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【株式投資初心者】過去20年間の日経平均の歴史から、有利な投資の仕方を学ぼう

こんにちは、Centです。

今回は、過去20年間の日経平均の歴史から、どんな投資方法が有利なのか話していきたいと思います。

なかなか投資だけに時間を費やせる人は、少ないと思います。

だから過去の歴史から、どんな投資方法が1番有利に投資ができるのか?という話をしていきます。

なるべく簡単で、なるべく利益の出やすい方法を考えていきましょう。

それでは今日もお付き合い下さい。

強制的な天引きで買い付ける

そもそも、投資をするような貯金がそんなにないよという人もいるかもしれません。

確かに、お金を稼いだら稼いだ分だけ使ってしまうのが人間の性です。

ちなみにこのような状態のことを、パーキンソンの法則といいます。

1958年に英国の歴史学者および政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが、自身の著作物である「パーキンソンの法則:進歩の追求」の中で提唱したものです。

以下のように、主に2つの意味を持っています。

第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

1階読んだだけでは頭にすっと入ってこないかもしれませんが、よく噛み砕いて読んでみると、なるほどと思えてきます。

第一法則の「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」ですが、ある準備をするのに3日間の時間が与えられた場合には、本気でやれば1日で終わるような仕事でも、3日間ギリギリまでかかってしまうということです。

確かに、夏休みの宿題なんてこんな人いっぱいいましたよねw

第二法則の、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」ですが、これがお金を稼いだら持っているだけ使ってしまうという傾向があるという事なんですね。

人間の性格的にそうなってしまう傾向にあるので、お金に関して言えば、給料等から強制的に天引きできるシステムをするしかありませんね。

便利なことに、投資の世界では積み立て投資ができる仕組みがあります。

そして、積み立て投資のいいところは、株価を気にしないことと、相場が下がったときに力が発揮されるということです。

それでは過去20年間の日経平均株価の動きから、おおよその流れをつかんでいきましょう。

過去20年を大まかに振り返って見ましょう

・2003年4月、日経平均株価は8000円を割りました。当時は小泉政権

・為替が円安に触れたこともあり、その後4年間で日経平均は18000円まで上昇

・2008年9月、アメリカのリーマンブラザーズが破綻し、リーマンショックが起こる。日経平均株価は18000円から、7000円まで1年で急落

・その後株価は戻るものの、ギリシャショックで再び日経平均1万円割れ

・2013年から始まったアベノミクスで、日経平均は一年間で57%の上昇、16000円まで上昇しました

・2016年トランプ大統領がアメリカの次期大統領に決定。その後、20000円を超えて、さらに上昇。日経平均は2万4000円あたり。

・2020年、コロナショップによって、史上最速の速さで35%以上の下げ

約20年分を言葉で表してみると、ジェットコースターのような変動ですよね。

これこそがマーケットそのものです。

この期間に積み立て投資をしていた人は、ほとんどがプラスリターンになっているということを見てもらうためです。

積み立て投資は何に投資すればいいのか?

それでは具体的に、どんな金融商品に投資していけばいいのか話していきましょう。

どの投資信託を買えばいいか?です。

インデックスとアクティブ

投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドの2種類あります。

・インデックスファンド
 日経平均株価などの指数に連動する投資信託で、市場平均のリターン

・アクティブファンド
 市場平均よりも長期的に良い成績を出すことを目指す投資信託

目指すと書きましたが、現実にはそう簡単に勝てるものではありませんし、無数にあるアクティブファンドの中から優れたアクティブファンドを探すのはとても難しいことです。

アメリカではアクティブファンドの多くが、インデックスファンドに5年スパンで見たときに、成績で負けているというデータがあるので、市場平均であるインデックスファンドを使ったほうがいいでしょう。

さらに、インデックスファンドの中では全世界の株式市場に丸ごと投資する全世界株式型のインデックスファンドがいいと思います。

基本的には、このようなインデックスファンドは米国株が半分を占めていて、他の半分で世界全体に投資していくようなイメージになります。

インデックスファンドはコストが安いものを選ぶ

投資信託にかかるコストの話をしていきますね。

投資信託にはいくつかのコストがかかります。

簡単に言うと、買うとき保有しているとき売る時です。

買うときのコストは、販売手数料と呼ばれています。

最近では、これが無料のノーロードファンドというのが増えています。

インデックスファンドは、ノーロードがほとんどです。

それよりも気にしておくべき事は、保有をしているときのコストで「信託報酬」と呼ばれています。

呼び方は信託報酬と書いてありますが、これは投資家が支払うコストのことになります。

投資信託の運用を任せるためのコストです。

ただし、長期投資になればなるほどこの保有期間にかかるコストが、運用成績にとても大きな影響を及ぼしてきます。

同じ指数に投資するインデックスファンドであれば、信託報酬の低いものを選んだ方が良いということになります。

最近は、運用会社間の競争も激しく、インデックスファンドのコストは年々下がってきている傾向にあります。

昔の世界株のインデックスファンドでは、信託報酬が1年間で1%位かかるのが普通でしたが、今は0.2%前後まで下がっています

以前の5分の1程度です。

これは投資家にとって良い話ですよね。

一方で、アクティブファンドに関してはコストとリターンの関係で見る必要が出てきます。

高いコストを払ったとしても、それに見合うリターンがあればそのコストを払う価値はありますもんね。

米国のS&P社が出している、SPIVAというレポートがあります。

それを確認してみると、世界のそれぞれの株式マーケットの中で何割のアクティブファンドがインデックスファンドに勝っているかを知ることができます。

ちなみに米国では、1割しかアクティブファンドはインデックスファンドに勝っていません。。。w

ちなみに日本では、2019年までの5年間で約30%のアクティブファンドがインデックスファンドに勝っているという結果が出ています。

だから、日本のアクティブファンドを選ぶ価値があるということになりますね。

日本のファンドは、実はかなり優秀なんですね!だから次回は、日本のファンドを探して行ってみましょう! 

まとめ

今回は、過去20年間から有利な投資方法を学んでいこうと言うテーマで話をしてきました。

投資のことがあまりわからない、何に投資していいかわからないと言う人は、小額でもいいので積み立て投資をしていくことをお勧めします。

私の友人には、香港人のおばさまがいます。

彼女は現在の年齢が60歳位ですが、若い時から毎月約50,000円積み立て投資をしてきたそうです。

ちょうど、60を過ぎてその残高を見たときには、およそ2億6000万円まで資産が増えていたそうです。

現在彼女は、株式等の配当金で生活をしており、好きなときに海外へ旅行に行っています。

毎月50,000円と言う金額はとても大きいですが、長い期間積み立て投資をすることで、リーマンショックのような大暴落があったとしてもノーダメージで資産を増やしていくことができるんです。

そして、インデックスファンド最高と言われていますが、全額とは言いませんが、場合によってはアクティブファンドに投資してみるのもオススメです。

個別銘柄ばかり売買している人も、毎日の個別銘柄の値動きにとらわれる必要はなくなります。

あなたも、インデックスファンドや、アクティブファンドへの投資も考えてみると幅が広がるかもしれません。

それでは、またお会いしましょう。