こんにちは、Centです。
今回は、香港でデモなどの問題があったのに、お隣「マカオ」では観光客数が増えました。
マカオへ行くには、海外からだと香港空港に到着してから、マカオに向かう人が多いですね。
しかし、2019年は、デモの影響で香港空港が閉鎖されてしまったり、交通網が使えなくなったりということがありましたね。
そこで、マカオ全体の観光客数にも相当な影響が出るとの見方がありました。
しかしながら、蓋を開けてみれば、マカオの2019年通期のインバウンド旅客数は前年から10.4%増の約3940万人で、過去最多記録を3年連続で更新。
凄すぎますよね!
マカオは、なぜ観光客数を増やすことができたのでしょうか?
その謎に迫ってみましょう!
マカオの詳しい情報や、魅力も含めて、深掘りしていきたいと思います。
オススメの観光スポットなども紹介していきますね。
それでは、今日も行ってみましょう。
マカオとは?
マカオは人口が約67万人、面積約32平方キロという小さな街です。
世界遺産や、カジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリなどの国際イベントが数多く開催されるアジア有数の観光都市として知られる。
近年は、インバウンド旅客数は右肩上がりで安定的に推移しています。
マカオ政府からの発表
マカオ政府旅遊局(MGTO)は2019年1月15日に年次記者会見を開きました。
そこでは、昨年(2019年)の観光関連のデータと取り組みの総括や、今年度の重点施策などについて説明をしました。
2019年通期のインバウンド旅客数は、前年から10.4%増の約3940万人で、過去最多記録を3年連続で更新!
2桁増となった要因については、2018年10月に開通した港珠澳大橋の存在を挙げた。
旅客者の国・地域別ランキングでは、例年通り中国本土、香港、台湾の中華圏がトップ3で、中華圏からの旅客総数は11.3%増の約3630万人。
中国本土からが10.5%増の2700万人超で、このうち46.8%は個人旅客でした。
香港からは16.2%増の約730万人、台湾からは0.2%増の約100万人。
中華圏以外からの旅行客数
中華圏以外からの国際旅客の数は、2.8%減の約300万人にとどまった。
中華圏以外での最大の旅客は、韓国の約74万人。
フィリピンが、35.6%増の高い伸び率。
旅客トップ10で唯一の遠隔地である、米国は0.1%減った。
宿泊者数推移
宿泊を伴う観光客は、0.8%増の約1860万人になりました。
旅客全体に占めるシェアは、前年から横ばいの47.3%
マカオに来た半分くらいの人は、マカオで宿泊をしていくということですね。
逆に半分の人は、どこにいくの?となりますが、香港から日帰りで行く人もかなり多いです。
フェリーや、バスで香港から、片道一時間でマカオに行けちゃうんです。
他には、中国本土の広東省珠海と陸続きで、そっちにいけば、マカオよりも安い値段で、まぁまぁ綺麗なホテルもあるので、そちらを利用する人も多いです。
また、宿泊を伴う旅客の滞在時間は2.2日、旅客全体では1.2日で、いずれも横ばいとなりました。
2019年、通期のホテル宿泊者数は1390万人。
平均ホテル客室稼働率は90%で、いずれも前年から横ばい。
3〜5つ星ホテルの1部屋1泊あたり平均客室単価は1.5%上昇の170.1米ドル(日本円換算:約1.9万円)だった。
本当に、いろいろなデータをとって、観光業に力を入れているのがわかりますよね!
マカオの重点項目政策
- 観光計画全体の見直し、スマートツーリズム開発の促進
- 美食の都プロモーションの展開持続、観光プロモーションの強化
- 高品質ツーリズム建設の重視、業界のサービス品質の向上
- マカオグランプリ博物館の開業、観光商品資源の多様化
マカオグランプリ博物館は、2016年6月からリニューアル工事のため休館しているが、再オープン時期については、最も早くて今年の夏前との見通しを示した。
2020年通期のインバウンド旅客数予想に関しては、2019年の11月、12月が2桁減が続いるので、現時点では3%程度のマイナスになると予想していると発表されました。
時間がないならセナド広場へ行け
マカオは、夕方になるとほとんどの寺院はクローズしてしまいます。
だいたい、夕方5時ごろですね。
しかし、朝一からマカオに行ってカジノで、ひと遊びしていると、すぐに夕方になってしまいます。
あっこんな時間になっちゃった。。。
どこかに行かないと、パートナーに怒られちゃう、、なんて人は、、
とにかく、どこか一箇所だけでも行きたいと思ったら、オススメは、セナド広場にタクシーで向かえ!です。
このセナド広場も、なんと世界遺産なんですが、セナド広場の周辺にも世界遺産があります。
まず、セナド広場の道を挟んだ向かいにあるのが「民政總署大楼」
写真の右側の白い建物ですね。
まだ、ポルトガルの領地だった頃の1784年に建設され、今も自治局として使われています。
自治局だけでなく、図書館もあり、自由に出入りすることができます。
開館時間: ギャラリー: 9:00~21:00 (月曜休館、祝祭日は開館), 庭園: 9:00~21:00
聖ドミニコ教会
セナド広場を奥に入り、左側に見えてくる教会です。
1587年に、メキシコのドミニコ会の修道士によって創建されました。
教会中には、祀られている聖母マリア像が「バラの聖母」とも呼ばれていることから、別名「バラ教会」と呼ばれています。
毎年5月13日に行われるファティマの巡礼の際は、マリア像がここからペンニャ教会まで運ばれます。
聖ポール天主堂跡
セナド広場から徒歩5分。
マカオにある、世界遺産の中で一番有名な建造物が「聖ポール天主堂跡」。
東アジア最大のカトリック教会として、ポルトガルのイエズス会により1602年に建設されました。
1835年の火事により建物の大部分が焼失してしまい、今の壁だけになったそうです。
夜にはライトアップされますよ!
モンテの砦
聖ポール天主堂跡から徒歩10分くらいですね。
エスカレーターもできたので、エスカレーターで砦の上まで上がれますww
小高い丘の上に建っているのが「モンテの砦」です。
1617年から1626年にかけて、イエズス会修道士によって建造された軍事要塞で、四方合わせて20台の大砲が設置されています。
こちらも、夜景をみながらも楽しむことができます。
これで、最速で5つの世界遺産を、みたことになります。
まとめ
今回は、マカオの経済状況とマカオの魅力について話をしてきました。
マカオは、世界遺産がありすぎて、街のありとあらゆるところに世界遺産があります。
以前は、カジノと観光だけで、小さい子供にはあまり適さない環境でしたが、最近では、小さな子供も遊べるものも充実してきているみたいです。
金融街へのシフトなどの話も出ていて、まだまだマカオは発展している途中なのかもしれませんね。
マカオから、目が離せません!