世界経済の知識

【世界経済の知識】国の事情が株価を動かす❶アメリカ、中国編

こんにちは、Centです。

今回は、世界の国々の株価がどのように動くかを知っていこうと言うことで、アメリカと中国にスポットを当てて話していきたいと思います。

アメリカの株が上がったから、日本の株も上がったなんて表現が巷で溢れていますが、国も地域も、ビジネスの内容も違うのにそのような表現はちょっと違います

だから、「今日はアメリカ株が上がったから日本株も上がった」という表現に対して、「ちょっとまった!と言いたい」ので何で株価が上がりやすいのか確認していきましょう。

当然なことながら株をやっている人であれば、アメリカ株が上がったら日本株が上がりやすくなるのは事実です。

ただそれぞれの国の事情を知っておかないと、大怪我をすることもあります。

そこで今回は、アメリカと中国にスポットを当ててどのようなことが起きると株価が動きやすいのかについて深掘りして行きます。

それでは今日もお付き合い下さい。



アメリカ株は住宅とエネルギー

戦後からずっと言われている事ですが、「米国がくしゃみをすると日本は風邪をひく」と言われていますね。

それは、アメリカ向けの輸出が日本の成長を支えてきたからです。

今でもその構図は変わっていませんし、日本の株式市場を語る上では欠かせない存在です。

最近では、グローバル化の進展とともにアメリカ企業への株式投資をする人も増えてきていますね。

アメリカには世界に名だたる有名企業たくさんあって、投資先としても魅力のある企業が多いですね。

このような理由からもアメリカのことを知っておく必要があります。




シェール革命

2013年に2期目が始まったオバマ政権は、1期目との最大の違いがありました。

それは「エネルギー政策」でした。

表面的には自然エネルギーや地球温暖化に対する公共投資という理由で、新たな雇用や経済成長を見出そうとする「グリーンニューディール」を始めました。

そして、シェール革命によって化石燃料(石油、天然ガスなど)も含めたエネルギー産業全体を推進する姿勢を強めていきました。

この政策は、石油や天然ガスのようなマーケットに大きな影響を与えていきました。

資源を全体的に輸入に頼っている日本への影響を考えるとその市場動向の重要性はとても高いと言えるでしょう。


住宅産業

住宅産業は循環的な市場で、アメリカのマーケットに影響を与えます。

今回のコロナショックによって大きく落ち込んだマーケットですが、回復の兆しが見えるかどうかが重要なカギを握っています。

また自動車産業も同じようにアメリカマーケットに影響を与えます。

アメリカの傾向として、同じビジネスをやっている大企業があったとしても、業界内でそれぞれの専門分野が異なるのも特徴です。

海外の売上高比率の高いグローバル企業の幅広さは、アメリカマーケットの1番の特徴と言っていいでしょう。



アメリカマーケット

現在のアメリカマーケットでは、新興国の急成長からの恩恵を受けるグローバル企業が多く存在している点にも注目していかなければいけません。

これは景気に敏感のセクターだけではなくて、飲料や医薬品などのディフェンシブ系の銘柄、日本だったら内需関連と呼ばれるような金融、外食、氷なども多いことを知っておいてください。



中国は政策次第

知っての通り、中国は世界で第二位の経済大国になりました。

今後の世界経済や株式市場を見る上で、重要になってくるのは間違いないでしょう。

急激な経済発展の中で、格差の拡大など様々な問題が発生してきています。

中国政府も経済規模が巨大になったものの、産業の質などの改善が進んでいない事は分かっていて、構造改革を進めようという動きがあります。

しかしながら、中国経済を取り巻く環境は必ずしも良いとは言えません。

理由は次に挙げる3つの理由が考えられます。


外需が弱い

中国の最大の貿易相手はヨーロッパで、ここ最近はずっと各国の債務問題があって、輸出にブレーキがかかってきています。

ヨーロッパの輸出が伸びないのと同時に、アメリカなどからも輸入制限や、増税などの制裁を受けているので、かなり苦しい状況だと思います。

内需が弱い

外需が不振になってくると、内需にも影響が出てきます。

輸出増を見込んで生産能力増強を進めてきた鉄鋼や造船は、過剰生産能力になってしまっているのが中国の現状です。

このような製造業の不振は、中国政府の金銭事情にも影響を与えてきていて、秋均平国家主席だ中国指導部によって倹約令も発令されています。

金融緩和、景気刺激策はあまりできない

今回のコロナウィルスの影響などで、景気刺激策で設備投資などを増やしたくても、すでに過剰生産能力になってしまっているのでそのような業者に関しては刺激策はなかなか取りにくいというジレンマがあります。

そして他には、銀行の融資以外「影の銀行と呼ばれるシャドーバンキング」での貸付額が膨らみすぎて不動産市場や、住宅バブルの懸念が何十年も続いているので、金融政策が自由にできません。

影の銀行について少し説明しますね。

中国規制当局の厳しい監視下にある銀行を経由せずに、個人や企業などが資金を融通する金融取引を影の銀行と呼んでいます。

貸出債権や、債券などに投資する利回りが高い理財商品や、企業同士が直接貸し借りをする委託融資などがこれにあたります。

まぁ、高利回りという事はリスクが高いという事ですね。

そして、この理財商品の残高は毎年のように増えていっていて、GDPの約20%弱位のボリュームになっています。

急激に規模が巨大化した「影の銀行」の不良債権の動向などが不透明なので、中国マーケットを語る上ではそのリスクが不安視されます。

中国景気が変調をきたすと、他の新興国を含む世界経済に大きな動揺を引き起こすことになります。

だから、中国経済の舵取りに世界のマーケット関係者は注目していて、絶対に見逃せない存在です。



まとめ

今回は、国の事情がマーケットを動かすということで、アメリカマーケットと中国マーケットの特徴について話をしてきました。

それぞれの国が、それぞれの問題を抱えていて、注目ポイントが変わってきますね。

このような注目ポイントをわかっていないと、その国のニュースの重要性等を見誤ってしまう可能性が出てきてしまいます。

次回は、欧米、東南アジア、インド謎の注目ポイントについて話していきたいと思います。

今日も、読んでいただきありがとうございました。

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