こんにちは、Centです。
今回は、暴落が来たときの行動「4種類の考え方」について話していこうと思います。
暴落対策とは言いますが、暴落する前に手を打っておくことが基本です。
しかし、そうは言っても暴落のタイミングがわからないのが相場ですよね。
私のブログでは、暴落の時の対策についての記事もいくつか書いてます。
その中でも、私がピックアップした10記事についてまとめた記事があるので、こちらの記事も参考にしていただけると嬉しいです。
それでは今回は、暴落が起きてしまったときの行動を4種類に分けて考えていきたいと思います。
それでは今日もお付き合い下さい。
暴落のときには4種類の行動しかない
株式市場の「暴落は、いつやってくるか?」を知る事はとても難しいものです。
しかし、来てしまった暴落に対して不安になったり、怖がっていたりしているだけでは、ただ損が増えてしまうだけですね。
暴落が来たときに取れる行動は、基本的に4種類しかありません。
- 逃げる(利益確定・損切り)
- 買い増す(ナンピン・難平)
- 調整する(空売り・減らす)
- 見(動かないで見る)
暴落が起きてしまったら、どうしようと悩んでいる暇はありません。
すぐに計画を立てることが必要です。
できれば、暴落が来たらどうする?ということを株を買う時からイメージできていることが理想です。
今挙げた4つの行動で、どのように考えて、どのように行動するのか見ていきましょう。
逃げる
投資をやっていると「逃げる」と言う行動ができない人がとても多いと感じます。
実は投資では逃げると言う行動がとても重要になってくる場面が多いです。
特に、資金量がまだまだ少ない投資初心者さんにとっては、「逃げる」という行動が何よりも重要になります。
なぜならば、買い増しをしたり、調整をするための資金の余力がない人が多いからです。
だから、利益が少ししかなくても、損が出ていても一時的に逃げることによって一旦心をリフレッシュすることが重要です。
投資初心者さんには、この「逃げる」をオススメします。
株式市場では、いつでも新しい株を買うことができるので次のチャンスが来るまでゆっくりと待ちましょう。
買い増す(ナンピン・難平)
投資の世界ではいわゆるナンピンと呼ばれる手法ですね。
ナンピン(難平)買いとは、保有している銘柄の株価が下がったときに、さらに買い増しをして平均購入単価を下げることです。
投資資金に余裕がなければ、この方法はおすすめしません。
特に、投資初心者の頃は投資資金に対して目一杯銘柄を買っていることが多いので、ナンピンをしたとしても少ししか買い増しすることができません。
投資の上級者になってくると、10億円の資金を元手に試しに5000万円から1億円程度の買いを入れて、下がったら買い増しするように株を買う前からナンピンをすることが予定の中に組み込まれています。
投資資金の5%から10%程度の資金を投入して、そのまま株価が上がっていくなら良しとして、下がっていくようならナンピンをして余裕を持って株式投資ができます。
さらに、ナンピンをする幅も、かなり大きくとっているのが普通です。
投資初心者さんにありがちな、数%下落したからといって投資資金目一杯にナンピンをするような事はありません。
だから、ナンピンをする選択肢は投資資金にかなり余裕がある人以外は、選んではいけない選択肢になります。
あなたの投資資金と相談して、十分な余裕がある人だけナンピンと言う行動を選択してください。
調整する(空売り)
調整するとは、株式市場全体が上がっても下がっても、今の現状維持ができるか、少しずつでも利益が乗っていくようにすることです。
具体的には、現状維持を保つためには、同じ銘柄を空売りして一時的に「両建て」の状態にしておくことです。
証券会社によっては、保有している株100株に対して、100株の空売りを入れるとポジションが解消してしまうこともあるので、注意が必要です。
そして、含み損が出ている状態での両建ては絶対にやってはいけません。
なぜなら、株価がいくらになろうともずっとマイナスだからです。
だから、言葉を変えれば意味のない行動です。
だったら、持っている株を全て売って「損切り」をして次のチャンスを探しましょう。
別の方法として、株式市場全体を見てどの業種が弱いかを見定めて、弱い業種を空売りして自分の持っている株を守ることもできます。
考え方は人それぞれですが、基本的には普段から1銘柄の買いに対して、1銘柄を空売りする癖をつけておけば、暴落は全く怖くありません。
そして、信用取引をせずに現物取引だけで売買している人は、この手法が取れないので、信用口座の開設をお勧めします。
さらには、持っている株を半分だけ利益確定または、損切りをして投資資金に余裕を持たせることも有効です。
どんなに自信があっても、相場はあなたに合わせてくれる事はありません。
現物取引、信用取引の違いがわからない人は、こちらの記事を読んでください。
見(ケン)
見(ケン)とは、ギャンブル用語で「あえて何もせずにただ見ている」と言う状況を意味します。
投資初心者さんには、これが多いかもしれません。
しかし、上級者でも「見」に回ることも実は多いんです。
理由として2つあります。
1つ目
大きく暴落した後には同じように大きく上昇することがたくさんあるためです。
だから、何もせずに見ていればよかったと言うことが株式投資ではよくあることです。
しかし、さらに下落することもあるので、十分に注意が必要になります。
2つ目
さらに暴落するならどう行動するか?すでに頭の中でイメージできているためです。
投資を始めたばかりの初心者さんにはなかなか難しいことですが、投資では自分の資金量に対しての許容量が変わってきます。
さらに暴落するなら、損切りをするか?買い増しをするか?ほぼ決まっているのです。
そこが、投資初心者さんと経験を積んだ上級者さんとの違いです。
だから投資初心者さんには、「見」はあまりオススメできない行動です。
まとめ
今回は、暴落が来たときの行動のしかた4種類の考え方について話をしてきました。
投資初心者さんにオススメする行動は「逃げる」「調整をする」のどちらかです。
投資資金を全て失ってしまう人は、ほぼ「買い増し」の行動を選んだ人たちです。
投資資金に余裕がない時ほど、「買い増し」したくなりますが、1番危険な行動だと言うことを肝に命じておきましょう。
また、資金量が多くなってくると、購入する銘柄も増えてくるので、とても調整がしやすくなります。
利益が出ている株と、損が出ている株を同時に売って、トータルとして利益がプラスになるように調整することもできるのです。
資産を増やしたい気持ちはわかりますが、あなたの投資資金と相談してその時できる最善の選択が出来るようにしていきましょう。
少しでも、あなたの投資にプラスになりますように。