こんにちは、Centです。
今回は、金融危機や政治経済などの大きな変動があったときに、相場が大きく下落するようなときに、慌てずに対処するための知識を、話していこうと思います。
相場での暴落は、こないのが理想的ですが、いつかは来るかもしれないと考えているのはすごく怖いことですよね。
しかし、100%とは言えませんが、株価が今後どのように推移するかと言うのはある程度は事前に把握することができます。
え?そんなことができるの?
なんて思った人もいるかもしれませんが、株価の動きを見る上で重要な注目点は何かが分かれば、株価の動向を冷静に見つめる姿勢を保てるようになります。
それでは今日もお付き合いくださいね。
日経平均と株価の関係
今までの経験則から、日経平均の動きと言うのを言葉で表してみようと思います。
- 日経平均株価は、何らかの経済政策が行われた場合底値から1年から2年で1.6倍程度になる。
- 日経平均株価の調整の下落は10%・15%・20%どれかになることがすごく多い。(ショックは40%)
- 為替相場は株式市場に影響与える。一般的に「円安=株高」と言うことが多い。(円高=株高も以前には、あった)
- 政治的なリスクは、株価にマイナスの影響を及ぼす。
- 欧米などの財政問題は日本株を大きく押し下げる要因になる。
- 不況期に、決算発表時期になると株価が低迷する。
- 今後の株価を予想するには、それまでの株価の推移を下にして考えることが重要である。
- 災害や戦争などは、株価が一時的に暴落するが、落ち着けば株価はほとんど戻る。
- マクロ的な経済の要因と政治の要因は、株式市場に影響与えるので注目すべきである。
ここ20年の日経平均のおさらい
ここ20年の動きをの傾向を、調べてみると、、、
- 長い上昇は、60%
- 下落は、10%、15%、20%(ショックは40%)
- ボックス相場は約1年以上続く
2000年から2003年までの日経平均の下落と言うのは、いわゆるITバブルが弾けたので、期待感で膨らみすぎた日経平均がある程度調整したところです。
さらに、2000年頃からは、企業への日本政府の対応も変わり、自由競争が始まった時期でもあり、甘い汁ばかり吸っていた企業は淘汰された時代でした。
だから2003年ぐらいから、見ていきます。
2003年4月につけた7600円から2004年の4月には12,200円くらいまで上昇していて、60%くらいの上昇をしています。
そして2004年4月位から2005年7月位までの1年間は、10,500円から12,000円の間でボックスで上りも下りもしない相場展開が続きました。
2005年8月からは大きな上昇相場になります。2005年8月から2007年7月までの約2年間はいわゆる円安バブルの時期です。ここでも約60%の上昇をしています。
そして、リーマンショックは2008年と言われていますが、2007年後半には、実はすでに下落が始まっていました。
18000円から14500円への約20%の下落でした。
そして、少しのボックスの後、リーマンショックです。下げたところから、さらに40%も下げて、7000円くらいまで調整します。
その後10,000円位まで反発しました。
ボックス相場だったのは2009年5月から2012年3月までも同じような状況が続きました。
2013年以降も1.6倍とボックス、を繰り返して月足で見れば、完全に上昇トレンドです。
どの辺まで上昇していくんでしょうね☺️
日経平均はどこまで上がってくか?
24,000円の壁や、直近高値の24,500円程度で止まるなんて話もありますが、そうなるとは思いませんね。
上昇は続くと思っています。
もちろん、何回か小さな下落は挟むかもしれませんが、基本的には上昇トレンドだと思います。
理由は2つあります。
テクニカルから
テクニカルでは、一旦調整があった、日経平均20000円から、60%上昇の32000円とまでは言わなくても、30000円近くまで上昇余地はあると思っています。
何故なら、テクニカル以外にもそれを示しているものがあるからです。
インバース
NISA口座に、ダブルインバースが積み上がっています。
ダブルインバースとは、日経平均が下がれば利益に変わる銘柄です。
8月16日に1384万口だったのが、11月1日には7102万口と、わずか2カ月半の間に5倍も積み上がっています。
ちなみに正確には、「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)」ですね☺️
投資には、タイミングが大事なので私なりのタイミングの取り方は、天邪鬼投資法ですww
ここ最近の相場上昇に対して、多くの個人が逆張りで「相場下落」に賭けているということになりますね。
相場とは、残酷なもので、予想や期待を完全に裏切り、非常に強い動きを続けていますね。
彼らの多くは、拡大する評価損に苦しんでいるでしょう。。。
相場下落を諦めて、「ダブルインバース」の信用買い残が大幅に減少するまでは、日経平均は、上昇し続けると考えていますww
その時こそ、インバースを買っても良い、すなわち日経平均の下落相場に繋がっていくと予想されます。
上値メドは、2018年10月2日につけたバブル崩壊後の最高値2万4448.07円です。
注目すべきこと
- 為替相場は株式市場に影響を与える
- 政治的リスクは株価にマイナスの影響を与える
- 各国の財政問題は日本株を大きく押し下げる
- マクロ的な経済の要因と政治要因は、株式市場に影響与える
日経平均株価は、最近では為替相場と連動すると言われています。
特に、日経平均はドル円と連動すると言われています。
基本的には、円安方向に動くと、株価も上がりやすい状況だと言えるでしょう。
そして、米中貿易戦争などの政治的なリスクがあると、為替相場も円高のほうに動きやすくなります。
世界の国々の関係や、財政問題等が起きたときには、円が買われることがすごく多いのです。
だから、常にこのようなニュースには着目していなければいけません。
円高に動くのは、毎年の時期的な問題もあるので、その辺もカバーして勉強すると良いでしょう。
また、マクロ的な目線で経済を見ることが重要で、簡単に言えば、大きな視野で経済をみましょうということです。
ミクロ的な、小さな問題をたくさん集めても、なかなかお金の流れと言うのは、わかりにくいものですよね。
まとめ
今回は、相場観の考え方について話をしていました。
上がりそうとか、下がりそうと言うのは、自分なりの方向感を持って毎回のように予想すべきです。
当たるか外れるかは関係ありません。
そこに自分なりの理由があるかどうかが重要なのです。
そしてシナリオとは違ってきたら、早めに損切りをすればいいだけなんです。
世界的に有名な、大投資家の「ジム・ロジャース」さんを批判する人もすごく多いです。
なぜならば、彼の予想とは、大胆なシナリオを明確に掲示するからです。
しかし、当たるか外れるかは関係ありません。
自分が、そのように明確に予想することによって、シナリオと違った場合に損切りをしやすくなるのです。
あなたも、年末年始2020年、2021年の予想をしてみると楽しいかもしれません。
今日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。