、株価が上がって慌てて飛びついたり、少し下落したからといって投げ売りしてしまったり。

初心者の頃にはよくやりがちな行動なんですが、実はこれが1番損が出やすいんですね。

MAGASANさんの引用ツイートですが、MAGASANさんほどの投資家でも、やはり同じ考えをしています。

これが1番重要で、初心者はよくやりがちなミスなんですね。

この記事を読んで、少しでもあなたのプラスになりますように。