こんにちは、Centです。
今回は、投資家に人気のMACDについて話していきますね。
エムエーシーディー?って何?と言う人もいるかと思いますので、MACDの説明をしてからどのように考えていくか?を解説していきます。
MACDとは?
Moving Avereage Convergence Divergenceの略で、マックディーと読みます☺️
- ムービングアベレージは、移動平均という意味です。
- コンバージェンスは、収束するという意味。
- ダイバージェンスは、発散するという意味。
これで、なんとなくわかるんですが、MACDは移動平均線が、くっついたり、離れたりする指標ですよということです。
MACDによって、初心者でも簡単に「買いサイン」や「売りサイン」を知ることができるので、投資家には人気のテクニカル指標の1つです。
期間の異なる2つの指数平滑移動平均を使います。
指数平滑移動平均とは、一定の期間の株価について、直近に近いほど高いウェイトになるようにして平均を求めた移動平均です。
期間の短い平滑移動平均から期間の長い平滑移動平均を差し引いたものをMACDラインといいます。
そして、MACDラインについて、ある一定期間の単純平均したものをシグナルラインと呼びます。
この「MACDライン」が「シグナルライン」を下回る(デッドクロス)と、売りサインの合図。
逆に「MACDライン」が「シグナルライン」を上回る(ゴールデンクロス)と、買いサインの合図になります。
売りサインが出てから、売りを入れて、逆に動くような「騙し」がないわけではありませんが、売買ポイントはすごくわかりやすい指標です。
言っていることが全くわからないという人も、安心してください。
今では、どこの証券会社でも、MACDの設定は簡単にできるようになっています。
そしてMACDを、勝手に計算をしてグラフで表してくれるようになっているので、覚える必要は全くありません。
便利な世の中ですね😄
投資初心者の人は、MACDは2つの線が離れたりくっついたりして、交わったときに「買う」または「売る」をすればいいんだなくらいで覚えておいて大丈夫です。
実際のチャートから使い方と注意点

資生堂の日足3ヶ月チャートを見てみましょう。
「赤まる」のところですが、デッドクロスのサインが出た後に、株価が大きく下げているのが分かります。
これは、売りサインの後に下げたということですね。
このタイミングで売りを入れていたら、しっかりと利益が取れていますよね。
しかし、注目して欲しいのは「青い四角」の部分です。
MACDの弱点と言うのは、株価があまり上下せずに、ヨコヨコに動くような場合、MACDはあまり機能しません。
と言うより、使い物になりません。
このことから、MACDはヨコヨコの動きから、株価が大きく一方方向に動き始めたときに、効果を発揮する指標だということがわかると思います。
投資初心者の人は、難しく考えなくても大丈夫です。
株価が大きく動き始めたら、MACDが使えるチャンスだということを覚えておきましょう。
MACDは、FXなどでも使っている人が多くとても有効に活用できます。
便利なツール
MACDの事はなんとなくわかったけれど、買いサインや、売りサインを各銘柄ごとに、1つ1つ探すのなんて面倒だし、そもそも時間が足りないよーっていう、『忙しい系投資家』の皆さんこんにちはww
そんなあなたのために、素敵な神サイトをご紹介したいと思います。
なんと、MACDの買いサインや、売りサインの「ゴールデンクロス」や、「デッドクロスクロス」を、まとめてくれているサイトがあるんです。
ここで紹介するのは、株探(Kabutan)のサイトを紹介しようと思います。
MACDのゴールデンクロス
MACDのデッドクロス
これらのサイトでは、MACDの買いサインや売りサインが点灯した銘柄を、一挙にまとめてくれています。
個人的な意見ですが、なるべくなら時価総額が大きい東証1部の貸借銘柄に絞って投資するのがいいと思います。
なぜならば、時価総額が小さな会社と言うのは、個人投資家の大きな売買に対して、株価が大きく動くので、思わぬ危険が潜んでいるためです。
そして、これらの銘柄を自分で考えて株式投資に活用してください。
株式投資には100%と言う事はありません。
あくまでもテクニカル分析と言うのは、過去の値動きから将来このような動きになるだろうと言う予想でしかありませんので。
さらに、これらの銘柄はヨコヨコの動きをしている銘柄も含まれているので、ちゃんと確認してから売買してくださいね。
サインに逆らって失敗した話
株式投資において、チャートの分析をしている人がとても増えてきたので、少し話しておかなければいけないことがあります。
人気のあるチャート分析と言うのは、ある程度セオリーが確立されています。
- ローソク足の長い上ヒゲの売りサイン。
- ローソク足の長い下ヒゲの買いサイン。
- MACDのデッドクロスの売りサイン。
- MACDのゴールデンクロスの買いサイン。
このような人気のあるテクニカル分析に、逆らうつもりはなくても、たまたま逆らってしまっていた場合に、損切りや、損失を拡大してしまったケースがすごく多いです。
もちろん、利益につながることもありますが、損切りの方が多いです。
このように、多くの人が愛用しているようなテクニカル分析には絶対に逆らってはいけません。
まとめ
今回は、MACDの説明と、使い方、考え方の話をしてきました。
どうだったでしょうか?
現在では、証券会社や優良なサイトでテクニカル分析などがとても簡単にできるようになってきました。
だから、現在の株式投資において利益につながらない初心者の人は、何が足りないかというと、投資のコツだと思います。
株式投資に必要な時間は、1日に30分もいらないと思います。
利益につながる優良な方法を見つけたら、それを何度も繰り返すだけです。
あなたの、投資生活がより豊かなものになりますように。
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いつもありがとうございます。