こんにちは、セントです。
今回は、株式投資で利益を上げていくために、ロスカットの大切さを話していきたいと思います。
株式投資を、始められている人なら、ロスカットの大切さを何回も聞いているかもしれません。
しかし、実際に株式取引をしてみて、ロスカットをするのは本当にツラいものです。
そして、ロスカットは大事なものとわかっていても、なかなか初心者の人には実行できないものです。
今回は、すでに株式取引を始めている人は確認の意味で、また、聞いたことがない人もロスカットの大切さを話していきたいと思います。
投資が上手い人ほどロスカットを実行する
そもそもロスカットとは、「損切り」といわれていて、一定金額以上に損失が膨らんだときには、放置しないで損益を確定するということです。
あえて、ロスカットを「実行する」と書きましたが、感覚でロスカットするのではなくて、ある程度「自分のルール」に従って損切りをするべきです。
株式投資をしていると、思い通りに株価が動くこともあれば、思惑とは反対方向に動いていってしまうこともあります。
どちらかといえば、思惑とは反対方向に動いてしまうことの方が多いくらいです。
思い通りに動けば、みんな儲かるわけですから、何も問題ないわけです。
しかし、思惑通りに動かなかったときの対処法は投資において、かなり重要な要素になってきます。
誰だって、「損失確定」よりは「利益確定」の方が好きに決まっている。
株式投資をしている人は、ほぼ100%といっていいでしょう。
みんな「一円でも多く儲けたい」と考えているし、「一円も損をしたくない」はずです。
でも、損失の確定は誰でも嫌なので対処が遅れて大怪我をする人も珍しくないので、素早い対応が必要になってきます。
稼ぎたいならロスカットをしろ
稼ぎたいのに、損失確定しろってこと?という人もいるかもしれませんが、その通りです。
逆に、損切りが実行できない人は損をしている人が多いです。
私も、月に何回もロスカットをします。
取引をする前に、あらかじめロスカットのラインをしっかり決めてから、取引にのぞみましょう。
有名な個人投資家さんたちも、ロスカットは当たり前のようにします。
投資で200億円以上稼いでいるスーパースター「cisさん」
30億円稼いだ「テスタさん」
こんなスーパープレーヤーたちも、ツイッターでつぶやくほど、当たり前のように損切りを実行します。
証券会社のディーラーだって、1日に何回も損切りを実行します。
しかし、致命的な損害ではないので、最終的には利益を獲得できるチャンスが回ってくるのです。
「ロスカットできる人=株式投資に成功する人」と覚えておいてください。
私の知っている、凄腕トレーダーたちも決まって損切りが上手ですね。
結論をいうと、損切りができない人には、投資で成功する人はほとんどいないということです。
損切りは恥ずかしいことではない
考えてみれば、一度も損切りをせずに思った通りに毎回利益確定できるのが一番の理想です。
しかし、残念ながら連戦連勝の投資家などこの世には存在しない。
10回取引をしたら、2回、3回は余裕で損切りになります。
5回の時もあります。
どんなに成功している人でも、思惑が外れて「損失確定」をすることなんて、日常茶飯事です。
ロスカットは、利益を出すために必要な行動の1つと考えてくださいね。
試し買い
買いたい株ができたときに、1万株欲しいときに最初に500株だけ試しに買ってみる。
そして、株価が下がらないことを確認してから、残りの9500株を買いにいくということです。
最初に買った、500株がいまくいかずに株価が下がってしまったときには、損切りを実行できます。
1万株の損切りに比べたら、500株での損切りは微々たるものです。
思惑とは反対に動くようなら、さっさとロスカットをして、また別の銘柄を探しましょう。
ドテン売り
株には、ドテン売りという手法があります。
買いで入った銘柄が、思うように上がらずに下がってしまって損切りをした場合、そこから売りで入ることです。
買い→損切り→売り
という流れです。
逆に取引は、ドテン買いといいます。
トレードが上手な人にはこのドテンを使う人がすごく多いです。
買い目線を一転、売り目線にするんですから、感情が崩壊しそうですがww
このドテンをするときには、一度損切りをしているわけですから、同じように、トレードが上手な人は、損切りができるということには変わりがないわけです。
一般の投資家が、損切りしないという手法をとれば、たちまち資金がなくなってしまいます。
損切りすれば、冷静な判断ができる
損切りをすると、その時はいやな気持ちになるかもしれない。
しかし、「損失が膨らむ」ということから解放されることになります。。
株式投資において、一番ツライことは、どんどん膨らむ損失を眺めて、何も対処ができずに眠れなくなったり、精神的にきつくなることです。
もちろん、私も経験があります。
思い出すのも嫌なくらい、胃が痛くなって、眠れず、睡眠不足で思考が低下して、また損失が膨らむ。。
思い出すのもツライくらい、まさに悪夢ですね。
これ以上損が膨らんだら、ヤバイ。という心理状況です。
そんなときには、決まって大きな損切りをするわけですが、一度冷静になって考えてみれば、資金が全額なくならなくてよかったと、考え方を変えないとどうにかなってしまいそうですねw
投資初心者の落とし穴
株式投資初心者なら、安いところで買って、高いところで売ればいいだけの話じゃない?
