こんにちは、セントです。
今回は、「香港人はなぜお金持ちなのか」について、お話をしていきたいと思います。
香港人ってお金持ちなイメージありますもんね。
その謎に迫ってみましょう。
- 香港人との給料の差がわかる
- 日本の問題点がわかる
- 香港人との生活習慣の違いがわかる
- 日本のいいところがわかる
- 投資の大切さがわかる
日本人と香港人の給料比較
日本の給与所得者の平均年収
441万
(2018年国税庁調べ)
香港の給与所得者の平均月収
1万6800 HKD(2017年香港統計局)
年収換算で20万1600 HKD(約290万円)
なんと香港人は日本人の、66%の給料しかもらっていないのです。
驚きですよね!
さらに、香港は物価が相当高いので、家賃の平均は約30万円と言われているし、食べ物も飲み物も基本的には、高いです。
なのに香港人はなぜ資産を残せるのでしょうか?
生活習慣と金融都市という環境
香港と日本の給料以外の違いを、いくつか比較してみましょう
日本の核家族化
日本は、「核家族」の進行が深刻な問題をもたらす可能性がある、という報道を耳にしたことがある人もいるでしょう。
核家族というのは「夫婦とその未婚の子供だけで構成される家族」のことを指します。
おじいさん、おばあさん、または、お父さん、お母さんは、田舎で暮らしていて、自分たち家族は都会に暮らしているというのは、日本では当たり前のことになっていますね。
特に大都市では、一人暮らしも多いですし、ファミリータイプのマンションなども二世帯用ではなく、核家族用の間取りがほとんどになっています。
日本の核家族の割合は85%以上なんてデータもあります。
一方、香港では基本的に香港の端から端まで移動しても小一時間で移動ができてしまうほど狭いため、家賃の平均は約30万円と高額ですが、お父さん、お母さんと一緒に暮らすのが基本的な香港人の生活スタイルになります。
ですので、家賃の問題も単純計算で割ると、かなり安くなりますし、お金も残りやすくなります。
また、お父さん、お母さんが働いている間、おじいさん、おばあさんが子供の面倒を見ているのも、香港人が世界的に見て、学力が高い理由がわかるような気がします。
公共交通機関が安い
香港は、自動車にかかる税金や、駐車場代なども日本に比べてすごく高く、土地が少ないため、車を持っている人もたくさんいますが、移動にバスや、電車を使う人の割合は、相当多いです。
バスや電車は日本に比べて相当安く、近場であれば数十円程度で、遠くても数百円で収まります。
税金が安い
日本から一番近い、オフショア(金融用語では、非居住者(外国人)に対して、租税環境を優遇している国または地域)の地と言われているだけあって、税金がかなり安くなっています。
比較をしてみましょう!
このように税金が安いぶん、資産が残しやすいと言えるでしょう。
投資案件、金融商品が充実している
日本の金融機関に比べて、投資商品の種類もすごく多いです。
リターンのパーセンテージも相当高い、手数料も安い、投資に対しての税金がゼロであることから、資産を増やしやすい環境であると言えます。
私のブログでは、日本の投資信託がいかに「よくないものか」という解説もしています。その記事はこちら。
ここが最高、日本
香港のいい話ばかり話していますが、日本が優れているところをお伝えしておきたいと思います。
日本にも、いいところはもちろんたくさんあります。
何と言っても医療です
風邪を引いて病院に行ったら、だいたい幾らくらいかかりますか?
日本では、薬代まで入れても数千円ですよね。
しかし、香港では色々と事情が違います。
香港の公共の病院は、日本と同じような値段で、治療を受けることができますが、狭い地域に人口が密集しているため、何日も前から予約をする必要があります。
風邪で公共の病院で予約を待っている時間より、風邪が治る方が早いです。
予約が取れないので、急な重病は私立病院にいく必要が出てきます。
私立病院では、香港IDを持っていればまだ大丈夫ですが、旅行者などの場合、風邪で1回5万円くらいかかります。
香港IDを取得する前に、わたし自身が具合が悪くなって病院に行き血液検査をした時には、合計で25万円かかりました(泣)
内訳は、ドクターと会話代で3万円。
血液検査20万円。
薬2万円。
会話代で3万円って、キャバクラかっ!!!チーン
まぁ、具合が悪いから背に腹は変えられませんよね。
だから、香港人は自分で、保険に加入しなくてはなりません。
そういうこともあって、香港では金融商品プラス、保険商品もかなり充実しています。
投資好きな香港人
何と言ってもやはり、資産を増やすには投資がすごく重要になってきます。
日本では、投資に興味のある人の割合は、66%程度だと言われていますが、実際に投資をしている人は25%にも満たないと言われています。
一方、香港では約7割以上の人が何らかの金融商品に投資をしています。
給料は日本人の方が格段に多いのに、60歳時点での資産を比べると香港人は日本人の2倍の資産があると言われています。
いかに投資が重要なものかわかりますよね。
香港では電車に乗っても、電車の中のテレビで香港ハンセン指数のリアルタイムの株価が放映されています。
さらに、携帯では若い人からお年寄りまで、スマホで株価のチェックをしている光景は、珍しいものではありません。
まとめ
今回は、【不思議】なぜ香港人はお金持ちなのか?日本と違う生活習慣とは?というテーマについて話をしてきました。
香港人のお金持ちの秘密は、やはり投資にあると考えられます。
このブログをみているということは、あなたも投資に何らかの興味をもち、お金持ちへの第一歩を踏み出しているということですね。
少しでもあなたの資産が増えますように!
今日も読んでいただき、ありがとうございました。