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【株初心者】サンデーダウって何?IG証券の差金取引解説します。

こんにちは、Centです。

今回は、話題の「サンデーダウ」について解説していこうと思います。

急に投資家の間で話題になったんですが、これって一体なんなの?という人も多いはずなので、解説しますね。

実は、結構前から存在していて、日本の投資家さんたちにはあまり知られていなかったのかもしれませんね。

しかし、香港の指数もIG証券では取引されているので、私は、たまに見たりもしていました。

IG証券の翻訳などもしますが、英語が苦手なので、本文も載せておきますねw

それでは、今日もお付き合いください。

サンデーダウとは?

サンデーダウは、IG証券という証券会社が、2014年から提供している、「WEEKEND trading」の一種です。

簡単にいえば、週末にはマーケットは本当はクローズしているんですが、CFD(差金決済取引)でトレードできるようにしようとしたシステムです。

「差金決済??」また新しい言葉が出てきたので、説明していくので安心してください。

差金決済とは?

有価証券の受渡しを行わずに、売買価格差等に相当する金銭の授受のみにより決済する取引または金融商品である。

証拠金を預けて、レバレッジをかけて取引を行うことから、外国為替証拠金取引(FX)も差金決済取引の一つと言えますね。

ただし、一般には、外国為替のものをFXそれ以外の株式や株価指数や債券等のものはCFD(差金決済取引)と呼ビます。

先物取引と類似したものであるが限月がCFDには無い。

「サンデーダウ」の正式名称

株式市場では、歴史的な暴騰と暴落が繰り返されていることもあって、Twitterでも「サンデーダウ」を話題にする人も見かけますね。

通称「サンデーダウ」と呼ばれるものは、正式にはIG証券が提供している“Weekend Wall Street”ですね。

→ウォール街株価指数(IG証券)

IG証券の「WEEKEND trading」では、NYダウ以外にも取引ができるようになっています。

  • ドイツ・USドル 為替取引
  • FTSE100種総合株価指数
  • NYダウ(ウォール・ストリート)
  • 香港550
  • ビットコイン
  • ビットコイン・キャッシュ
  • イーサリアム
  • Cypto10 など



なぜこのような取引をするのか?

IG証券では、なぜこのような取引の場を提供しているのか?が説明されています。

そして、IG証券の良いところは?ということも書いてあります。

ひとつひとつみていきましょう。

Trade GBP/USD and key indices with the only UK provider to offer 24/7 pricing on these markets

24時間年中無休の価格設定を提供する唯一のGBP / USDおよび主要指数を取引します。

Hedge your weekday positions by opening a weekend position on the same market

週末のポジションをオープンして、平日のポジションをヘッジします。

React to breaking news over the weekend and never miss an opportunity to trade

週末にニュース速報に対応し、取引の機会を見逃さないため。

Access guaranteed stops and advanced order types with the world’s No.1 provider

世界ナンバーワンのプロバイダーで、保証付きストップおよび高度な注文ができる。

などと書かれています。

要は、基本的には、トレードをするというよりはヘッジのために使うのが主な目的という認識です。

基本的には、投資初心者は、取引しない方が良いですね。

ウィークエンドトレーディングとは?

週末取引とは何ですか?(翻訳)

週末の取引では、土曜日と日曜日に外国為替、インデックス、暗号通貨市場にアクセスできます。したがって、FTSE 100が動く可能性のある土曜日にBrexit(ブレグジット)のニュースあっても、月曜日に取引が開始されるまで待つ必要はありません。

外国為替とインデックスの週末の価格は、クライアントのビジネスとニュースの流れを考慮して、その市場の見通しに対する私たちの見解に基づいて、平日のカウンターパートとは別に見積もられます。その結果、これらの市場を使用して、平日のポジションのリスクをヘッジができます。週末のインデックスと外国為替ポジションは、日曜日の終了後もストップや制限が設定されたまま開いたままの場合、通常の平日のポジションにロールオーバーされます。

暗号通貨については、とにかく週末に市場が開かれているため、平日の市場を拡張しました。これは、暗号通貨のポジションが週末中も動き続けることを意味します。

公開市場を通さないで処理し、東京証券取引所などの公開市場を通さずに、特定の証券会社内の顧客同士でマッチングさせる取引です。

注意点

これらを見る限り、証券会社のお客さん同士で値段が合えば取引をさせるというような、相対取引だということが分かります。

だから、とんでもない値段で取引されることもあるということですね。

現物の指数(みんなが普段みている指数)と大きく数字が乖離することもあるので、十分注意してください。

問題点

問題は公開市場と違って、参加人数、市場が小さいすぎることですね。

ある特定少数の意思によって動かされやすいということが考えられます。

さらに、サンデーダウは特にヘッジ、保険の意味合いが強いので、本質的な相場の値動きを反映しているか?というと、疑問ですね。

だから、サンデーダウの値動きが必ずしも週明けの市場に反映されるわけではない、という点には注意して見ておく必要はあるでしょう。

もっとも、100〜200ドル前後はよくズレることが多いですが、流石に500ドルを超えてくると、週明けの市場に影響する可能性は結構高いですね。

まとめ

今回は、噂のサンデーダウについて、話をしてきました。

確かに、週末でも大きなニュースがあれば、大きく株価が動くことがありますが、サンデーダウが大きく動いたとしても本当はあまり気にしなくて良い数字です。

なぜなら、大きなニュースがあってもマーケットがほとんど反応しないこともたくさんあるからです。

ニュースがあったときに軽くチェックするくらいで十分で、その数字を100%信じることはしないでください。

週末まで、マーケットを気にしている時点で、あなたは株を持ちすぎているということでしょう。

週末は、ゆっくり過ごして、平日に備ましょう。

少しでも、あなたの投資生活にプラスになりますように!