と、思われる人もいるかもしれませんが、どこが高くて、どこが安いのか?ということに、全投資家たちは常に全力を注いでいますが、残念なことにいまだにわかっていません。
株価が下落して、「おお安くなったから、買おう」といって買っても、そこからどんどん株価が下がっていってしまうのが、株式投資で、その逆もそうなんです。
まぁ、これは実際に経験してみるのが一番わかりやすいんですけど、そんなツライ経験をして欲しくないから、毎日ブログを買いているんですけどね。。。
株価のチャートを後から見てみれば、なんでこんなところで売買したんだろうと思うものですけどね。
損失を抱えてしまったら、早めに損切りすることです!
損切りは指値注文は邪道?
個人投資家の中には損切りをするときに、指値注文で損切りする人も多いと思います。
ところで、機関の株式トレーダーたちは指値注文で損切りする人はほとんどいないことは、ご存知だろうか?
余程大きな取引でない限りは、損切りすると決めた以上「成行注文」で損切りした方がいい。
1円、2円というわずかな値段にこだわったことによって、損失を拡大してしまうことも少なくないのです。
だから、プロたちの損切りは基本的には「成行注文」で発注するのです。
逆指値注文
最近では、逆指値注文というのがあります。
この値段まで株価が下がったら、自動的にいくらで損切りをする。という機能です。
これは、相当便利なのですが、私個人は「逆成行注文」というのが欲しいところです。
なぜなら、株式取引には、ギャップといって、株価が飛んでしまうことがあります。
一気に、下げてしまったときには、逆指値注文でも売れない時が出てきてしまうということです。
1000よりも下げたときには、999円で売るという指示をしていた場合、朝一で990円で始まって、そこから、だらだら下げていってしまうこともたくさんあるからです。
そんなときには、きちんと損切りできないままになってしまうということです。
ギャップについての記事
長期投資の含み損放置は最悪の一手
株式取引というのは、いつ株価が上がっていくのかわからないものなので、損切りをした瞬間から一気に株価が上昇していくこともあって悔しい思いをすることもたくさんあります。
特に、日常的に損切りを実行できるようになってくると、そんなこと1度や2度じゃききません。
しかし、それは当たり前のように起こることなのでいちいち気にしてはいけないことです。
どんなに大きな会社でも、倒産する時代なので、損切りは絶対必要なのです。
NTTの株だって、1980年代に200万円や300万円の価値がありましたが、10年以上含み損を抱えて株価が上がることを願っていた投資家は、一度も含み益になることはなく現在に至っています。
まとめ
今回は、損切りについて話をしてきました。
どんなにツライ選択になろうとも、いつの時代も損切りは重要です。
株式投資に限らず、最近では仮想通貨などでも後乗りをした人たちは、たくさんの含み損を抱えたままになっている人もたくさんいると思います。
投資のことを知らない人たちが、こぞって参入したこともあったのかもしれませんが、こうなったらお祈りをして待つか、損切りして気持ちを軽くするかの二択しかありません。
思惑が外れた時は、速やかに損切りをして、身軽になることが一番いいと思います。
そして、また新たな勢いのある投資対象を探しましょう。
損切りは嫌なものですが、損切りを遅らせてはいけません。
そして損切りこそが、勝利への1番の近道ということをしっかりと理解しましょう。
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。
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