こんにちは、Centです。
今回は、新型コロナウイルスが指定感染症に認定されたことの解説と、感染の疑いがあるときには、どこに連絡すればいいの?
という話をしていきたいと思います。
中国・武漢市で発生して感染拡大を続ける新型コロナウイルス。
中国での死者が100人を超えてきて、日本政府は『指定感染症』にすることを閣議決定しましたね。
日本国内でも感染者が増え続ける中で、発熱やせきなどの症状が出て体に異変を感じたら、まずどうすればいいのでしょうか?
今日は、そんな話を深掘りしていこうと思います。
それでは、今日もお付き合い下さいね。
どこに連絡すればいいの?
わたしたちが、体に異変を感じたらどうすべきなのでしょうか?
厚生労働省は「医療現場の混乱を防ぐためにも、まずは近くの保健所に相談してほしい」としています。
☎︎03-3595-2285
(午前9時〜午後9時)
感染の疑いがある時は、医療機関に直接向かわない!
保健所で、まずは武漢での滞在歴があるか、武漢から来た人と接触した心当たりがあるかを確認します。
渡航歴や、接触した人の症状などから、感染の可能性があると判断された場合、全国の第二種指定医療機関で詳しい診察を受けることになります。
あなたの住んでいる場所や、地域から保健所から、場所を指定されます。
感染の可能性が高まったなら、家族らへの感染を防ぐため「せきエチケット」を心がけたいですね。
マスク着用時のポイントは、鼻と口を隙間なく覆うこと。
着けた後はマスクに手を触れないよう注意する。
マスクがない場合、せきやくしゃみは手ではなくハンカチや上着の袖で受ける。
なぜ?直接病院に行ってはいけないの?
この時期は特に、インフルエンザや風邪の患者で医療機関は混み合っていますね。
だから、新型コロナウイルスが持ち込まれると、感染拡大につながる恐れがあるためだ。
体が弱っているときに、感染すると危険度も倍増します。
新型コロナウイルスは、主に感染者のせきやくしゃみのしぶきを吸い込む「飛沫(ひまつ)感染」で広がるとされる。
ウイルスが付いたドアノブなどに触れた手で、口や目を触って起きる「接触感染」もあり得る。
本当に感染の疑いが出た場合
さらに感染の疑いが強まれば、患者から検体を採取します。
その後、検体は研究機関に運ばれ、遺伝子検査が行われます。
2~3日で検査結果が出て、陽性で強制的に入院となった場合、医療費は公費で負担されることになります。
新型コロナ”『指定感染症』って何?
「感染症法上の指定感染症等に指定する政令を閣議決定いたしました。」(加藤勝信厚生労働大臣)
指定感染症として閣議決定された新型コロナウイルス。2月7日から強制的に患者を医療機関に入院させるなどの指示ができるようになります。
「指定感染症」に指定されると…
患者を強制的に入院させることや、飲食業など不特定多数と接触する就業を制限することも可能になります。
医療費は公費負担となります。
患者が、嫌だって言っても強制力が出てくるってことですね。
個人的には、そのほうがいいと思いますけどね。
指定期間は原則1年ですが、最大でさらに1年延長されます。
予防法
1番の感染予防の第一は、やはり手洗いの徹底ですね。
せっけんを泡立てて15秒間手指をこすり、指の間や爪の先までしっかり洗う。
その後、流水で15秒間洗い流す。
人混みでは感染リスクが高まるため、携帯用のアルコール消毒液でこまめに消毒する。
帰宅後も再び消毒するといいみたいですね。
中国の死亡例の多くは高齢者や持病がある人だ。これらに該当する人は特に、人混みを避け、不要な外出をしない方がいい。
まとめ
今回は、体がおかしい時は、どこに連絡すればいいの?“新型コロナ”『指定感染症』って何?という話をしてきました。
もういちど流れを確認しておきましょう。
- 保健所か医療機関に電話で相談
- 咳や発熱など症状を申告
- 武漢の滞在歴や、滞在者との接点を報告
- マスク着用などで「咳エチケット」
- 人混みに行くなど不要な外出を避ける
少しでも、異変を感じたら早めに対処していきましょうね。