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【株式投資初心者】負け組トレーダーの損切りのクセを直して改善していく。質問に答えていくね。

セント

こんにちは、Centです。

今回は、負け組トレーダーの共通点である、損切りのクセを直して改善していこうと思います。

みんな資産を増やしたいから、お金を稼ぎたいわけですよね?

そうすると、損切りができない人が多いんですよね。

だって、損を確定して資産をマイナスにしてしまうわけですからね。

しかし、損切りができない人は株式投資では絶対に勝てません

何十年もマイナスになったまま株を持ち続けたら、もしかしたらプラスになるかもしれませんが、資金効率が悪すぎます。

だから、長期投資目線では考えないようにしていきたいと思います。

それでは、今日もお付き合い下さいね。

損切りを設定しない人

トレードで利益を出していきたいと思ったら、必ず損切り設定をしてください。

損切り設定というのは、上がると考えている銘柄が、逆に下がってしまったときに、いくらで撤退するか?と言うことです。

損を確定することになるので、設定をしない人も多いかと思います。

『私は、長期目線で考えているから損切りの設定はしない』という人は、離脱してもらっても結構です。

しかし、長期投資こそ損切りラインを設定しておかないと、資産を大きく減らしてしまう事は伝えておきましょう。

株の勉強していると、会社というのはどんどん大きくなっていくので、長期投資は損をしにくいとか、短期売買に比べて有利だなんていわれていますが、このまま拡大していった場合です。

ビジネスというのは、いい時もあれば悪い時もあるわけです。

携帯電話が普及し始めた時に、東芝、シャープ、パナソニックなどの会社が、ほとんどのシェアを占めていましたよね?

しかし、携帯電話は堅いビジネスだと言われていましたが、スマートフォンの普及によって、それは崩されてしまいました。

その後、東芝は携帯事業を売却して、さらに原発事業の失敗があって、倒産寸前までいきました。

ガラケー時代には、11社あった携帯電話メーカーが、3社にまで縮小しています。

3社のうち、日本国内でトップのソニーでも、携帯電話の世界シェアは0.16%しかありません。

長期投資は、安全だと言われていますが、疑問が残るところもたくさんあります

今調子が良い会社であっても、長期投資は倒産リスクなどもずっと抱えることになります。

だから、損切りはしない人でも損切りの考え方をしっかりと身に付けておいてください。

損切り設定をしない人は、論外


負け組トレーダーからよく質問されること

株式投資に興味があって、トレードを始めたはいいけれど、損切りがうまくできない人からよく来る質問を2つピックアップしてみました。

・損切り設定を動かしてもいいのか?

・損切り設定よりも早く損切りしていいのか?

今回はこの2つについて、回答していきたいと思います。

考え方にはいろいろあるので、私の考えが絶対正解というわけではありませんが、トレードを研究してきて、実際に利益を出してお答えしているのでぜひ参考にしてください

トレードは自由ですが、理由があって、こういうときにはこうすると決めておくべきです。



1回設定をした損切りラインを動かさないほうがいいですか?

結論から言うと、答えはイエスです。

負け組トレーダーのよく負けるパターンとして、もうそろそろ損切りされちゃうから、損切りラインを下げよう動かしてしまう人がいます。

だったら、最初から損切りラインを設定するべきではないと思います。

やるだけ無駄になりますからね。

しかし、損切りラインを動かしている時点で、最初にポジションを持ったところから、思っている方向と逆に動いているということになります。

逆に動いているからこそ、損切り設定をしたのに、その損切り設定を動かしたら全く意味がなくなってしまいます。

ポジションを持つ前に、しっかりと考えて損切り設定をしましょう。

そして、設定した損切りラインは絶対に動かさないようにしましょう。

損切りラインよりも早く損切りをしていいですか?

結論から言うと、答えはイエスです。

早めにロスカットしても「OK」だということです。

相場は「ナマ物」とよく言われるんですが、相場全体がどんどん買われていくような良い雰囲気でも、次の日には大暴落なんてこともあるんですよね。

だから、どんどん買っていくぞと思っていても、次の日には嫌な予感がして損切りをすることもあります。

バッドニュースなどで、早めに損切りをしておきたい時もあるし、昨日までどんどん買われていたセクターが反応が悪くなったり、その時々によって様々です。

利益確定、損切りのタイミング

利益確定と、損切りのタイミングについてもよく聞かれます。

損小利大なんて言うけれども、利益を伸ばそうとしたらマイナスになってしまった、結局損切りしなければいけなくなったなんて経験はありませんか?

私も今でもあります。

しかしそうなってしまったら、あまり深く考える必要はありません。

では、どのようにしたらいいのか、話していきたいと思います。

シナリオが崩れたら手仕舞いする

私がトレードをしていて、勝てるようになってきたときにどのように利益確定や損切りをしていたかというと、シナリオが崩れたら手仕舞いを徹底していました。

だから、投資初心者の人は、投資をする前にある程度細かく、いくらまで上がるかもしれない、いくらまで下がるかもしれないというのを予想してみて下さい。

この予想を、シナリオと呼んでいます。

今年の夏は暑くなりそうと予想されているから、エアコンがよく売れるだろう。

だから、エアコンを作っている会社に先に投資しておこう。

今は株価が1000円だけど、1200円までは上がるだろう。

でも、夏が寒くなってしまったらもしかすると900円まで下がるかもしれない。

例えばこんなシナリオを描いていたとします。

しかし、夏が始まり雨が何日も続いていて、エアコンの売れ行きが良いとは言えない予想がついたら、シナリオは崩れているわけですから。

950円まで株価が下がっていても、一時的に撤退をする。

ポジションを持つ前に、シナリオを細かく考えておけば、損切りをする場合でも理由がはっきりとします。

時間が経つとそのシナリオを忘れてしまうので、しっかりとメモなどをして管理しましょう。


まとめ

投資は、毎回利益になるほど、そんなには甘い世界ではないんですね。

だからプロであっても、すべての取引をプラスにする事はほぼ不可能です。

投資で負けたことがないよって言う人も、プラスとマイナスを繰り返して、1ヵ月単位で負けたことがないか、極端に取引回数が少ないか、嘘をついているかのどれかです。

今回話した、負け組トレーダーの損切りのクセを直せば、あなたはきっと投資成績がよくなっていくはずです。

シナリオを描くことを、意識して感覚に任せた売買は今日限りやめましょう。